あげまん理論読者からの以下の質問が届いた。
賛同と励ましの使い分けが難しい時があります
はじめまして。あげまん理論を学んでから彼の仕事についてあなたなら出来るよや信じてるを多用すると、彼がうじうじしてられないねや自分がネガティブな事がダメだという思いにさせてしまったかもしれません。
賛同と励ましの使い分けが難しい時があります。
仕事で自信がないなど落ち込んでいる時に賛同はすると彼がうじうじしてる事を認めた事になってしまうので何が最善か沢山考えてるあなたはうじうじしてないよと伝えましたが正しいのか分からなくなってしまいました。
質問ありがとう。
「男性を賛同すること」と「男性を励ますこと」の違いを詳しく説明していこう。
この記事の目次
賛同と励ましの違いは、目的の違い!「共感したいのか」「元気づけたいのか」の違い


賛同と励ましの大きな違いは、目的の違いだ。
相手に共感したいのか、相手を元気づけたいのかによって使い分けが変わってくる。
まずは男性と女性の賛同と励ましの違いを見てみよう。
以前の記事「男性が結婚を決意するのは、「人生に」共感してもらえたとき。あげまん女性が知っている男女の「共感」の違い」でも語ったが、男性にとって共感とは「受容」であり、女性にとっての共感とは「同意」だ。
女性は共感してもらいたいときに、「分かる分かる」「私もそう思う」と無意識にも相手に同意を求めている。
それ比べて男性は同意してもらいたいわけではなく自分がそう思ったことを認めてほしい。つまり「受容してほしい。なので「あなたはそう思うんだね」「そんな風に感じたのね」と言ってほしいのだ。
男性はそんな風に接してもらえると共感してもらえたと感じることができる。
「励まし」は元気づけることが目的!男女による励まし方の違い


男性と女性でも「励まし」方は全く違う。
女性同士の励ましは、「共感して慰める」ことが重要になってくる。
「それは大変だったね(共感)、何かできることがあったら言って(慰める)」
「えー信じられない(共感)、そんな男のことで悩む必要ないよ(慰める)」
「うんうん私にも同じ経験あるわ(共感)、大丈夫みんなそうなんだって!(慰める)」
という風に、「共感して慰める」ことが女性による「励まし」になる。
これは女性特有の気持ちである
- 私のことを気遣ってくれる人がいるわかってくれる人がいる
- 私は一人ではない
- 助けてくれる人がいる話を聞いてくれる人がいる
という気持ちが満たされると、安心感を取り戻し、気持ちが楽になっていくからだ。
では逆に男性にとっての励ましとは、「能力を信頼して問題を解決させる」ということだ。
「大したことないって、何とかなるって」
「お前なら、絶対できるよ、大丈夫だよ」
「頑張れよ、やればできるよ」
という具合だ。
男性にとっては、
- 自分にはちゃんと能力がある
- この問題は自分にとって大した問題じゃない
- 前に進んでいくやる気がある
という風に、自分の能力に自信を持ち、問題が自分が思っているものよりも小さくなれば、男性は元気を取り戻していく。
さらに男女の励まし方においても、
女性は元気がなかったら声をかける、気をかけてもらえると嬉しいのに対して
男性は自分の能力を信頼している証しとして、ほっといてくれたら嬉しいという違いもある。
この辺りが、男性と女性の大きな違いだ。
男性に賛同するときと、励ますときの使い分け方は?


では、男女の違いを踏まえた上で「男性に賛同するときと、励ますときの使い分け」を伝えていこう。
ただ基本は、使い分けなど考えなくてもいいと思ってる。
あげまん理論で伝えている男性への賛同してあげる基本は「男性の能力を信頼し、あなたなら大丈夫よ」と伝えることだ。
なのでこの一言「あなたはすごいし、あなたなら大丈夫だよ」が男性を勇気付けさせることができる。
それよりも男性にとって大事なのは、放っておくことだ。
男性は問題に感じると自分で解決できると思いたい。だから、しっかりと自分一人で向き合う時間を作ってあげることの方が大事なのだ。
その放っておくという行動そのものが男性にとって「信頼されている証」になる。
質問者さんの場合は、使い分けよりも、相手の能力を信頼して放っておくことが大事だ。
それを覚えておこう。
それでも使い分けたい場合は?


それでも使い分けたい場合は、男性が深く人生に悩んでいる時など賛同を多めでいこう。
・人生に迷っている
・大切な人が亡くなってしまった
などはより元気づけるというよりも、共感(賛同)してあげることを多く意識してあげよう。




そうなのね、そんな風に感じてるのね。
あなたはすごいから大丈夫よ、いつかこんな時もあったって笑い飛ばせるんじゃない?^^
逆に、その男性が目標に向かって進んでいるときには背中を後押しするように「励まし」を多くしてあげよう。
・目標に向かって進んでいるんだけど、嫌なことあって落ち込んでる
・挑戦したけど、失敗してしまった
など男性が前に進んでいる場合は「励まし」を多くしてあげよう。


だめだー!今日はうまくいくと思ったのに、全く的外れだった!
なんでだー、くそー。。。


はい、仕事お疲れ様^^
挑戦したことがすごいんじゃない?それ続けてたら、いつか成功するよ。
ちょっと落ち着いて散歩でもして、頭の整理してきてみたら?^^
という具合だ。
男性と女性の違い、そして相手に伝わる言葉を意識して伝えてあげよう!
いかがだっただろうか。
男性と女性の違い、そして男性が受け取りやすい伝え方を意識しよう。
それだけで全く相手に届く言葉は変わってくる。
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今日もあなたが、「太陽」のように周りを照らしますように^^
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もうぼくはだめだ。本当に人生に迷ってしまった。
死んでしまいたいんだ。