あげまん理論には、働く女性やバリバリ働くキャリア女性から相談がとても多い
その中でも、たくさんのキャリア女性がパートナーシップでやってしまうことの一つに「自分が持っっている能力」をパートナーにも求めてしまうということがある。
例えば、自分がめちゃめちゃ稼いでいるから、パートナーにも稼ぐことを求める。自分がテキパキと動けるから、パートナーにもテキパキと動くことを求める。
そんな風に「自分が持っている能力」をパートナーにも求めることは、良いパートナーシップにはならない。
今日はその部分を解説していこう。
この記事の目次
あなたの能力は、あなただけのもの。同じ能力の人だったら一緒にいて落ち着かない


キャリア女性やバリバリ仕事できる女性と結婚する男性はとても優しくおとなしい男性は多い。
そんな男性に対して「もっとちゃんと考えてよ!」とか「もっとこうしてよ!」とイライラしたり、パートナーに対して当たってしまう女性はとても多い。
これは、「パートナーに対して自分と同じ能力を求めている」コミュニケーションになっている。
パートナーに自分の能力を求めるというコミュニケーションは、パートナーを変えることでもあり、もしあなたと同じ能力を持ったとしたら結局は一緒にいて落ち着かない。
あのね、例えばあなたがめちゃめちゃ仕事できて、テキパキ動けたとして、パートナーの男性も同じようだったとしたら、彼は仕事で家に帰ってこないかもしれないし、ずっと自分の仕事のことを考えてそれを中心に生きることになるんだよ。
そしたら、あなたはあなたの仕事ややりたいことがあって、彼には彼のやりたいことや仕事があって、一緒にいる時間というのは極端に短くなるはずだ。
パートナーシップというのは、お互いのできないことを補完できるからこそ一緒にいれるし、一緒にいて落ち着くんだよ。
あなたの能力は、あなただけのもの。自分の能力を認めることが大切


「パートナーに自分と同じ能力かそれ以上を求めてしまう」には理由がある。
それは、自分の能力を認められていないことだ。
あなたが稼ぐという能力を持っていたとしたら、あなたがやるべきことはあなたのパートナーを稼がせるようにすることではなく、あなた自身が稼げるという能力を持っていることを認めることだ。
相手を変えようとする行動の全ては、自分を認めていないことにある。
あなたはパートナーに対して何をイラついているだろうか?
その部分が本当に変わってしまったらどうなるかちゃんとイメージしてみよう。そしてイラつくということは、自分自身の中でその能力をもっと伸ばしていきたいという意欲があるという自分に気づくことだ。
パートナーは鏡だ。
パートナーの行動にイラつくというのは、そのイラつく部分を自分が認めていないことであり、自分に対して「もっとできる」と思っている意欲がある部分なのだ。
パートナーを変えようとしている自分がいたとき、何についてイライラしてしまうかを見られる自分になろう。
そしてその部分こそ、自分の能力に対して意欲ややりたいことがあるんだと気づけるようになろう。
パートナーを尊敬するということは、「あなたが持っていないもの」に尊敬するということ


パートナーを尊敬するということは、自分と同じ能力や自分よりすごくて憧れることに対してだけではないんだよ。
多くのキャリア女性が、尊敬できる男性というのは自分と同じ能力を持っていたり、さらにすごい能力を持っている人しか尊敬できないという状態になっている。
それでは、パートナーシップは上手くいかない。
大切なのは、自分が持っていないものを、持っているパートナーを尊敬することだ。
家事ができること、ゆっくり話すこと、落ち着いていること、家族を大切にしてくれることなど優しい彼だからこそ持っている部分を尊敬する心を持つことが大事だ。
それが、パートナーの良い部分を見れる心というものだよ。
あなたが持っていないもの、パートナーが持っているものを心から尊敬するためには、あなたが持っている能力を心から認めることだ。
そうしたら、パートナーが持っている能力もちゃんと目に入ってくる。
あなたが自分自身の能力を尊敬していると同じように、パートナーの能力も心から尊敬できるようになってくる。
ぼくはあなたが心から自分の能力を尊敬できるようになって、素晴らしいパートナーシップを築けることを願っているね^^
今日もあなたが、「太陽」のように周りを照らしますように^^
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