恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」（パーシーズ）には、結婚や出産のタイムリミットを感じるアラフォーキャリア女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。今日は読者からのこんな質問に答えていこう。
目次
仕事で余裕がなく構ってあげられなくてごめんという心理は？
parcy’sに相談に訪れる女性にも、男性から「構ってあげられなくて悪いから」と言われて、別れを告げられたという女性は多い。
いっそ「ほかの人が好きになった」「好きではなくなった」といった理由なら可能性がないことが分かりやすく、あきらめもつくのに、恋愛する余裕がないから別れると言われても納得できない、という女性の声は多い。
女性からすれば「きついなら言ってくれれば寄り添ってあげるのに」と思うかもしれないが、そういう場面で別れを選ぶ男性は
・アドバイスされるのがしんどい
・この人はぼくが何を大切にしているのかわかってくれない。
忙しい彼を支えよう、力になろうと思っている女性の気持ちが、男性が喜べる形になっていないことが原因だ。また、口では支えるよ、と言いながら本心では彼に対して不満を抱えてそれを我慢ばかりしているとしたら、それが男性に伝わり、
これではこの女性を幸せにできないし、別れた方がいいのかもしれない。
ぼくを責める視線を感じる。優しくしてほしいんだろうけどそんな余裕ないし、別れるほうがいいのかもしれない。
彼が「構ってあげられないから別れるほうがいいのかも」と思ってしまう原因は、このような不満を我慢してしまう癖、彼に集中しすぎてあなたが自分軸の在り方をできていない事、そして構えないことに対する男性心理を理解できていないことにある。
この記事では、構ってあげられないから別れる、という男性の心理を紐解きながら、どうしたらその別れルートを回避していけるのかについても見ていこう。
ではまずは、構ってあげられないのがなぜ別れる原因になるのか、その心理を見てみよう。
満たされないと感じている
構ってあげられないことを引き合いに出し、「別れる」と告げる男性心理として、彼女と付き合っていても満たされないと感じている場合がある。
本当に辛い時や寂しい時に弱音を吐けない関係であったり、心配せずに見守ってほしいのに余計な口出しをしてしまうことで、彼女から気持ちが離れていってしまうことが別れの原因としてあげられる。
忙しくて女性に構えないとき、男性としては、自分が何に今精力を注いで頑張っているのかを理解し、そうやって全力投球することが大切だと思っていることを受け止めてほしいと思っている。
それなのに、「そんなに頑張らないで休んだら？」「その職場おかしいんじゃない？」といったアドバイスや口出しをしてしまうと、男性は「わかってもらえない」というフラストレーションを抱えるようになる。
男性はありのままを受け止め、「あなたならできるよ、大丈夫」という信頼を求めている。
そうした、彼から発信されているニーズをしっかりキャッチして寄り添うことができれば「構ってあげられないから別れる」という選択肢は取らなくなるだろう。
仕事の優先順位が高い
責任感の大きい男性なら、本当に仕事が忙しすぎて、仕事以外に割ける余裕がない可能性もある。
責任を強く感じた結果、自分の仕事に対する姿勢の基準も高くなり、恋愛を後回しにしてしまうことが起こる。その時に、彼女が不満そうにしていたり、会えないこと、構ってあげられないことで彼を責めるようになると、「彼女に悪い。僕では彼女を幸せにできないから…」と「別れる」と決意することになる。
疲れすぎている
仕事に打ち込み過ぎた結果として疲労が溜まってしまい、ほかのことに無気力になってしまう男性もいる。
彼女が構って欲しそうにしていても構ってあげられないことに申し訳なさが募って「別れる」と告げるんだ。
ほかのことに没頭したい
男性は一つのことに集中したら周りが見えなくなる「モノタスク」という性質を持っている人が多い。
女性は複数のことを同時に進めるマルチタスク気質の人が多いため理解し難いだろうが、男性は何かに没頭するとほかのことが疎かになりがちになる。
没頭する何かから手が引けないタイミングだったときに、幸せにしてあげられないなら付き合っている意味がない、と別れる判断をするのだ。
遊びたい女性がいる
構ってあげられないから別れると告げる男性心理として、彼女以外にも遊びたい女性が複数いるというものがある。
そのほかの女性も気になるし、遊びたいと思っているから、構ってあげられないということを理由に、不満そうにしていたり責める彼女を切って別れようとしているのだ。
彼女に不満がある
構ってあげられないことを理由に別れる男性の心理として、本当は彼女に不満を持っているというものも挙げられる。
言動や行動、態度に常日頃から不満を持っていて構ってあげられない気分が続き、その不満が爆発して別れるという結果に繋がる。
別れをほのめかして彼女を試している
構ってあげられないことを理由に別れると告げる場合、別れをほのめかしたら彼女がどういう反応をするのか試している可能性もある。
自分を追って欲しい、別れたくないと言って欲しいといったように、相手が自分から離れられないと分かっていて別れを切り札に、または相手の関係を変えたいときに別れ話を切り出し、様子を見ていることも考えられる。
忙しさでストレスを感じやすくなっている
構ってあげられないから別れるという男性のなかには、仕事が忙しく些細なことで苛立ちが募るようになってしまい、ストレスを溜め込んでしまっている人もいる。
ストレスを感じ続けている状況によって精神的にもまいってしまい、恋愛のことが面倒になってきてしまい、投げやりに別れを告げるということがある。
自己肯定感が低くなっている
仕事が忙しいだけではなく成果が思ったように上げられていない時も、構ってあげられないことを理由に別れる決断をする場合がある。
小さなミスを繰り返したり、望む結果が得られていなかったりして自信をなくし、自己肯定感が低くなってしまっているのだ。
そういった精神状況になると、こんな自分が恋愛している場合ではないと彼女から離れようとしてしまうのだ
それは本音？恋愛する余裕がない・構ってあげられない
このように、構ってあげられないのを悪いと思っている、幸せにできないくらいなら別れる、恋愛する余裕がないから別れようとするのが男性の心理だ。
parcy’sでは常々伝えているとおり、男性は本質的に大切な女性を幸せにしたいと思っている。構ってあげられないことでそれが叶わないとき、女性のために別れるべきだ、となることが多いのだ。
だが、注意すべきなのは男性が別れを告げる際に必ずしも本音を言わないということ。
恋愛する余裕がないと言っていても、実はそれが本音とは限らない場合もある。
傷つけたくない
構ってあげられないから別れる、恋愛する余裕がないといって女性を振るとき、男性は彼女を傷つけたくないと思っている場合が多い。
・ほかに好きな人ができた
・パートナーとして見られなくなった
このような内心を抱えているが、そのまま伝えて女性を傷つけてしまうかもしれない。
女性が傷つかずにいられるよう配慮した結果、忙しくて恋愛する余裕がないという別れの言葉に繋がる。
実際に忙しい
「仕事が忙しくて恋愛する余裕がない」という発言をする背景として、実際に忙しい場合も多々ある。
器用に仕事をこなせる男性はそれほど多くはないし、目の前の仕事にかかりきりになるとほかのことが見えなくなる人も少なくない。
お金がない
恋愛する余裕がないといって振る時、実は恋愛にかけられるお金がない場合もある。
恋愛はデートや食事などでお金がかかってしまうもの。男性も気前よく払って余裕があるカッコいいところを見せたいとは思うものだが、現実問題お金がなければカッコいいところは見せられない。
かといって素直にお金がないというのは格好が悪いから、構ってあげられないなどの理由をつけて別れることになるのだ。
一人の時間が欲しい
構ってあげられないとは言いつつも、頑張れば時間は捻出できるが、その気力を持てずに別れる選択をする男性もいる。
仕事の忙しさと恋愛で取られる時間によって自分の時間がないと感じた男性は、これ以上時間を捻出できない、その結果彼女を不幸にするなら…と別れを選ぶことになるのだ。
気を使わなければいけないのが面倒
恋愛する余裕がないというセリフの裏には、女性に会うのは気を使うし、セックスをするのも体力を使うため避けたいという思いが隠れている場合がある。
それでも会うのをせがんだり体の関係を求めたりして、男性も精神的に疲れてしまい別れる結果になる。
恋愛をする気になれなくなった
恋愛する気になれなくなった男性も、恋愛する余裕がない、構ってあげられないなどのセリフで別れる場合がある。
ストレスの溜め過ぎ、多忙による疲労によって無気力になってしまい、日常のさまざまなことに興味を持てなくなってしまっている可能性が高い。
では、女性では決して分からない男性心理が満載。男性の本音がわかり彼と自分らしい幸せな結婚を実現する方法を説明しているのでぜひ見てみよう。
男性に恋愛する余裕がないときにやってはいけないNG行動
恋愛する余裕がないというのは本音とは限らないのも理解できただろう。
男性なりの配慮で言っている場合もあるし、実際に忙しい場合だってもちろんある。
いずれにせよ、「恋愛する余裕がない」「構ってあげられない」と実際に思う男性もいて、そこから別れる未来に発展する可能性も現実としてある。
別れを決断されないために、その状態の男性にしてはいけないことについて詳しく見てみよう。
しつこく連絡する
男性から恋愛をする余裕がないと言われたときにしてはいけない行動として、しつこく連絡をするというものが挙げられる。
余裕がない男性は連絡をよこさなくなったり返信をしなくなったりしがちだが、それに対して不安に思うのも仕方のないことだろう。
女性はしんどい時、余裕がない時には連絡が欲しい生き物だが男性は真逆だ。連絡を頻繁にされるとさらに疲れが増してしまい、女性からの連絡そのものが苦痛になってしまう。
また、連絡するなかで男性の都合も考えず無理に会おうとするのもNGだ。
心配しすぎる
男性の余裕がないことに対し、過剰に心配するのもやめておこう。「大丈夫なの？」と何度も聞かれていると、男性は「ぼくのことを信用してくれないんだな」と感じるようになる。
話を無理やり聞こうとする
話を無理やり聞こうとするのも、男性のプライドを傷つける行為だ。
女性は辛い時に話を聞いて欲しいと考えるものだが、男性は自分が一人で問題を解決するという思考になるもの。
それに対して無理に話を聞こうとしても、男性からは反発心しか生まれない。
頼まれていないことをしようとする
余裕がない時に身の回りの世話やお節介を勝手にするのも良くない。
彼からお願いされたことなら問題ないが、何も言われていないのに何かをしてあげようとしても、男性からするとお返しをしなければならないとプレッシャーを感じてしまうものだ。
余裕をなくしている男性にとって、一番の対応とは放置してくれること。
彼のことを信じて、多少気にかける程度で放っておけば、彼も目の前のことに集中できるし信用してくれているという実感も得られるものなんだよ。
ほかの男性と仲良くするのを避ける
忙しい時は放置して欲しいのが男性の特徴ではあるものの、あなたのことを全く考えなくなっているわけではない。
ほかの男性と浮気していたらどうしよう……と心配になる気持ちもあるものだ。そんな心配をさせないためにも、ほかの男性の話題を出したり仲良くしたりするのは控えて、彼が仕事へ集中できるようにしよう。
「構ってあげられないから別れる」を回避する方法
構ってあげられない、余裕がない男性へのNG行動はさまざまだ。
それさえしないでおけば別れの可能性は格段に下がるが、別れたくないのならあなた自身にできることも多い。
そこで、「構ってあげられないから別れる」を回避する方法を詳しく見てみよう。
構ってくれなくても責めず、受け入れる
構ってあげられず寂しい思いをさせているという事実に男性は罪悪感を抱くもの。
そんな時に、
このように責め立ててしまうと、「忙しくて構ってあげられない。恋愛する余裕がない、不幸にするくらいなら別れる」といって別れることを彼に選ばせてしまう。
そうならないためには、彼が構ってくれないことに対して責めず、
「いつもお仕事お疲れ様。余裕が出来たら連絡してね」といって、彼のすべきことを応援する姿勢を見せよう。
彼の負担にならない程度に連絡して励ます
頻繁な連絡は彼の心が離れていく原因になるが、彼の負担にならない程度の連絡なら問題はない。
前もってどの程度の連絡ならいいのか話し合い、二人で決めた範囲内で連絡して励ましてあげよう。
それが彼の頑張りの原動力になり、あなたのおかげで頑張れる、という信頼にもなる。
彼以外に夢中になれる何かを探す
構って欲しいという態度や言動を見せてしまうのは、彼以外に夢中になれるものがないからという場合は多い。
趣味を見つけたり友達と遊んだり、彼がいなくても私は大丈夫という何かを見つければ、構ってくれなくても寂しくなくなるだろう。
彼のほうは、自分がするべきことに集中している間に、彼女が幸せでいてくれることが安心につながる。「この人は自立していて、素晴らしい女性だ」と思うようになるのだ。
そうなると、構ってあげられないから別れるなんてことは絶対に思わなくなる。
ちゃんと彼にあなたの本音は伝えられていた？深く話せることの重要性とは
構ってあげられないから別れるという男性の発言には、その言葉以上の意味が隠されている。
それは、最近忙しくなって構えないから別れたいという意味ではなく、「構えない状態ではあなたとの関係を良好に保つことができない。どうしてほしいかを言ってくれないし、幸せにできないなら別れる」というのが本音であることがほとんどだ。
ここで問題になるのは、あなたは彼に本音の気持ちを伝えられていたかということだ。寂しい、会いたいという気持ちを彼に素直に伝えられていただろうか。
そんなことを言って彼の重荷になりたくないから、と我慢を重ねて不満を抱え込んではいなかっただろうか。
付き合っているのだから構ってくれて当然なのに、私のこと愛しているなら何が不満か察することができて当然なのに…こういった期待を彼に押し付けて、本心を伝える努力を怠ってはいなかっただろうか。
別れの瞬間というのは、カップルの信頼関係の集大成の瞬間と言える。
それまで本音を伝えあえる二人だったなら、彼もあなたに本音を話すだろうし、そうでなかったなら別れのその時だけ本音を話してくれるということはない。
以前の記事「彼と「深く話し合える女性」と「深く話し合えない女性」の違い」でも伝えたが、深く話し合えるようになれば相手とも深く繋がれるようになる。
あなたと彼は、上辺だけの会話をしていて相手の本音を知ることができていない状態になってはいないだろうか。
その状態では、彼はあなたとずっと一緒にいるのは難しい、結婚なんて無理だと感じてしまう。仕事を大切に想う彼の価値観を変えることはできない。今のあなたに構えない状況が終わったとしても、この先の人生でまた、別のことに集中しなくてはならないことが出てくるかもしれない。
そんな彼と幸せになる方法は、構ってあげられないことがあったとしても、彼の愛を信じられるあなたになることと、2人にとってのベストを話し合える2人になることだ。
深く話し合って信頼関係を築き、愛を循環できるようになれば、彼はあなたを手放そうとは思わなくなるんだよ。
幸せを自ら壊してしまうことのないように
以前の記事「幸せな恋愛・結婚を自分から壊してしまう人の特徴とその理由」でも伝えたが、幸せを自ら壊してしまう人は潜在意識に思い込みやトラウマ、心の穴を抱えている。
深く話し合うためにはあなた自身の本音を知る必要があるものの、思い込みによって自己肯定感が低くなり、本当の本音にまで辿り着ない人は多い。
本音を知るためには自分と深く向き合う必要がある。
そして、自己肯定感を高めて本音を知り、自分軸を持てば深く話し合える女性になれる。
そうなれば、彼も本音で話してくれるようになり、2人で協力して支え合って人生を通して愛し愛される関係を作ることができる。
この人と人生を作り上げていきたい。
幸せそうにしてくれるこの人を手放しちゃだめだ。
ずっと一緒にいてほしい、結婚したい
parcy’sではプロのトレーナーが寄り添い、あなたが自分と向き合って本音を引き出すためのサポートをしている。
自分にはどんな能力が足りていないのか、どこを伸ばせばいいのかも客観的に向き合い、あなたの深層心理で抱える思い込みも解消して自分軸を持てるようにフォローしている。
あなたが自分軸を持って彼と話をできるようになれば、彼も本音で話してくれるようになるし、あなたのもとから離れたいだなんて思わなくなるんだ。
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