あげまん理論では、パートナーと「話し合う」ことの大切さをたくさん語っている。
「話し合う」ことは「愛し合う」ことであり、パートナーと素晴らしい話し合いができれば、お互いが愛し合っているという感覚が強くなり、話し合う度に深い信頼が2人を包んでくれる。
しかし、あげまん理論を学ぶ女性たちはこの話し合うことがとても難しいと感じることが多いようだ。「パートナーが感情を出してくれない」「話を聞いてくれない」「いつも話し合いじゃなくケンカになってしまう」という具合だ。
あげまん理論では、そんなときに「アポあり夫婦会議」「聴く力」「あげまん力の5つの力」といった解決策を用意してきた。今日はそんな中でも、話し合いにおける大事な考え方の一つであり、とても大切なマインドセットである「受容と同意を分ける」ということを伝えたい。
これができたら素晴らしい話し合いをパートナーとすることができるだろう。
この記事の目次
まず男性は、ありのままを受け入れてほしい。


以前の記事「男性が結婚を決意するのは、「人生に」共感してもらえたとき。あげまん女性が知っている男女の「共感」の違い」でも書いたが、男性にとって共感してもらうということは、同意することではなく「ありのままを受け入れてほしい」=受容してほしいということだ。
多くの女性は、男性の想いに対して受容することができない。
例えば、「ぼくは海外に住みたい」という男性の想いがあったときに、そこに少しでも住みたくなかった場合同意することは難しい。しかし、男性は受容してくれない=自分の可能性を信じてくれていないと感じてしまう。
多くのさげまん女性は、無言になって何も言えなくなってしまうか、「何言ってるのバカじゃない」と否定してしまう。
しかし、あげまん女性は「やったらいいじゃん」という風に伝えることができる。
これが結婚や夫婦になってくると、より話し合いは自分ごとになっていく。そうなっていくと、パートナーに対して100%の賛同・受容するということがとても難しくなってくる。
ただし、あげまん女性は結婚しても夫婦になって自分ごとになっても100%受容することができる。それはなぜか分かるだろうか。
それが今回のテーマである「受容と同意を分けている」からだ。
受容と同意を分けた話し合いとは?


感情や想いというのは、人の内側にあるもので切り捨てられるものではない。
例えばパートナーが「会社をやめたい、もう嫌だ」という気持ちが出たときに、多くの隣にいる女性が勘違いしていることは、その想いに受容してあげることは、それに同意することだと思っていることだ。
また「会社をやめたい」という気持ちをやりたいに変えようと説得する必要があると思っていることもある。
もし、パートナーが「会社をやめたい、もう嫌だ」と話してきたら、あなたは何と答えるだろうか。「もっと頑張りなよ」と説得するだろうか、「辞めていいよ、私が働くから」と言うだろうか。
あげまん女性はこのように答える。




そうなんだね、やめたいんだね。
嫌だって感じてるんだね、どうしたいとかある?
という風にありのままを受容してあげる。そして、相手がどうしたいのか?どんな風に感じているのか聴く。
そしてあなた自身も自分が感じていることを分かち合う。


今は子育てが手一杯だから、お金の心配ごとが増えるのは私困っちゃうんだよね。でも、あなたが楽しくないのは嫌なんだよね。どうしようかな
という風に自分が感じていることを相手にも伝える。
パートナーとの話し合いで大切なのは、相手に同意できるかどうかというビジネスライクな話し合いではなく、お互いが感じたことをテーブルの上に出すことがとても大切なのだ。
人はお互いの感情や状況が出しつくし、お互いが理解できれば、勝手に2人で最適な答えを導き出すことができる。
お互いが聴き合う、受容し合う話し合いこそ「愛し合う」ということ


相手に共感したふりをして、相手をコントロールするのも違う。
大切なのは、相手の気持ちを理解して、受け止めてあげること。その上で同意しなくてもいいから、自分の気持ちを表現してあげるだけなのだ。
結果、男性パートナーは


聴いてくれてありがとう。そうだよね、子育てもあるよね。
子どもが保育園に入り出してからもう一回考えてみるよ。


こちらこそ話してくれてありがとう、土日はあなたが少しでも休めるようにゆったりした休日を過ごせるように温泉でも行こう。
という風にお互いにとってベストな答えへと流れていくことができる。
素晴らしい話し合いは、お互いのどちらかが主導権を持ってコントロールしていくものではない。
お互いが感じたことを分かち合い、その上でお互いが気持ちいいところに自然と流れていくものだ。
あなたも相手を100%受容し、自分の感情を分かち合おう


ぜひあなたも、素晴らしい話し合いができるようになろう。
相手を100%受容し、それに対して自分の感情を分かち合うことだ。
そうして、お互いが理解できたら、お互いにとってベストな答えに辿り着くことができる。
自分が相手の考えに同意できるかなど考えなくていい。
そして相手を説得したり、コントロールする必要はない。相手を説得したりコントロールしたとしても、相手はあなたに対して信頼を落とすだけ。不信感が増えるだけ、不信感が増えると共に親密さは犠牲になっていく。愛はなくなっていく。
そうではなく、愛し合う「話し合い」を行うことだ。
愛し合う話し合いは、すればするほどお互いの信頼が増え、愛情が増していく。
これは大きな違いだ。
あげまん理論を学べば、一緒にいる時間が増えれば増えるほど、年月が経てば経つほど、お互いの信頼度やラブラブ度は増えていく。
それはこの愛し合う「話し合い」があるからだ。
ぜひあなたも試してみよう。
今日もあなたが、「太陽」のように周りを照らしますように^^
もう一記事いかが?「話し合い」についての記事はこちら

会社をやめたい、もう嫌なんだ。