プロポーズ「この人でいいのか」と即答できずに保留に。どうやって見極める？

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parcy'sで叶うのは、ゴールとしての結婚ではなく、一生続く“あなたらしい幸せな結婚”だ。

parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。

昨年婚活をし、現在結婚を前提にお付き合いしている人がいて、彼は私より8歳年上です。
結婚の準備をしていますが、想像していたより楽しくないし、本当にこの相手でいいのか迷っています。

迷ったけど結婚してよかったと思っている方はいらっしゃいますか？

質問ありがとう。それでは今日は「この人でいいのか不安になること」について話していく。

相談者さんは、「彼からプロポーズされたが不安で保留にしてしまっている。どう判断すればいいのか分からない。」と悩んでいるが、悩んでしまうのは自分の人生の方向性が明確ではないからだ。

どんな人生を歩んでいきたい、だから「この人」と一緒に人生を歩もう。こう考えることができれば、どうやって決めていけばいいのか自分でわかるようになるし、ただただ迷い続けることはなくなる。

また、大切なのは今手に入れているかもしれない幸せを、自分の手で壊してしまわないことだ。

幸せになれる気がしない、というネガティブな考え方に支配されていないか、ぜひ自身について深堀してかんがえてみてほしい。

この記事では、結婚をこの人でいいか不安になってしまうことの背景にある自己否定についてと、その解消法を解説しながら、自分の人生の方向性を決めるために大切な「キーバリューズⓇ（価値軸）」をどう確立していけばいいのか、語っていこうと思う。

いつまでも迷って不安…という状況から抜け出すことができると思うので、最後までぜひ読み進めてほしい。

1 プロポーズをしてくれたけど「この人でいいのか」と不安になる理由
2 この人がいいと思う判断基準
3 プロポーズを保留する際に気を付けたいこと
4 プロポーズを受け入れるためにできること
5 不安＝囚幸感情Ⓡから目をそらさずに受け入れること
6 キーバリューズⓇ（価値軸）があればプロポーズを笑顔を受けられる理由
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プロポーズをしてくれたけど「この人でいいのか」と不安になる理由

プロポーズを受けた瞬間、うれしさと同時に「この人でいいのか」と迷いが生じることは珍しくない。人生を大きく左右する選択だからこそ、将来のビジョンや価値観の違い、自分の気持ちに向き合う時間が必要になる。

不安の背景にある、様々な要素を見ていこう。

自分の将来をしっかり考えたい

プロポーズという人生の大きな節目を迎えたとき、誰もが「この人でいいのか」と自問するものだ。

なぜなら、これからの人生を共にする相手を選ぶ重大な判断だからだ。

特に「キャリア」や「自己実現」を手放すことへの恐れと、「家庭」「結婚」「ライフスタイル」への不安との間で揺れることが多い。加えて、これまで積み上げてきた努力や地位を守りながら、パートナーとの新たな関係を築く難しさにも直面する。

将来的な転勤、育児の負担、両立の可否など、現実的な課題が頭をよぎるたびに、「この人でいいのか」との思いが強まっていくのだ。

「この人と一生」が想像できない

心から「この人でいい」と思える相手なのか、そう自分に問うのは、「人生を一緒に歩むビジョン」がないからである。

たとえば子育てや働き方、老後の過ごし方などを彼との関係性で想像できないとき、不安は膨らむ。

逆に言えば、「この人と一緒」を描けるかどうかが、判断の鍵になる。

特に仕事に誇りを持ち、自立した生活を築いてきた女性にとっては、「誰かと生きる未来」を描くこと自体が未知の体験なのだ。

彼との生活がどのように日常に溶け込むのか、価値観の違いにどう折り合いをつけるのか、想像する材料が足りなければ不安になるのも当然といえる。

親や友人に相談したい

「この人でいいのか」と感じたとき、多くの人が信頼する人に背中を押してほしいものだ。

親や友人に相談したいと感じるのは、心の安定と客観的な意見を求めている証拠である。ただし、誰かのアドバイスに流されたまま保留期間が長引くと、彼に不安や疑念を抱かせることもあるため注意が必要だよ。

また、親世代や友人たちの価値観は、自分自身の人生観や結婚観とは異なる可能性がある。

他者の意見に耳を傾けることは参考になるが、最終的に決めるのはあなた自身だということは押さえておこう。

向き合うためには、まずは自分の本心と向き合うこと「あなたは彼とどうなりたいの？」

「この人でいいのか」という問いは、自分の価値観や人生の軸を見つめ直すチャンスだ。

相談は判断材料の一つとして冷静に受け止め、最終的には自分の内側と対話することを忘れないようにしよう。

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この人がいいと思う判断基準

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「この人でいいのか」と迷うときこそ、感情だけでなく具体的な判断基準を持つことが重要だ。

価値観の一致度や関係性の心地よさ、そして共に成長していけるかどうかなどを丁寧に見極めることで、自分にとって本当に大切な相手かどうかが見えてくる。

金銭面や仕事など、人生で重要な事柄の価値観が一致しているか

収入、キャリアプラン、家計管理、ライフスタイルに関する価値観が一致しているか、確認することは重要だ。

特に仕事に誇りを持つ女性にとっては、互いに尊重しあえるかどうかが基準となる。

例えば、将来的に転勤やキャリアチェンジを考えている場合、その選択に対して相手がどのように受け止めるかが重要な判断材料にすることができる。

もちろん、価値観がすべて同じ人を探すことはできないが、あなたが譲れないと思うことも、彼が譲れないと思うこともあるものだ。その、譲れないと思うことが決定的に違ってはいないか、話し合ってすり合わせできるものなのか、確認することはとても重要だ。

なによりも、「この人でいいのか」と感じたときは、お金についてであれ、キャリアについてであれ、自分のあたりまえを相手に押し付けるのではなく、「どうやったら折り合いが付けられるか」を話し合える相手かどうか、付き合っていく中で実際に話し合いをしてみて見極めることが必要だ。

彼と一緒にいる自分が好きかどうか

自分に問いかけてみる。彼が好きかではなく、彼といる自分は好きか。こう在りたいといられる自分でいられるか

存在そのものを肯定され、自然体でいられる関係は、結婚において大切だ。

たとえば弱音を吐いたときに責められずに受け止めてもらえるか、一緒にいると笑顔で過ごせる時間が増えているか、自分らしい言葉や表情でいられるかどうかは、日々の積み重ねのなかで見えてくる。

逆に、気を使いすぎて疲れる、無意識に本音を隠してしまうような関係性であれば、結婚後の生活に無理が生じやすい。

彼と過ごす時間が自分を縛るものではなく、広げてくれる感覚をもたらすものであるかどうか、彼と一緒にいる自分を肯定できているかを、確かめてみよう。

ただし、あなたがその男性といる時に自然体でいられないことの原因が、男性にはないこともある。自己肯定感が低い、自分が幸せになれるはずがないという思考の癖（囚幸感情Ⓡ/：しゅうこうかんじょう）があると、その問題が原因となって、相手が誰であっても、自然体でいられず一緒にいると疲れる、長く付き合うほど冷めていくといった恋愛のこじらせを繰り返してしまう。

もし、今回プロポーズされた彼との関係だけでなく、これまでの恋愛で何度もこういったこじらせを経験したことがあるのなら、あなた自身の問題に向き合うことが先決だ。

あなたの問題を解消さえすれば、「もう無理だ」と別れる必要はないのだからね。
自分で関係を壊す癖がないかぜひ、過去の経験や内面で感じていることに向き合ってみてほしい。

将来を共にして二人が成長できるか

二人で挑戦し、支え、励まし合いながら成長できるかどうかは判断基準になる。

人生は予想外の出来事が起こるものだ。病気ケガで働けなくなることもあるだろうし、仕事が忙しくなる、転勤や転職、子どもを考えているなら妊娠出産、子育て中であれば子どもの対応など、常に予想外の出来事が起こり続け、常に変化が起こるものだ。

そうしたときに、状況に応じて変化・成長できないでいると、ふたりの関係にも歪みが生じやすい。

たとえば、仕事で悩んでいるときに対話を避けず、互いに目線を合わせて向き合える関係、あるいは新しい目標に対して応援し合い、刺激を受けながら高め合える存在であるなど、そうした関係性には単なる情熱とは異なる深い信頼が育まれる。

将来に向かって共に歩むには、個人としての成長と関係性の成熟が両立している必要だ。

「この人でいいのか」と悩むときは、長い視点で見たときにその人となら変化を楽しめるかどうか、という視点も持ってみよう。

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プロポーズを保留する際に気を付けたいこと

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プロポーズの返事を保留するという選択には、相手との関係性を大切に思っているからこその迷いでもあるよね。
でも、黙って考え続けるだけでは、彼に不安や誤解を与えてしまう。

保留する際には誠実な対応が求められ、伝え方ひとつでその後の信頼関係にも大きく影響するので次のことを知っておこう。

返事の期限を設けて彼の不安を和らげる

「この人でいいのか」と自分が感じる通り、彼にも不安は伝わっている。
だからこそ、返事の期限を明確に伝えることで彼の不安も軽減できる。

たとえば「1か月以内に返事する」と約束すれば、状況も進めやすくなる。

プロポーズは、相手にとっても勇気ある決断であり、返事を待つ時間は決して心穏やかでいらるものではない。

期限が定まらないまま時間が経過すると、彼の中に疑念や自己否定が芽生え、関係に亀裂が入る可能性もある。

たとえ悩んでいたとしても、期限を区切ることで彼は自分の気持ちに折り合いをつけやすくなる。

さらに、期限を決めれば自分自身も判断を先延ばしにせず、主体的に向き合う覚悟が整う。

「この人でいいのか」と揺れるからこそ、期限を切ることが、あなたにとっても彼にとっても大切なんだよ。

必ず感謝の気持ちを表す

プロポーズの答えに迷うのも、それだけ彼を真剣に考えている証拠だ。
だからこそ、迷いを伝えるときにも「まずはプロポーズしてくれてありがとう」と感謝を伝えるようにしよう。

プロポーズには勇気と覚悟が込められており、返事を保留されることは相手は不安や寂しさを感じるものだ。

即答できない理由を伝えるとともに、まず感謝の言葉を明確に伝えるようにしよう。

また、「ありがとう」のひと言には、彼の気持ちを受け止める意思が込められる。

感謝を伝えたうえで悩んでいる理由を共有すれば、彼も自分の思いを大切にされたと感じ、二人の対話が前向きなものになるのだ。

自分の想いや考えを素直に伝える

「この人でいいのか」と感じている理由を、具体的に伝えるのが大切だ。

「不安」「迷い」の感情を正直に伝えることで、彼も一緒に考えることができる。

たとえば、「キャリアを手放すことが怖い」「家庭にどれだけの責任を持てるのか自信がない」といった思いを、隠さず丁寧に言葉にすることが必要だ。

ただ黙って保留するのではなく、自分の中で何が引っかかっているのかを共有すれば、彼も一方的に待たされているのではなく対話しながら、二人にとっての最善を作っていくことができる。

素直な気持ちを言葉にすることは勇気がいると感じるかもしれないけど、長く共に歩む関係を築くうえで、話し合いは欠かせない土台だ。
結婚前からその土台を強くするために、話し合いを大切にしていこう。

プロポーズを受け入れるためにできること

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「この人でいいのか」と迷い、プロポーズの返事を保留しているときこそ、自分と向き合い、関係を見つめ直す重要なタイミングだ。

まず必要なのは、自分自身の内面をしっかりと見つめ、キーバリューズⓇ（価値軸）を確かなものにしよう。

キーバリューズⓇ（価値軸）

自分の中にある本当に大切な、人生の指針となるレベルの譲れない価値観で作られる、気分や状況、相手によって変わることのない選択軸・判断軸。深い自己理解、自己分析から見出すことができる。

キーバリューズが不明瞭な状態では相手に依存した選択や、親から引き継いだ価値観、常識に囚われた選択をしてしまったりしまう。相手のあるがままを受け止められずに期待や「あるべき論」を押し付けてしまうなど、幸せな関係性を築くことができない。

そうして、自分と向き合って軸を持った状態で、彼とじっくり対話する時間を持とう。
将来に対する考え方や価値観を言葉にし合うことで、見えなかったすれ違いや思い込みに気づける場合がある。

また、二人の関係性をより具体的に捉えるために、短期間の共同生活や家計のシミュレーションなど、日常を仮体験してみるのも良い方法だ。

実際の生活に触れることで、「この人と一緒に暮らすこと」を現実的に想像しやすくなる。

そして、もしそれでも自分の中に深い迷いや不安があるのだとしたら、信頼できる第三者の視点を聞くのもおすすめだ。
心理カウンセラーや親しい友人の言葉を通して、感情を客観視することで、新たな視点が生まれる。

最終的には、自分の気持ちを明確にし、納得のいく答えを見出していこう。

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不安＝囚幸感情Ⓡから目をそらさずに受け入れること

「誰と結婚してもうまくいかない自分」になっていない？結婚は「良い人探し」ではなく、「誰と結婚してもうまくいく自分」になることが大事

「この人でいいのか」と迷い続ける理由の一つに、自分でもはっきりと掴めない漠然とした不安がある。

その正体こそが「囚幸感情Ⓡ(しゅうこうかんじょう)」だ。

囚幸Ⓡ感情（しゅうこうかんじょう）

幼少期に主に両親などの周囲の人との関係によって潜在意識刷り込まれた認識（思い込み）に、思春期以降繰り返される自己否定が合わさることで作られる、無意識にやってしまう「幸せからの逃げ癖）」。

「自分には無理」と決めつけて、よりよい未来に向けた選択や挑戦できない、幸せな方向に進めないブレーキとして働いてしまう

たとえば、「私は幸せになれない」「ありのままの私は愛されない」「結婚は窮屈で、女性が損をする」といった囚幸感情があると、どうしても結婚に前向きになることができない。

結婚が怖い、母や父のようになりたくない、結婚してもうまくいかないという恋愛に対する囚幸感情

「この人でいいのか」と迷いが消えないのは、この囚幸感情Ⓡに気づかないまま、その場しのぎで気持ちを整理しようとしているからだ。

以前「結婚したいのに「結婚が怖い」と感じてしまう理由。怖さを癒し、幸せに変えていく方法」でも伝えたが、結婚したいといくら動いても、無意識の「結婚が怖い」というブレーキが現実を止めてしまうんだよ。

不安と向き合うことを避け、感情を押し込めたまま結婚へと進んでも、同じ不安が繰り返し浮かび上がって、その不安の原因を「相手が悪いからだ。彼じゃない人だったら…」という間違った認識を持ってしまう。

本当なら幸せになれたかもしれない相手との関係を壊さないように、表面的な条件や周囲の意見に頼るのではなく、自分の内面にある囚われを認識し、見つめ直すことが大切なんだよ。

囚幸感情を見つけるには、自分の嫌な面に目を向けることになったり、過去の経験を深堀する必要があって、時に苦しいと感じる人もいるけど、本質的な安心と納得を得るためには避けて通れない道なんだよ。

parcy’sのトレーニングには、このプロセスを失敗なく、限りなく短く・苦しまないで通るノウハウがたくさん詰まっている。また一人で行うのではなく、トレーナーが伴走してくれることで、不安に負けることなく囚幸感情を取り去ることができる。

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キーバリューズⓇ（価値軸）があればプロポーズを笑顔を受けられる理由

あのね、自分を変える勇気がないから婚活が終わらないし、愛する人との結婚が叶わないんだよ

「この人でいいのか」と悩む背景には、自分の中にある囚幸感情Ⓡ(しゅうこうかんじょう)が原因となってしまっていることが多い。

また、囚幸感情があることで自分が何が大切なのか、人生で譲れない価値観を見つけることが難しくなってしまう。理想に向かって歩みだしたくても、「自分なんかが、どうせ」「親がいっている幸せが一番だ」といった囚幸感情に引っ張られて、自分にとって何が大切か、が見えにくくなるからだ。

【parcy’sモデル図解】キーバリューズⓇ(価値軸)がある恋愛をすると「幸せな結婚ができる理由」を世界一わかりやすく解説」でも伝えてきたが、囚幸感情をなくしていくと同時に、あなたの人生で譲ることのできない大切な指針として、キーバリューズⓇ（価値軸）を明確にすることにも取り組むことは、幸せな結婚には欠かせない。

自分は何を守りたいのか、何に喜びを感じるのかが明らかになれば、「この人でいいのか」という迷いはなくなっていく。

判断にブレがなくなり、他人の意見に左右されずに、自らの選択に納得できるようになるからね。

一人で囚幸感情をなくしながら、キーバリューズを見つけていくのは難しいことだ。
今プロポーズを保留している状況から、あなたの最善の答えを自身を持って言えるようになるために、ぜひプロに相談してほしい。

だから恋愛・結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」がある。