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質問ありがとう。
それでは今日は「好意をもたれると気持ち悪くなる現象をなんという？」について話していく。
目次
好意を持たれると気持ち悪くなって逃げたくなる現象の正体は？
好意を持たれると気持ち悪くなるのは、主に以下2つの原因がある。
- 男性から女性として見られることに対しての抵抗感
- 女としての自分を認められない女性性の否定
順番に解説していく。
男性から女性と見られることに対しての抵抗感
男性から女性として見られることに対しての抵抗感があり、気持ち悪く感じる女性がいる。
仕事の同僚、上司、お客さんとして男性に接する分には抵抗もなく友好的な関係を築くことができるが、合コンや婚活などで男性が「私に好意を持っている」と思うと気持ち悪さを感じるのだ。
この気持ち悪さは、
- 過去の恋愛の失敗を思い出すから
- 仕事に徹した関係を築きたいのにそうできないから
- タイプではない男性に好かれても困る
- ストーカーなどの被害にあったことがあるから
- 自分の女性性が認められないから
こういった事情が背景にあることが多い。
相手の良し悪し、あなたがその男性とどうなりたいか、を考えるより先に、好意を持たれた途端に気持ちがと引いてしまうから、なかなか出会いをつなげられず、恋人もできない。好きな男性とも親密になれない。
このように、男性から女性として見られることに対しての抵抗感から、なかなか恋愛がうまくいかなくなる。
とくに、「女として扱われること＝性の対象とされること」と結びつけてしまうと、男性からの好意やちょっとしたあなたへの関心の目さえも警戒してしまう。これは、過去に性的な目線を向けられた経験や、家庭内で女性性に対する否定的な価値観を刷り込まれた経験が影響していることがある。
また、「女性として見られる＝何かを期待される、応えなきゃいけない」という無言のプレッシャーを感じていたことも原因だ。
女としての自分を認められない女性性の否定
好意を持たれた途端に、男性からの好意が気持ち悪くなることの原因は、深堀していくと女性性の否定に行き着くことがほとんどだ。
女性は損だと思っていたり、女性らしくいることが窮屈で幸せになれないと思っていたりして、自分自身の女性である一面を受け入れられずにいる「女性性の否定」が原因で、男性から好意を持たれると気持ち悪く感じてしまうのだ。
男性に好意を持たれるということは、あなたを女性であることを突き付けられるということ。自分自身で否定している部分を明らかにされることで気持ち悪さを感じてしまうのだ。
女としての自分を認められない、女性性を否定している状態で感じる好意への気持ち悪さは、男性に原因があるのではなく、あなたの囚幸感情®︎にある。囚幸感情とは、無意識に根付いた自己否定的な思考の癖のことだ。
たとえば、子どものころに「男の子にいじめられた」「好きだった男子に冷たくされた」といった経験があると、「女としての私には価値がない」と思ってしまい、自分の中の女性性を否定するようになることがある。
また、家族環境の中で「女の子だけど長男のようにふるまうことを求められた」「家を継ぐプレッシャーがあった」などの背景があると、「女性である自分」を押し込めてしまい、大人になっても“女性らしさ”を出すことに無意識に抵抗が生まれてしまう。
さらに、性的な目覚めを親に否定された経験や、母親の女を感じる姿を偶然見てしまったことも、自分のセクシャリティを否定する原因になることも少なくない。
こうした体験の積み重ねにより、「自分が女性として扱われること＝気持ち悪い」と感じるようになっていく。
さらに深く見ていくと、「親を安心させるために、自分は子どものままでいなくてはいけない」と思っているケースもある。
親の期待や心配を背負う優しい子ほど、「大人の女性になること＝親を置いていくこと」と無意識に感じてしまい、自分の中の女性性を認められずに押し込めてしまうのだ。
このように、自分の中にある女性性を否定してしまった背景は人によってさまざまだが、共通するのは「女としての自分を肯定できない」という、囚われた考え方になってしまう、囚幸感情®︎にあるのだ。
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好意を持たれると気持ち悪くなる、克服方法はある？
好意を持たれると気持ち悪くなることへの克服方法を見ていこう。
- 好意を持たれると気持ち悪くなってしまう原因を考える
- 男性への理解に努める
- 相手の人間性に目を向ける
- 自己肯定感を高める
- 他の男性へ目を向けてみる
- 恋愛で完璧を求めないようにする
- 恋愛から離れてみる
好意を持たれると気持ち悪くなる現状を変えたい人は、参考にしてみてほしい。
❶好意を持たれると気持ち悪くなってしまう原因を考える
まずは、なぜ好意を持たれると気持ち悪くなってしまうのか、原因を考え掘り下げる必要がある。
原因は前述したように、「男性から女性として見られることに対しての抵抗感」と「女としての自分を認められない」の二つになる。
この原因を掘り下げるには「なぜ男性から女性として見られることに対して抵抗感があるのか」「なぜ女としての自分を認められないのか」など、ひたすら「なぜ？」を繰り返していくといい。
例えば、
Q：「なぜ女としての自分を認められないのか？」
↓
A：「自分が女性であることを嫌悪しているから」
↓
Q：「なぜ自分が女性であることを嫌悪しているのか？」
↓
A：「母親を女として軽蔑しているから」
このように、まずは「なぜ？」を繰り返して、好意を持たれると気持ち悪くなる原因を掘り下げてみよう。
❷男性への理解に努める
好意を持たれると気持ち悪くなるのを克服するために、男性への理解に努めるという方法もある。
「気持ち悪い」と感じて拒絶するのは、あなたの思い込みが原因であることが多い。どのような思い込みかは、❶でおこなったように「なぜ」を繰り返し、さらに深堀りをしていくうちに見つけることができる。
過去に男性に傷つけられた経験から「男性は裏切るもの」という思い込みがあるかもしれないし、「自分は愛されない」という思い込みから「こんな私に好意を寄せる人は怪しい」という考えが湧いてしまっているのかもしれない。
根本的な解決のためにはこういった思い込みを解放していくことが必要だが、すぐに一人でもできる対応として、あなたの考えは脇において、男性自身を理解するという方法もある。
「この人は気持ち悪い」と切り捨てる前に、男性の言葉を、行動をあなたの価値判断を挟まずに見ることを意識してみよう。そしてまずは友人関係を築いてみよう。
友人として接するうちに、男性を少しずつ信頼し、理解できるようになれば、好意への抵抗感が和らげることができる。
気持ち悪いと離れる前に、できる範囲で男性のことを理解していき、同時に根本的な解決として自分の内面を深堀することを進めていこう。
相手の人間性に目を向ける
相手の人間性に目を向けてみよう。
仮に外見や属性などのタイプではないと感じたとしても、内面に目を向ければ尊敬できる人が多いことに気づくだろう。
相手の人間性も見ずに「気持ち悪い」の一言で片づけてしまっては、いつまで経っても好意を持たれるたびに気持ち悪くなってしまう。
だから、相手の性別や外見、職業やステイタスと言った上辺だけで判断せず、人間性に目を向けてみよう。
自己肯定感を高める
好意を持たれると気持ち悪くなるのを克服するために、自己肯定感を高めることも大切だ。
相手を気持ち悪く感じるのは「人に好かれる価値がない」とか「私には愛されるほどの魅力がない」と思い込んでいる場合が多いからだ。
好意を持たれている以上、相手はあなたに魅力を感じていることは間違いない。
あなたは自分に価値を感じていないかもしれないが、少なくとも相手は感じているのだ。
自分を卑下する必要はない。
「私は人から愛される存在だ」と、事実のみを受け入れればいい。
他の男性へ目を向けてみる
男性にもさまざまなタイプがあることを知らないまま、視野狭窄になってしまっているケースも少なくない。
相手の条件だけを見て、深く知らないまま恋愛対象から外してしまった結果、興味のない相手から好意を持たれるために気持ち悪く感じてしまうのだ。
男性を色眼鏡で見ず、普段は関わらないような人や、見た目がタイプではないなど表面的な条件には当てはまらないと思う人とも自然体でかかわってみることで、「男性にはこういう一面があるのか」と気付くことがある。
そうやって、男性に対する知見を持つことで、苦手意識が薄まることにつながる。
恋愛で完璧を求めないようにする
好意を寄せられると気持ち悪く感じる女性は、恋愛において完璧主義な傾向もある。
どれだけ好きな人でも、相手の悪いところを見てしまって幻滅し、関係が破綻してしまうのが怖くて、好意を寄せられたときに、抵抗感が生まれてしまうのだ。
だが、恋愛に限らず前提として、人には長所もあれば短所も当然ながらある。今は短所だと思うところでも、この先の人生で気にならなくなることもあれば、むしろ助けられるということも起こるだろう。
相手に直してほしいところがあるのなら、無理に我慢して受け入れたり、一人で幻滅するのではなく、相手に思うことを話してみることだ。
恋愛から離れてみる
好意を持たれるとどんな相手であれ気持ち悪く感じるのなら、意図的に恋愛から距離を置いてみるのもいいだろう。
いまのあなたは、恋愛のことで悩み続けた結果として、恋愛に疲れてしまっているのかもしれない。
仕事や趣味などに集中するなど、あえて恋愛のことを考えないようにしたり、友人との時間を楽しんだりすれば、恋愛で疲れた心もリフレッシュでき、男性に対してもフラットな心境で向き合えるようになるだろう。
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女性性の否定には母親との関係が影響している
女性性の否定には、両親との関係が影響してくる。特に影響するのは、母親との関係だ。
子どもにとって、母親は一番身近な女性のロールモデルだ。
ロールモデルである母親から女性性を否定される経験をすると、恋愛や結婚でも自分の女性性を受け入れられない状態になってしまう。
女性性の否定とは、
- 母親の不倫現場を見てしまった
- 女の子らしい服装を禁止された
- 思春期のときに彼との交際を口うるさく言われた
- ヒステリックな母親を見て「あんな人になりたくない」と思った
- 母親が父親の言いなりで不幸そうだった
などがある。
母親の姿を通して思い込んでしまったこと、母親との関係でストレスに感じていることが、あなたが自分の女性性を否定してしまうことの原因だ。
こういった過去の出来事や悲しかった想い、辛かった感情などを大人になったあなたの目で理解しなおすことで、自分でも知らないうちに否定してしまった自分自身の女性性を受け入れることができるようになる。
不孝な恋愛を繰り返さないためにも、母親との関係を見直してみよう。
「母親との関係が原因で男性に嫌悪感を持つのかもしれない」と心あたりのある人は、以下の記事も読んでみてほしい。
母親に褒められたことがない・・39歳婚活で褒めない母親と向き合い幸せな結婚をする方法
女性である自分を受け入れるために
女性である自分を受け入れるには、無意識に母親と自分を重ねてしまっていることに気付き、自分の人生は自分のものだと理解する必要がある。
それは「自分軸」であり、ありのままの自分を受け入れることだ。
婚活をずっと終えられずにいたり、同じパターンで別れを繰り返していたりする人は、家族の意向や彼の気持ち、世間的な常識を自分の気持ちや本音よりも優先する「他人軸」で生きてしまっている可能性が高い。
他人軸からキーバリューズ®︎（価値軸）での生き方へとシフトし、自己肯定感が高まっていくと、今までの苦労が嘘だったかのように人生が進み出す。
あなたがもし人生で立ち止まっていると思うなら、それはあなたの身体が発しているサインかもしれない。
体や心が「このままいくと、もっと大きな不幸になっちゃうよ」と教えてくれているのかもしれない。
自分と向き合って、あなたらしい人生を歩んでほしい。
ありのままの自分でキーバリューズ®︎（価値軸）での生きていくことで、あなたの未来は確実に前に進む
好意を持たれると気持ち悪くなる原因を見つけたら、あとは変わると決心することだ。
他人軸から抜け出し、キーバリューズ®︎（価値軸）をもつことで、相手の好意を素直に受け入れることができたり、行動が変わってくるものだよ。
以前の記事「【図解】キーバリューズがある恋愛をすると「幸せな結婚ができる理由」を世界一わかりやすく解説」でも伝えたが、キーバリューズを持てないことや自分を認められない原因は、自己否定しているからだ。
自己否定している原因と向き合い、本来のあなたらしくない思考にあなたを閉じ込める囚幸感情®︎(しゅうこうかんじょう)と向き合い、解放していくことで、キーバリューズ®︎が見えてくるようになる。
彼氏を作りたくても作れない、結婚したくても結婚まで進まない場合は、キーバリューズを持てていないからかもしれない。
ありのままの自分を肯定し、キーバリューズを持ち、自分が大切にしたいものをうまく相手に伝えられるようになろう。
そうすれば、好意を持たれると気持ち悪くなることもなくなり、出会う男性や彼と素敵な関係を築いていけるからね。
しかし、自分一人の力でキーバリューズ®︎を明確にして、原因になっている囚幸感情®︎（しゅうこうかんじょう）を解放することは極めて難しい。
自己流でやっていてはいつまで経っても男性と恋愛できず、変わらない現実に苦しむ。
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読者の質問
38歳でIT系の会社に勤めています。
私は「男性から好意を持たれると気持ち悪くなる」という悩みがあります。
すべての男性が苦手なわけではありません。今までに好意を持った男性もいますし、男性の友人もいます。
なぜか相手から好意を持たれると気持ち悪く感じます。
こちらが好意を先に示して、相手が好意を示してくれた場合でも急に気持ち悪くなって逃げてしまったり…
過去に男性から嫌なことをされた経験は一度もありません。
私は将来的に結婚もしたいですが、38歳です。出産のことも考えると、焦りもあります。
どうしたらいいのかわからず、悩んでいます。アドバイスをいただけると幸いです。