恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」(パーシーズ)には、結婚や出産のタイムリミットを感じる経済的に自立した30代・40代女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。
parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。
質問ありがとう。
では、今日は仕事最優先でいつも「異常」な別れ方を繰り返す、結婚が遠のく女性の共通点を伝えていこう。
(解説動画はこちら▼)
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目次
女性の「限界出会い年齢」は35歳、「限界結婚年齢」は38歳
以前の記事「35歳を超えて、恋をして結婚する方法」でも紹介したが、東洋経済の記事で
恋愛して結婚する「限界出会い年齢」が算出されたことがある。
これによると、恋愛結婚するための男性の限界出会い年齢は36.9歳、女性は34.6歳と出た。
全員とはいえないが、男性は37歳、女性は35歳を超えるとほぼ恋愛相手との出会いはないということになる。
つまり質問者さんの恋愛して結婚する上で、38歳という年齢は、ここから恋愛結婚できるのは5%以下の限界年齢になっているということだ。
まずはこの現実を覚えておこう。
結婚が遠のく女性の共通点
40歳を目前に結婚が遠のく女性には、次のような共通点がある。
ぜひ当てはまっていないか確認してみてほしい。
①異常な別れ方・危険な別れだと気づけていない
結婚が遠のく女性の共通点、1つ目は「異常な別れ方・危険な別れだと気づけていない」という点だ。
以前の記事「いつも同じ理由で振られるのは理由がある?「こじらせ女性」に多い別れパターン5つと別れを選ぶ男性心理」でも紹介したが、恋愛・結婚でこらせているほとんどの女性は、次のような別れを経験している。
・いつも自然消滅で気づいたら関係が終わっている
・彼から「別れたい」と言われて別れる
・急に音信不通になり別れる
・話し合うこともなく一方的に別れを告げられる
・最後はいつも喧嘩別ればかり
これらの別れ方は、一見どれもよくある別れ方にも思えるが、そう思ってしまっていること自体に問題がある。
よく考えてみてほしい。
別れの瞬間とは本来、「最後の本音を話す瞬間」だ。
それなのに、何も言わずに別れを告げられたり、一方的に別れを告げられるのは、最後の瞬間でさえも「本音を共有したい」と思えなかったということになる。
付き合っている中で、本音を我慢して感情を爆発させてしまい、「重い」と思われていた女性は、
話す余地を与えてしまうと、また悲しみや怒りの感情をぶつけられてしまう。
話し合ったとしても、きっと何も解決しない。
何も言わずに別れたほうがお互いにとっていいのかも。
と、男性に自然消滅を選ばせてしまう。
自分が危険な別れ方をしているということに気づき向き合っていかない限り、理由もわからず何度も同じ別れを繰り返すことになる。
②偽りの自分で愛されようとしてしまう
2つ目は、「偽りの自分で愛されようとしてしまう」という点だ。
子どもの頃に素の自分を出したことで嫌われたり、いじめられた経験がある女性は、恋愛でも嘘の自分で注意を引こうとする。
「本当はこうしたいのに」
「本当はそれをされるのは嫌なのに」
「本当は素の自分を表現したいのに」
本心ではそう思いながらも、否定されてきた過去がありのままの自分を出すことを止めてしまい、いつも本音を押し殺して相手にとっての正解ばかりを選択する。
だけど、男性は自然体な女性に惹かれ大切にしたいと思う生き物だから、本音を我慢して窮屈そうな女性を愛することはできない。
男性にとって「都合のいい女性」にはなれても、本命にはなれないのだ。
③恋愛が始まる前から終わりを恐れている
3つ目は、「恋愛が始まる前から終わりを恐れている」という点だ。
以前の記事「【図解】あのね、恋愛や結婚は始まる前に結果は決まっているんだよ」でも紹介したが、恋愛や結婚は始まる前にあなたがあなた自身をどう思っているのかで決まる。
どんなにお金を持っていて、どんなに容姿が美しくても、
「恋愛なんて始めても、どうせ別れることになる」
「付き合ってもどうせフラれて悲しい思いをするだけ」
「フラれるとわかっているのに恋愛なんて始めなくてもいい」
と思っていたら、もし好きな人ができても、もしくは男性から好意を寄せられても、うまくいく現実を自分から否定し、遠ざけることになる。
小さい頃に自分が大切にしていたものが急になくなった経験や、過去の恋愛で辛い別れから、終わりがくることを極端に恐れているのなら、
その思い込みを解放していかない限り、幸せな結婚を叶えることはできない。
④深く関わることを自分から遠ざけてしまう
4つ目は、「深く関わることを自分から遠ざけてしまう」という点だ。
以前の記事「好きなのに自分から関係を壊しちゃう?自立女性にありがちな「親密感の恐れ」とは」でも紹介したが、仕事9割の人生を送るミドル女性に多いのが、「親密感の恐れ」という問題だ。
これは、例えば、
・仲が深まってきて、結婚するかもとなったらなぜか愛が冷めてしまう
・追いかけてた男性が、自分のことを好きになったら、一気に冷めてしまう
・彼のことが大切に感じれば感じるほど、疲れていってしまい、関係を壊してしまう
そんな風に、親密な関係に近づけば近づくほど、自ら関係を壊してしまうような行動を無意識でとってしまうことがある。
成長してきた過程で傷ついた経験や、依存していた経験が、新しいパートナーとの関係において弊害になる。
これ以上好きになったら依存してしまう。
依存したら、また仕事とプライベートのバランス崩しちゃうし、傷ついちゃう。
自分じゃなくなってしまう。もうあんな経験はしたくない・・・。
という風に、「親密感の恐れ」からブレーキをかけてしまう。
その結果、付き合えても深い関係になれず結婚まで進まないということが起こってしまうのだ。
⑤あり方ではなく、テクニックで満たそうとしてしまう
5つ目は、「あり方ではなく、テクニックで満たそうとしてしまう」という点だ。
parcy’sでは、以前の記事「【男性心理・図解】男性が一生離れられないと思う女性の特徴」でも紹介したが、男性が愛するパートナーから感じたい3つの感情があるという話をよくする。
男性は結局のところ以下の3つの感情を満たしてくれる女性を求めている。
・ありのままを受け止めてくれる(自分のことを受け止めてくれる)
・存在意義を与えてくれる(自分は必要なんだと感じさせてくれる)
・ステイタスを与えてくれる(自分が一番だと感じさせてくれる)
しかし、恋愛結婚で行き詰まる多くの女性は、男性がこういうことを求めていると頭では理解できているのに、なぜかうまくいかないと悩んでいる。
その原因は、テクニックだけで満たそうとしてしまっているからなのだ。
あり方で満たすことができる女性は、意識しなくても「自然に」3つの感情を満たしてあげることができる。
・どんな彼も自然と受け止めることができる
・彼に助けを求めたり、頼ったり、甘えたり、自然と存在意義を与えられる
・自然と彼に尊敬を与えることができ、あなたが1番だよと心から伝えられる。
一方で、うまくいかないと悩む女性は、テクニックで解決しようとする。
・自分を犠牲にしてでも彼のありのままを受け止めようとしてしまう
・本音ではやりたくないけど仕方なく甘えたり頼ったりして、男性の心が離れてしまう
・自分を下げることで男性に尊敬を与えようとしてしまう
だけどそれでは、男性も打算的な女性の態度に不信感を覚えたり、無理をしてどんどん疲弊していく女性を見ていられず離れていくことになる。
男性心理や恋愛テクニックではなく、あなた自身の「あり方」で満たせることが大切なのだ。
過去の自分と深く向き合い、見つめ直し、これからの人生の方向性を見つけること
もし今、「結婚ができない」「行き詰まりを感じている」という悩みを抱えているのなら、
一度立ち止まって過去の自分と深く向き合い、見つめ直す時間ををつくってみてほしい。
そして、これまでの自分の人生を肯定してあげてほしい。
・仕事を最優先に突き進んできた自分
・うまくいかない現実から逃げずに、なんとか前に進もうとしている自分
・自分を犠牲にしてでも周りを幸せにしたいと頑張ってきた自分
振り返ればネガティブに感じるような記憶も、そのどれもがあなたがこれまで歩んできた人生だ。
そのありのままを、まずは抱きしめてあげてほしい。
その上で、「これから私はどういう人生を歩んでいきたいのか?」という自分の本心からの声に目を向けていこう。
・どういうパートナーと共に歩んでいきたいのか?
・大好きなパートナーとどういう関係性を築いていきたいのか?
・どういう時間を過ごせたら幸せだと感じるのか?
一つひとつ丁寧に向き合っていくことで、自分らしい結婚に向けて進んでいくことができるからね。
やり方ではなく、あり方から変えていくことで幸せな結婚は叶えられる
いかがだっただろうか。
もし今日ご紹介した「結婚が遠のく女性の共通点」に1つでも当てはまっていたとしたら、
まずは「今までよく頑張ってきたね」という言葉を自分にかけてあげてほしい。
理由もわからずに何度も悲しい恋愛や別れ方を繰り返すのは、あなたが自身が1番辛い思いをしてきたはずだ。
そんな中でも仕事や自分の人生から逃げずに、なんとか歯を食いしばって頑張ってきたあなたは、それだけで本当に素晴らしいんだよ。
その上で、これからはあなた自身が本当に手に入れたい道を選んでいってほしい。
ありのままの自分で結婚後もいつまでも愛され続ける幸せな結婚を叶えていってほしい。
子どもの頃や両親との関係で自分を否定し、本当の自分を止めてしまっている思い込みを解放し、
「私は愛されるべき存在なんだ」と言葉だけではなく、心からそう思えるあなたになっていこう。
あなたなら、絶対に大丈夫だよ。
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