恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」（パーシーズ）には、結婚のタイムリミットを感じる男性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。
parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。
質問ありがとう。それでは今日は「女性と会話が続かないこと」について話していく
目次
デートで二人きり…女性と会話が続かない原因は？
女性と二人きりになると、途端に何を話せばいいのかわからなくなり、会話が続かないという悩む男性はかなり多い。
相手を楽しませようと思うのに上手く話せず、沈黙に耐えられずに微妙な話をして空気が悪くなる。
せっかくデートまでこぎつけても仲を進展させられずに終わってしまう。この状態が続けば恋愛に対して憶病になってしまうのも無理はないだろう。
では、実際のところ女性と会話が続かない原因とは何なのだろうか。
詳しく見てみよう。
質問の答えが間違っていたらと思うと何も言えなくなる
女性から質問されても言葉が出てこないというのが、デートで会話が続かない原因として挙げられる。質問に対しての答え自体は思い浮かぶが、その答えが間違っていたらどうしようと考えてしまい言葉が出なくなる。
そして、一人であれこれ悩むうちに話すタイミングを逃してしまい、結果として会話が続かない状況に陥ってしまうのだ。
話題が思いつかない
女性との話題が思いつかず会話が続かないというケースも多い。
普段、大人数でいるときには会話できていても、いざ二人きりになるとどんな話題を出すべきかわからなくなるのだ。
失礼な話題を振ってしまい、相手を困らせてしまったらどうしようと気を使いすぎ、慎重になるあまりに会話できなくなってしまう。
対人関係でトラウマを抱えている
女性と会話が続かない男性のなかには、対人関係や恋愛でなにかしらのトラウマを抱えている人も多い。
これまで生きてきて、恋人との会話で失敗した経験があったり、質問の答えを間違えてしまった結果として人が離れて行ったりなど、会話すること自体に恐怖心を抱いてしまうと話をするのに躊躇するようになる。
自分の評価を気にしがち
女性と会話が続かない原因として、自分の評価を気にしすぎているというのが挙げられる。
・つまらない男だと思われるのではないか
・格好悪いと思われてしまうのではないか
このように、自分の評価が下がってしまうのを恐れてしまい、自分のことばかりを考えているうちに会話が続かなくなる。
沈黙が気まずいものだと思っている
デートで女性と会話が続かない男性の多くが、「沈黙＝気まずいもの」だと勘違いしている。
確かに沈黙が気まずいと思うことは男女ともに起こり得る。
しかし実際は、男性が思うほど女性は沈黙を気にしていないし、気まずいとも感じていないものだ。
むしろ一緒にいても沈黙が気にならない関係こそ、お互いに居心地がよい、相性がよいと考える女性は多い。
沈黙が流れるのを気にしてしまうのはなぜか、その原因を知ることが必要だろう。女性を楽しませなければならない、と気負いすぎているのかもしれないし、無能だと思われるのでは、構えすぎているのかもしれない。
その原因を知って対処することは、沈黙が気になりすぎるという点以外にも、女性との会話が弾まない原因を解消することにつながっていくだろう。
話しやすい空気作りができていない
会話が続かない原因として、話しやすい空気を演出できていないというのもある。
誰かの悪口ばかりを言ったり、一緒にいるのに他のことが気になってスマホばかりを見ていたり、女性からすると会話がつまらないと感じてしまう行動をとっていると、当然のことながら会話が続かない。
相手の興味ある話題を振れていない
自分の興味ある話をするのは決して悪いことではないが、自分の興味の赴くままに会話をし続けたところで相手の心には刺さらない。男性も、女性の興味ある話題ばかり一方的に話されても対応に困るだろうが、それは相手も同じことだ。
相手を楽しませる話術や話題をあなたが持っている必要は必ずしもない。ただ、相手が興味関心のあることを、「質問する」だけでよいのだ。休みの日は何してるんですか？や、最近見た映画やドラマはなに？といった質問から相手の興味のある話題を広げていこう。
話を最後まで聞いていない
女性と会話が続かない男性の多くが、話を最後まで聞けていない。
相手の話を遮って自分の話をしはじめる人や、つまらなそうな顔をしてしまう人、女性の話を要約してまとめようとしたり、思いついた解決策をぱっと言ってしまうことは、女性が話しづらいと思う男性の典型だ。
よく、女性の話にはオチや結論が無くて聞いているのがしんどい、という男性の声を聴く。しかし聞くべきは結論じゃないんだ。感じたことや考えたことを、ただ伝えることそのものが女性がしたコミュニケーションだからだ。
女性が話す内容に結論をつけたり、必要なアドバイスをする必要は全くない。どう思う？と聞かれない限りそうすることはご法度だという認識でいてもいいくらいだ。
女性が求めているのは、話したい事柄について全て話すこと、それを隣で聞いてくれることだというのを覚えておこう。
そっけない態度をとってしまっている
女性からの質問に対して端的に返しすぎると、相手は冷たい態度をとられたと思われてしまう。先に見た「最後まで聞けない」に通じるところがあるが、女性は感じたことを話したい、共有したいと思って、できれば共感してほしいと思っている。
それなのに、「へぇ、そうなんだ」「ふーん」といった、突き放したような、興味のなさそうなそっけない態度を取ってしまうと、気持ちを受け取ってもらえていない、感情を理解してもらえていないと感じる。
男性としては話している内容を理解して、そう考えてそう感じたんだね、と受け取っているはいるのに、そこに共感を表現しないことで女性は
「この人、私に興味ないんだ」
「失礼なこと言ってしまった」
女性はこのように失望や不安を覚えてしまう。
デートで女性と会話が続かない時の会話のコツ12選
自分に自信を持てなかったり上手く話そうとするあまりに会話が続かなかったりと、男性側が原因で会話が続かなくなる場面は多い。
・会話をしようと思っても話題が見つからない
・相手の興味が分からなくて話題を振れない
・自分の話を面白くなさそうにされそうで心配
・女性が話していてもつまらなそうにしている
こんな風になって話が続かない状態を回避するために、会話を続けるためのコツをある程度抑えておくと良いだろう。
ここでは、デートで女性と会話が続かない時の会話のコツについて解説していこう。
笑顔を意識する
会話が続かないと悩んでいる人はまずは表情に気を付けよう。
一生懸命聞こうとするあまり、顔がこわばってしまったり、難しそうな顔をしていると相手も「わかってもらえてない？興味ない？」と心配になって話しづらくなる。
笑顔を意識することによって、「話しかけてもOK」「どうぞ続けて、楽しんでいるよ」という気持ちを伝えることができる。
自己開示する
ありのままの自分を出せていないと会話が続かなくなる傾向がある。
人は誰しも弱い部分、できたら人に見せたくない側面を持っているが、それを自分から相手に伝えること、つまり自己開示することで親近感を抱いて貰えるようになる。
「朝が弱い」「口下手でごめんね」など、自分のウィークポイントをあえてはっきりと伝えることで、相手も素を見せても大丈夫なんだ、と安心して話せるようになる。「私も朝は苦手で」と共感を得られたり、「お仕事の時も朝早いんですか？」など話題が広がる可能性がある。
相手が得意なことを教えてもらう
自分ばかり話すのではなく、女性に話してもらえるよう話題を振ろう。
相手が得意なことを聞き出して「教えて欲しい」と言えば、女性が好きなことに興味を持ってくれていると感じて嬉しくなるものだ。
目につくものを話題にしてみる
話題がどうしても思い浮かばないのなら、その場で目につくものについて話題を振ってみるのもいいだろう。
道行く人のファッションが気になったのなら「どんなファッションが好きなの？」と聞いてみたり、子どもがいたのなら「ぼくは昔、サッカーをやっててね。男の子が生まれたらサッカーをやって欲しいなと思ってるんだ」と目についたことをネタにすれば話題には事欠かない。
女性の興味ある話題だった場合、「私もサッカー好きなんだ！」と言うように会話の糸口になる。
5W1Hを心掛ける
仕事面でのコミュニケーションで「5W1Hを意識しよう」と習う人は多いだろう。
5W1Hとは、
・When （いつ）
・Where （どこで）
・Who （誰と）
・What （何を）
・Why （なぜ）
・How （どのように）
以上の頭文字を指す言葉だ。ビジネスでよく聞くこの5W1Hだが、恋愛や人間関係においても意外に重要なもの。
キャンプ好きな女性と話をする場合、
「私、キャンプが好きでよく行くんだ」
「そうなんだ！キャンプをはじめて何年くらいになるの？」
「はじめて2年も経ってないけどハマってるの」
「へぇ～、おすすめのキャンプ場とかってあるの？」
この後は「誰と行くの？」「おすすめのキャンプグッズは？」など、一つの話題に対してどんどん会話を広げていけるようになる。
オウム返しをしてみる
人との会話で有効なテクニックとしてオウム返しも覚えておくといいだろう。
「この間こんなことがあったんだけど、そのせいで大変なことになっちゃって」
「そんな大変なことになったんだね」
相手の言う言葉をそのまま返すだけでも、女性からすると共感してもらえたと感じられるものだ。
リアクションを大きめに取る
男性の多くは感情表現が苦手で、女性からすると関心が薄いように感じられるものだ。
いつもの自分の2倍は大きめのリアクションを取るよう心掛ければ、女性も話していて楽しく感じられるようになる。
相手を具体的に褒める
会話をつづけるポイントとして、相手を褒めるというものも挙げられる。
ただ褒めるのではなく、相手の良い点をピンポイントで具体的に褒めてみよう。
「機転が効いてすごいなっていつも思ってるよ」
「そういう優しいところ、ぼくは素敵だなって感じてるよ」
これら意外にも、デートに着てきた服だったり髪型だったり、力を入れた点を褒められて嫌な気持ちになる人はいないし、積極的に褒めるよう心掛けよう。
鉄板ネタを知っておく
女性が話していて面白いと感じる鉄板ネタというものがある。
・地元について
・会社や学校のエピソード
・家族や身内の話
・占い
・スポーツ
・休日の過ごし方
・ファッションについて
・お互いの第一印象
・将来の夢
・好きなタイプ
・好きな芸能人
・好きな食べ物
・趣味について
こういった話題を前もってリサーチしておけば会話のネタに困らなくなる。
嫌がる会話はしない
相手の女性が嫌がることについて聞いたり話したりすると、会話が続かない原因になってしまう。
自慢話や人の悪口、下ネタや怖い話は基本的に嫌がられると思っていいだろう。
また、上から目線でアドバイスをする人に対しても反感を覚えるものだ。
面白く話そうとしない
「面白い話ができないから会話が続かない」と勘違いしがちな男性は多い。女性との会話でお笑い芸人のような話術は必要ないし、無理にオチをつける必要もない。
あまり気負わずに相手とキャッチボールをするイメージで、話題を振ったり、質問をしながら会話を進めていこう。
女性を否定するネガティブな会話をしない
会話を続かせるためには、女性の発言を否定するような言動もNGだ。
「このケーキ美味しいね」
「甘すぎてぼくは嫌だな」
このように、相手が好意的なものに対して否定されると、相手は嬉しいと思うはずがなく、「そんな言い方ないんじゃない？」と相手の地雷を踏んでしまう可能性の方が高い。
この場合は、
「おいしい？よかった＾＾」でいいのだ。
「おいしい」と言っている女性に「ぼくは嫌だ」と打ち返すのでは配慮がなさすぎるということで、何も好きじゃないものをあなたが我慢して食べ続けるのがいいというわけではない。
「〇〇君はどう？これ好きだった？」と聞かれた時に初めて感想を言うのだ。
「実は甘いの苦手で…でも喜んでくれてよかった」
こんな具合だ。
このように、女性を傷つけることなく自分の意見も言えるようにすると、会話も続けやすくなる。
女性は話し上手な人を求めているわけではない理由
これまで見てきた会話のコツはどれも、それほど難しいものではないし、すぐにでも実践できることは多い。
だが、これまで挙げたコツを学ぶのも大事だが、そもそも女性は話し上手な人を求めていないという根本的な問題から目を背けてはいけない。
女性は話し上手な人を求めているわけではない理由について、詳しく見ていこう。
聞き上手な男性に好意を寄せやすい
女性は話し上手な男性よりも聞き上手な男性に好意を寄せやすい。
あまり話さないように見える女性でも、実は親密になると話したがり、というのはかなり多い。
話を引き出して欲しい
聞き上手な男性は女性の話したいことを引き出す能力に長けている。
話を引きだせれば、女性の好みや性格のほか、興味を持っていることなど、さまざまな情報を聞き出せる。その情報をもとに会話を広げ、女性はもっと話したいという欲求を叶えられるようになる。
何より話を聞いてもらったということで、女性からの信頼は一気に増すことになる。
「こんなに気持ちをオープンにできて、それを聴いてもらえて、この人は私にとって大切な相手かもしれない」と好感が増していくのだ。
共感して欲しい
女性は感情の生き物だとparcy’sではよく言っている。
そんな女性が求めているのは、面白い会話ではなく共感してくれることを本能的に望んでいる。
共感することで「この人は私のことをわかってくれる」と思い好意を寄せるようになるのだ。
安心できる男性を求めている
女性が男性に求めるのは「安心感」だ。
parcy’sでは女性がパートナーから感じたい3つの感情があると伝えている。
・共感
・愛情
・尊重
以上の3つの感情を与えてくれる男性に対し、自分は特別で愛されていると実感できて安心感を覚える。
無理に面白い話をしてくれる男性よりも、話を聞いてくれて共感してくれる男性を求めているというのは、この安心感は聞き上手な方が与えやすいからなのだ。
パートナーとして大事な話し合うこととは
女性と会話が続かない男性に求められるのは面白い話ではないというのは理解できただろう。
面白い話をするテクニックを磨いても女の心には響くとは限らない。上手に話せなくても女性から好感は得られるし、聞き上手であれば女性も楽しくなって会話は続けられる。
女性との会話で本当に大切なのは、テクニックではなく「対話力」なんだ。
対話する力があれば、女性と深い話し合いができるようになり、信頼関係の構築に繋がっていく。話し合いというのは男女の恋愛で必要不可欠だが、気を付けるべき点もある。
・自分の意見でねじ伏せようとする
・誰も自分をわかってくれないと嘆き、自分も人のことをわかろうとしない
・プライドが高く謝れない
・言わなくても伝わるのが愛だと勘違いしている
・本音や感情を出すのが恥ずかしくて理論武装してしまう
・相手がどう感じたかではなく何を話したかに重きを置く
これらが話し合いで気を付けるべきことだ。
話し合いというのはお互いを理解するためのもので、議論する場ではない。
共感することに重きを置かず、相手をねじ伏せようとしたところで建設的な話し合いはできない。
誰のことも理解しようとしなければ話し合いの意味はないし、言わなくても伝わるなんてこともない。
謝るのは話し合いのゴールではないし、本音や感情をちゃんと伝えられないと話し合いにはならない。
話し合いでは、何を話したのかというのも無駄ではないが、相手がどう感じていてあなたがどう感じているかも重要になる。
自己開示が出来ないと深く繋がれない
以前の記事「恋愛で「自己開示」ができるようになると、信頼関係構築力がグッとあがる」でも伝えたが、自己開示はあなたというものを理解してもらうために必要なアクションだ。
「ぼくはこういう人間なんだ」と自己開示できれば、相手はあなたを身近に感じられて信頼関係を深める結果に繋がりやすくなる。
自己開示ができないままだと信頼関係は築けず、自分の意見を言えないままになる。その状態に甘んじていると、ずっと決定力の低い男性でいる羽目になるんだ。
自己開示ができない男性の多くが、自分と向き合うことをせず自己否定している傾向がある。
「自分のことを話すなんて恥ずかしい」
「ぼくのことなんて知りたいはずがない」
このような思い込みで、自己開示をするのに消極的になる。
これを解消するためには、自分と向き合い、自己肯定感を高めていくことが重要になるんだよ。
自分軸のある恋愛とない恋愛の違い
以前の記事「自分軸がある恋愛をすると「幸せな結婚ができる理由」を世界一わかりやすく解説」でも伝えたが、幸せな恋愛結婚をするためには「自分軸」が必要になる。
「自分軸」とは、自分のなかにある本当に大切な価値観のことで、自分の人生の選択肢の根幹になるもののことだ。
自分軸がない恋愛では、女性に尽くしすぎて依存してしまったり歩み寄れず拒絶していたら孤立してしまったりする。
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