parcy’sコンサルタントインタビュー「女である自分を完全否定、両親の不仲から結婚に希望を持てなかった私が今伝えたい想い」

私自身、将来・未来に向けての希望を持てていない子どもでした・・

小学校で将来の夢の作文を書く時間があったと思うんですが、それがすごく苦痛でした。

「自分が何をしたいのか」ということに目を向けられず、本当に何も思い浮かばなくて、何も書けなかったという体験がありました。

今思うと、家庭環境が良くなかったのが原因だったと思います。

両親の仲が良くなかったんですね。

特に父親が気分屋で、いつ怒り出すのかわからない、機嫌がいいと思ったら突然怒り出すような人でした。

だから私は、いつも家の中でビクビクしていて、おどおどしていました。

当時は全く自覚がなかったんですけど、

「本音を伝えたところでどうせわかってくれない」
「望んだところで叶わないだろう」
と信じ切っていました。

なので、何か望むということに目を向けることすらが、苦しかったんです。

また、そういう気分屋な父親だったので、
「大人しくしないと親から怒られるかも」という恐れから、言わないことが当たり前になってしまったんですね。

「言って怒られたらどうしよう、怒られるかも・・」
という怖さにずっと心が支配されていました。

それは、私の兄が本当によく父から理不尽なことでも怒られていることを目の当たりにしていたからなんですね。

これは私の中で簡単には出てこなかった本当に根深い感情だったんです。

ですが、向き合って向き合って、向き合い続けてやっとわかった感情なんですけど、兄に対しての罪悪感をかなり感じている自分がいたことに後から気づきました。

「理不尽に怒られている兄を守ってあげられなかった」という気持ちが私の中で強くあったんだなと・・

ただ、私も私で辛かったので、「感情を感じないように」鎧をまとって自分を守ろうとするようになっていました。

今お話ししたような幼少期だったので、いつもおどおど、びくびくしている自分だったんです。
そんな昔の自分が嫌いでした。
自分らしさを発揮できない自分がすごく嫌だったんです。

そうはいっても「落ちない自分」がいることにも気付けたんですね。

これだけ辛かったはずなのに落ちなかった。
それは「母親の存在」が助けになっていたからでした。

母はいつも家にいる人だったので、私が話したいタイミングで話を聴いてくれていました。
私のありのままを受け取ってくれていたんです。
ただ受け止めてくれるというのはこんなにも支えになるんだと思いました。

parcy’s個別相談&説明会に来られる女性の中には、人を好きになるとはどういうことなのかすらわからなくなっている方も多いです。
実際、私もそうでした。

ですが、今はずっと失っていた「本来の自分らしさを取り戻している」。
だから本心から「あなたなら絶対幸せになれる」と自信をもって伝えることができるんです。

実はそうなんです。

先ほどもお話した通り、私の家庭環境は決して良いものではありませんでした。

私自身も自分の体験をなかったことにしたいと思っていたことがあります。
親と縁を切りたいと思っていた時期もありました。

ですが、向き合ったからこそ父が私を大事にしてくれていたことを知ることができました。

父本人に「当時思っていたこと」「大人になって助けてもらっていた感謝」も全部を話せて、父自身の想いも聞くことができたんです。

そんなやり取りがあった数ヶ月後に病気が発覚し、父は急逝しました。

でも、自分の想いをきちんと伝えられて、父の本音を聞くことができたことで、別れの時もスッキリ送り出せました。

そうですよね・・すごく難しいことに感じますよね。
私自身も同じような時期があったのでよく分かるんですが、まったくそんなことはないんです。

ですが、その時つらかったどん底までの経験をしたからこそ、上がるしかないし、上がっていけるんです。

あの頃の経験があったからこそ「いまの自分がある」ということをはっきり言える。
だから今こういう風に皆さんの前で自分の体験を話せているんです。

本当にそう思いますね。

思春期の頃の私は「弱みを見せたくない」という気持ちもとても強かったんです。
育てられ方によって自分の女性的な部分を出すことが「いけないこと」だという思い込みがあったのだと思うんです。

思春期はメイクなどに興味を持ち出す年齢ですが、私は自分自身を「女に見せたくない」という気持ちが強くありました。

周りはかわいくなりたいという人がすごく多いんですけど、私は端から冷ややかな目で見てしまっていました。
人とは違う自分になりたいと思っていたんですね。

強く見せたい、かっこよく見せたい、強くいないといけないと、女である自分を完全否定していました。

また、周りが可愛くなっているのを見て、自分ができないからこそ人ができていると嫉妬してしまうんです・・
試そうとはしてみたんですけど、全然自分をかわいいと思えず、
こんなの自分じゃないといつも思っていましたね・・

そうですね。
私も結婚が幸せだとは、まったく思えませんでした。
喧嘩は多くなかったんですが、両親の仲の良い姿をみたことがないんです。

笑い合って話している姿を見たことがないですね。
そもそも雑談がないんです。

父親が年上だったこともありマウントをとりたがって、母親をばかにするような話し方をするんです。
そんな父親のことをみっともないと思ってしまっていました。

「この夫婦はなんで結婚したんだろう？」「なんで離婚しないんだろう？」と常に思っていましたね。

本当にそうですね。

これ、過去にご相談を受けた中で数名の方から言われて
ものすごく印象に残っている言葉なんですが・・

ドラマ出てくる幸せ家族を見て、
「なんで現実に起こり得ないことを描いてるんだろう？」
と真剣に思っていたというお言葉が結構衝撃でしたね。

ただ、かつての私も同じように感じていたなと、すごく共感できたんですよね。

本当にそうですね。

今でこそ「本当に性格が180度変わりました」というぐらい大きな変化を遂げてきて、皆さんの前でお話できていますが、

昔の私は、自分では笑っているつもりなんだけど、周りからは笑っているように見られないくらい、表情がすごく硬かったんです。

ですが、そんな私でも、
全然自分と向き合うなんてこともしてこなかった私でも、今の人生が手に入れられたんです。

だから、皆さんに自信をもって「大丈夫ですよ」とお伝えできます。

parcy’s個別相談&説明会では、うまく話そうなんて思わなくてもいいんです。考えがまとまっていなくても、心から出てくるありのままの感情をお話しいただいて大丈夫です。

恋愛・結婚以外のどんな悩みでもいいんです。
自分自身のことかもしれないし、人との関わりのことかもしれない。

ただ、漠然とした不安でも、私たちコンサルタントと共に整理していただける場をご用意しています。

変わる前は『笑えない』
そんな自分が当たり前なんです。

ありのままの『今のあなた』で、ぜひ私たちとお話しましょう。