TOKIO山口達也さんに見る「男性の成長曲線」社会的制裁を受けた男性をどういう風に支えるか?

女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也さん。残るメンバー4人で会見を開き、これから4人でスタートというところで騒動は沈静化していく様相を見せている。

今日は、parcy’s論でパートナーシップを専門に扱っているぼくの立場から、この山口達也さんのような男性にみる男性の成長曲線を解説していきたい。

ぼくがこのお題を取り上げようと思ったのは、書類送検、逮捕など公的に制裁を受けるなど、社会的地位がある男性が人生の窮地からどう再起するのか、その再起にパートナーシップがどう影響するのかという点を見ていきたいと思ったからだ。

出世したり起業して成功するなど、上に登れる男性には登ったからには落ちる可能性が常にあって、そういった時に再び立ち上がれることが「強さ」になるからだ。

成功する男性、名声を残す男性のそばにいる女性としてどうあればいいのか。そこのところについて知る題材としてTOKIO山口さんの件を見ていくよ。

TOKIO山口達也さんにみる男性の成長曲線

parcy’sでは、男性の成長を波打った曲線で表している。

あげまん女性は「市場価値」ではなく、「本質的価値」で男性を見ている

この波打った男性の市場価値を、ぼくは男性の成長曲線と呼んでいる。
男性は皆、この曲線のように良い時と悪い時を繰り返しながら成長し、成功を手に入れているんだ。これから男性を育て、男性とともに成長するあげまん女性を目指すなら必ず覚えておこう。

あげまん女性男性の成長をグラフ化する

また、男性には導入期、成長期、成熟期、衰退期があり、それぞれ内面での変化や社会での求められ方が変わってくる。

この山口達也さんの現在の状態は、parcy’sでいうと成熟期を終え、衰退期だと言える。2016年8月あたりで離婚を発表したが、その頃がちょうど成熟期だったのではないかと思う。成熟期は進むにつれて、内面と社会的価値とのバランスがだんだんと見合わなくなり、自分というものが分からなくなる時期だ。

あげまん女性は、人生のどん底に現れる!?」という記事でも書いたが、こういう男性が本当の意味でどん底に落ちた時こそ一緒にいれる女性こそ、生涯のパートナーだと言える。

衰退期は、今までつちかった成功が色褪せたりマンネリ化したり、どんどん人が離れていく時期でもあるが、男性としては自分の人生とゆっくりと向き合える時期でもある。

これからの山口達也さんの成長曲線

では、これからの山口達也さんの復活やパートナーシップの課題として、一般的に経営者や前に立っていく男性たちの事例からどのような復活の方法があるのか。成長曲線から見ていこう。

一番の課題は、本当に信頼できる人を近くに置くこと

わいせつ事件で警察が調査にきて問題が起こったとき、山口達也さんは誰にも相談できる人がいなかったと報道されていたが、山口達也さんの人生の課題として(またこういった問題で社会的制裁を受けた男性として)多く見られるのは、まず本当に信頼できる人を探すことにある。

それが、友人かもしれないし、再婚や新しいパートナーかもしれない。衰退期に社会的制裁を受けた多くの男性たちはそこから土台を整えていく。
もし今後の人生で、同じような窮地に立たされてしまったときに、ともに歩ける人間が欲しいと心から思うことが多いからだ。

だからこそ、本当の意味でのパートナーは衰退期に現れることが多い。つまりあげまん女性は衰退期に現れるのだ。

信頼できる人間と自分のメンタルが回復してきたら、新たな方法で社会との関わりを模索しだす(導入期〜成長期)

導入期・成長期新たな方法で社会と関わり復活する

信頼できる人間と自分のメンタルが回復してきたら、前とは違った方法で社会との関わりを探し始める。

ぼくは復活した経営者や仕事ができる男性をたくさん見てきたが、彼らがどのように復活するかというと2パターンある。

①社会とはそういうものだと受け入れ、甘さを捨てることで同じ業界で復活する

TOKIO山口達也さんの例で言えば、自分の甘さを捨てることに徹して=お酒を一切やめることで、同じ業界で復活する。本来お酒を飲む/飲まないは問題を起こさなければ個人の自由なのだが、それでは社会は許してはくれない、ということを受け入れて厳しいルールを自分に課していく。

社会的に深く制裁を受けた男性ほど、他の人よりも自分へのルールが厳しくなる傾向がある。そうすることで以前には到達できなかった高みへといくことができるんだ。

②自分にはそういう弱さがあることを受け入れ、同じ問題が起こっても社会的に影響されない仕事で復活する

二つ目のパターンは、自分にはお酒に頼ってしまう弱さがあることを受け入れ、同じような問題が起こったとしても社会的に影響されない仕事をして新しい成功をするというパターンがある。

ぼくは実際に復活してきた人をたくさん見てきたが、このパターンの人もすごく多い。良いストーリーや民衆の期待としては①のパターンが強く、この②のパターンは復活劇として語られることは少ないが実際はとても多いのだ。

例えば、お笑い芸人が社会的制裁を受け、次は焼肉店の経営者として復活するという感じだ。
お笑い芸人の有吉弘行さんは、①のパターンでお笑い芸人として復活したが、彼が芸人ではなく経営者として復活したとしても今ほど好感度高くはなっていないだろう。

しかし舞台が変われど、男性にとってはまぎれもない復活なのだ。

このような社会的制裁を受けた男性に対して女性はどのようにサポートすればいいか

parcy’sは、女性の読者がとても多い。毎月20万人以上の女性がこれを読んでいる。
その女性読者の皆さんのために、このTOKIO山口達也さんのような衰退期に社会的制裁を受けた場合、どのようにサポートしていけばいいのかを見ていこう。

まず必要なのは、男性自身の本質的な価値は、成功しようが、失敗し社会的に制裁を受けようが変わらないということを知っておくことだ。

つまり現在のTOKIO山口さんは、スポンサー・番組や関係者がどんどん離れ、同じTOKIOのメンバーも今後一緒にいるかいないかは分からない。多くの人が関わりたくないという状況だろう。

つまり市場的価値は、著しく低下している。
しかし、本質的な価値は変わらない。逆を言えば、成功しているときも彼には同じ弱さはあって、今回の件でそれが明るみに出ただけ。

男性の本質は変わらないのだということをわかった上で、「どん底」をともに経験し、導入期での男性の新しい選択を尊重してあげることだ。
同じ業界で復活するのもよし、新しい仕事につくのもよし、男性は自分で決めることができる。

そして決めたいと思うところまで待つことだ。

それを共に経験して、新しい成長サイクルで成長期に入ったとき、また新しい成功が待っている。
その時は以前よりも深いところでのお互いの信頼やパートナーシップが築けているだろう。

あなたが自分を信じて、パートナーを信じたらどんな困難も乗り越えられる。

新しい自分のスタイルを見つけるまで、大体3年〜10年くらいかかる場合が多い。
最初は、人を恨んだりもするし、新しい選択と向き合い苦しくなるときもあるが、それが男性の人生であり次の成長なのだ。

女性であるあなたが、その時を含めて一緒にいたいと思える人をちゃんとパートナーとして選ぼうね。
エネルギーが高い男性や、社会に影響を与えていく男性ほど、衰退期の負の影響は強くなる。

あなたが自分を信じて、パートナーを信じたらどんな困難も乗り越えられるよ。

TOKIOの山口達也さんやTOKIOの他のメンバーがどのような形で自分たちの道を見つけるのか、そんな視点で今回の騒動の顛末を見てみよう。

今日もあなたが、「太陽」のように周りを照らしますように^^

もう一記事いかが?男性の成長曲線についての記事はこちら

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