恋愛結婚のパーソナルトレーニング「parcy’s」(パーシーズ)には、結婚や出産のタイムリミットを感じる経済的に自立した30代・40代女性から恋活・婚活・再婚活の様々な相談が寄せられる。
parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。
質問ありがとう。
では、今日は30代後半いまだに「セックスが怖い」。どうしたらセックスを好きになれますか?という質問に答えていこう。
目次
自分の女性性を否定すると、セックスが怖く嫌いになる
以前の記事「あのね、自分の女性性を否定していると、恋愛・結婚・セックスを遠ざけていくことになるんだよ」でも伝えたが、セックスが嫌いになる、気持ち悪くなるというのは、自分の中の女性性を否定しているからになる。
結婚やセックスには「男性性」と「女性性」という概念がとても大きく影響してくる。
女性性を否定していたら、出会う人に対して共感してあげること、受け入れてあげることができなかったり、
甘える・頼るといったこともできない。
さらにセックスというのは、否が応でもでも自分は女性だと感じてしまう行為であり、セックスが怖いと感じたり、嫌いになったり、セックスレスになっていく傾向も強くなる。
女性性の否定という観点から問題の本質を見ていくクセをつけていくこと
質問者さんに伝えたいことは、恋愛や結婚、セックスにおける怖い・嫌だという感情において自分自身の問題の本質は何か?を見ていくクセをつけていくことをおすすめする。
例えば、
・「女性として自信がないこと」が問題の本質なのか?
・「ほんとうはセックスが好きなはずなのに嫌悪感があって先に進めないこと」が問題の本質なのか?
・「男性が求めていることを受け入れていくことが嫌なこと」が問題の本質なのか?
・それともここに現れていない問題があるのか?
こういう風に自分自身が感じている感情に対して、問題の本質はどこにあるのか?という視点を持てるようになると、
自分自身で自分の感情と向き合っていけたり、セックスの問題だけではなく、色んな人間関係の問題に対しても自分自身で解決できるようになってくるようになる。
ぜひ自分の問題の本質は何なのか?と向き合ってみてほしい
セックスが怖いなどのセクシャリティの問題は、女性としての自己嫌悪の感情を解放していくことが大切
セックスが怖い・嫌だというセクシャリティの問題は、女性としての自己嫌悪の感情と向き合っていく必要がある。
例えば、一つの例としてセクシャリティの問題は、思春期に持ってしまうことが多い。
思春期に女性は体に変化が現れ、生理も始まってくる。
どうなっていくのか分からない変化に怖れも感じたり、生理に対して汚い!気持ち悪い!という感覚も芽生えてしまう。
学校の友達にもからかわれたりすると、なおさら自分に嫌悪感や男性に対する嫌悪感も抱きやすい。
その結果、自分はけがれている、汚い、臭い、気持ち悪い、というセルフイメージを持つこともある。
性的なものに興味はあれど、怖いし、汚いし、けがらわしいと思うことになる。
それを男性に対して投影すると「男の人は怖い、汚い、けがらわしい」と感じるようにもなってしまう。
セクシャリティにおける自己肯定感を高めていくということは、こういった思春期や幼少期に感じてしまった自己嫌悪や男性不信と向き合い、今の自分だったら
今の私だったら、10代の思春期の私になんて声をかけてあげる?
どんな風に抱きしめてあげる?
という風に強い否定の感情を持ってしまった自分と対話していくことで、感情を感じ切り消化していくことが可能だ。
セックスに対する思い込みを解放し、愛する彼と深く向き合っていくことを繰り返す
セックスに対する思い込みを解放し、愛する彼と深く向き合っていくことを繰り返していくことが大切だ。
以前の記事「セックスについて話し合うと、夫婦・カップルの関係性はどんどん深くなっていく」でも伝えたが、セックス自体を好きになる必要はない。セックスはあくまで愛を確かめ合う手段に過ぎない。
だから、自分自身のセクシャリティにおける自己肯定感を高めたら、愛する彼と話し合いによってお互いの自己理解を深めていけばいい。
自己理解を深めていくプロセスで、相手のことをより理解したり、自分にしか見せないありのままの彼を見れることであったり、自分自身のありのままをさらけ出せる機会に恵まれていくことになる。
その結果、セックスが好きになっていくし、プロセスとしてのセックスを楽しむことができるようになってくる。
parcy’sではSAP(セルフアウェアネス・プログラム)の3回目のトレーニングで、セクシャリティの解放がある。
まさにセクシャリティの自己肯定感を高めるプログラムがある。
そこで実際に向き合ったparcy’sのお客様の声を紹介したい。
10代の思春期の私を心の中で抱きしめました。
「何も分からない中で体が変化して怖かったよね、男の子たちにからかわれて悲しかったよね。
でも、大丈夫。あなたは素晴らしい女の子になったのよ。男の子たちも何も分からないから、どう接していいか分からなかっただけなんだよ。あなたは素晴らしい女の子なんだよ」
と、自分の中で悲しんでた10代の頃の私を抱きしめてあげました。
こういった自分自身の感情と向き合い、嫌悪感になっていた感情をきちんと感じ切ることで、自分の中の女性性を認めて受け入れてあげることだ。
女性性を受け入れて、あなたらしい女性性を発揮していこう
いかがだっただろうか。
セックスが怖い・嫌だという問題は、自分自身のセクシャリティの問題と女性性の否定から起こっている。
幸せな結婚というのは、いかに本来のあなたを受け入れていくかで決まるということを覚えておいてほしい。
セックスが好きになることがいいことでもないし、セックスが健全なことがいいことでもない。
大切なのは、本当のあなたはどうしたいのか?というところと、
その本音や本心の部分を、きちんと自分自身で受け入れていくことなんだ。
あなたが心からセックスを好きになりたい、愛する彼と深くつながって心から幸せを感じたい。と願うならば、
ぜひセクシャリティの自己肯定感を高めて、あなたらしい女性性を発揮してほしい。
それがあなたの本来の「女性らしさ」だよ。
あなたの本来の女性らしさを大切にしてあげてね。絶対に大丈夫だよ^^
ただ、セクシャリティの解放や女性性の否定と向き合ったり、セックスについての嫌悪感と向き合うって自分一人だけだと難しいという人は多い。
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いつも読ませてもらっています。
38歳でこれまで何人か付き合った男性がいますが、セックスが好きではありません。正直言うと怖くていつも嫌だと思っています。
我慢すればできます。これまでそうでした。
でも怖い気持ちがあるので全然楽しめません。
楽しめないことは男性に伝わるもので、良くなかった?とかどうしたらいい?など聞いてくれる男性もいましたが、そんなこと言うならそもそも求めてこないで…と彼に嫌悪感を感じます。
これまでそれでギクシャクして、直接的・間接的な原因となって男性と別れてきました。
それすら、もうセックスしなくていいんだなとほっとするほど、私にとってセックスは怖いものです。
仕事の時はバリバリの営業職で男性と対等にやりあうような職場で、男性が怖いということはないんです。
痴漢やレイプといった性被害にあってトラウマがあるというわけでもありません。だから特段相談することもできずにきました。
parcy’sさんで、セックスが好きになれないのは自己肯定感に原因があるというような記事を読みました。
セックスの時だけ自己肯定感が低いなんてことあるのでしょうか。
セックスを好きになるにはどうすれば良いか、教えていただきたいです。よろしくお願いします。