【前編】『「夫、死ね」って思ってる女性が、3か月後に「世界一の夫」だって思う!?』はこちら
既存のブランディング戦略というのに、全く馴染めなかった


あきら 後編はですね、Facebookブランディングについて加美君に聞いていきます。月に3日働いて月商500万円だとFacebookで発信していたよね。ぼくが見ていて、加美君みたいになりたい男性は、すごく多いのではと思っています。
加美 ありがとうございます。
あきら 客観的に加美君の流れを見ていると、ホストを経て、おっぱい好きや下ネタをFacebookで発信し、女性のヌード写真を撮り、それから女性支援・コンサルとしてすごく人気が出て、稼いで、自由に海外へ行って暮らしていて、男性からすると憧れるよね。
加美 嫌なやつじゃないですか。(笑)
あきら (笑)。いやあでもね、やっぱりそれぐらい突き抜けることは、ぼくは大事なことだと思ってるよ。だから、この中編では、もし、加美君みたいになりたいという人がいた時に、加美君はどういうアドバイスをするんだろうというのは、聞きたいところだね。


加美 そうですね。僕は既存のブランディング戦略というのに、全く馴染めませんでした。ブログは1日5回更新しなさい。他の人のフィードに、いいね、をいっぱい付けなさい。コメント、おはようございますと言いましょう。友達申請いっぱいしなさい。そういうのがとても嫌でした。それは、僕の中ではダサイだろうと感じましたね。
フェイスブックで相反する感情などを全部出していく
あきら 本心として、やりたくないと感じたってことかな?
加美 そう。そこまで心を売って売れたくないと思いました。もっと魂で繋がり合いたいという欲求がありましたね。自分の想い、自分は何が好きで、何が嫌いで、何に美学を感じているかを、ひたすら発信していきました。
例えば、何か揉め事があった時に、「俺ならこうする。そうしたら、みんなが気持ちいいじゃん。」という事を、ひたすら言い続けただけなのです。その場の調和のさせ方を、好き勝手書いていたら、それを、いいよねと言ってくれる人から、火がついて広がりましたね。だから、好きな事を書きなさいと、僕だったら言いますね。


あきら なるほど。加美君を見ていて思ったのは、人が言えないようなこと、おっぱいやタブーだと感じていることを、普通に言っているのが、共感を生んだのではないかと思っているよ。Facebookが繋がりのサービスだからこそ、他の人が、言ったらダメなんじゃないかと感じているところを言うリーダーになるということが大事なんだと感じるね。
加美 そうですね。スタートアップの時は、とてもいい起爆剤になってくれるなと思っています。実は、今はほとんど言っていないのです。今の感覚で言うと、それすら必要ないところで突き抜けていける存在でありたいなと思っています。色ものだから売れるのではなく、普遍的に人として付き合っていきたいと思って、一緒にいられる人達が増えていけばいいなと思っています。
あきら 最初は、そこで突き抜けて、人が集まって来たから次のステージに行くことが大事じゃないかな。
加美 本当にそうだと思います。ひとつのキャラクターだけで売っていくのは、やめたほうがいいと思っています。すぐ飽きられちゃうじゃないですか。それよりは、本当に相反する感情などを全部出していくという感じですね。


あきら 相反するとは、どういうこと?
加美 例えば、風俗の本当にどうでもいい記事を書いたりした後に、「やはり愛だよね。肉体じゃねえんだ。」というような、1番相反するところを、両方持っているということですね。そこだと人間として愛されるというのはと感じるのです。
僕は愛や光や調和という言葉をかなり使いますが、それを最大の効果として表せるところは、人間の1番汚いところに突っ込んでいくしかないと思っています。最初から調和していたら、説得力がないじゃないですか。
例えば、お金の問題で揉めている、不倫で揉めている等、人間の業やエゴのようなものをずっと見つめていくと、どこかで愛に返ってきて、調和が取れる。「それも愛なんだよ。」という、その人間臭さですね。
加美様(カミサマ)って呼ばれていますが、よくお客さんには、「これほど人間臭い感じだとは思いませんでした。」と、僕はそれがとても嬉しいのです。エゴをやりきった先にこそ、究極の自分のアイデンティティがあるのではないかなと思っています。
男性が本気になる瞬間とは
あきら なるほど。普通の男性が、それぐらい本質的なところを言うのは、結構難しいんじゃないかと思うんだけど、そうやって突き抜けるには、どういう在り方でいればいいんだろうね。


加美 男性に対しては「本気を出してください。言い訳をせず、全部出して、限界を知ってください。」と言っています。本気でなければ、自分の現在地も知れないまま過ごして、くすぶって、欲求不満になると思っています。
本気で変わりたいのであれば、自分のすべてを出して、超失敗をして、限界と弱さをしっかり受け入れてと言いますね。その時に初めて、人に頼れるようになって、人は本当の意味で自立できるのではと思っています。僕の定義では、人は1人では生きていけないという事を知った時に、自立すると思っています。
言葉遊びのようになってしまいますが、そこを知っている男は、人に優しくなれると思います。自分も弱いという事を知っているからです。それを知らないと、ただ攻撃するだけの男になると。常に挑戦し、本気を出している男は、かっこよくなるのではないかと思います。
あきら ぼくは、本気になる前には、突き抜けた先に、どのような人間関係があるのかを見たらいいという話をしてるよ。要はブランディングしていくという事は、人間関係が決まっていく事だと思うんだよね。例えばぼくは、IT経営者からあげまん・アゲメンというブランディングになって、人間関係がガラッと変わった。会う人は、女性や女性支援をやっている男性になったんだよね。それまではIT経営者ばかりだったから。だから、ブランディングした先に、自分がどのような人間関係を築きたいのかという視点を持っているよ。


加美 なるほど。
あきら それを持つと、その未来がイメージできて、その未来に向かって本気になれるんじゃないかと思うんだよね。
加美 なるほど。本気へのなり方ですね。確かに。
幸せに、対価はいらない
あきら ちなみに、加美君は女性支援をしていて、加美くんのアドバイスで成功した女性とも対談しているよね。女性に対しては、どんなブランディングのアドバイスをしているの?
加美 そうですね。僕は女性に、幸せに対価はいらないと言っています。
私なんて、という女性がとても多く、対価なしには受け取れない、ここからここまでは受け取れる、ここから先は受け取れないという事を、無意識に決めていると思っています。対価なしに受け取れるというスペースを広げてある分だけ幸せになっていけると思っています。それがものすごく狭ければ、何も受け取れずとても男っぽくなりますね。自分で何かしなければ思ってしまうからです。ただ本当にもう、愛を受け取ってください、罪悪感などもなく、対価なく受け取ってくださいと言っています。対価がもしあるとすれば、あなたが喜ぶ事が、その男性にとっての対価になるからという事は、よく言いますね。ただ、喜んでいる、それだけでいいと。
あきら いいね。


加美 僕は、本当にナチュラルにブランディングされていく事が理想だと思っています。自分が好きなものをただ発信していけば、それがブランディングになっていくのです。最初に馴染めないと言った事に対する違和感は、不自然さを感じたからだと思うのです。
あきら なるほど。ぼくは以前、あげまん女性は与え上手で、アゲメン男性は、受け取り上手であると書いていて、まさに加美君は、自分が受け取り上手っていうのを女性に見せながら、Facebookで女性達をあげているのだなと感じたね。
加美 ありがとうございます。


【前編】『「夫、死ね」って思ってる女性が、3か月後に「世界一の夫」だって思う!?』はこちら
この記事が載ってある「まとめ記事」はこちら


→【完全まとめ】パートナーを成功させる!あなたもあげまんになれる!「parcy’s note」必読記事
もう一記事いかが?加美君との対談、ブランディングやネットでの稼ぎ方の記事はこちら

