のべ50,000人年間3,000人以上の夫婦の相談にのる夫婦修復カウンセラーの鈴木あけみさんです。鈴木さんは特に30代の夫婦問題の解決に定評があり、これまでの相談を98%の確率で解決してきたという大人気カウンセラーだ。著書も「夫を、金持ちにする妻 貧乏にする妻」「夫の年収を2倍にする奇跡のほめ言葉」「良妻力」などを出版しておりベストセラーになっている。今日はそんな鈴木さんに、夫婦問題を解決してあげまん女性になる秘訣を教えてもらった。
【前編】30代後半の離婚がすごく多い!原因は「プチモンスター妻」?はこちら
【中編】普通の会社員男性の年収を1.5倍にする秘訣!?「あなたって、〇〇に似てるよね」はこちら
【後編】共働き夫婦のケンカの原因はこれだけ!だから外注せよ!はこちら
目次
共働き夫婦のケンカの原因は、ほとんどが家事!
AKIRA じゃあ、後編なんですけれども「共働き夫婦」って所にテーマを絞って聞けたらなと思います。今、共働き夫婦で年収400万とか500万とかの夫婦っていうのが凄く多いと言われてます。そういった所の夫婦関係の修復だったりとかお互い伸びていく為には、どんな事をすれば良いんですかね?
鈴木 それ位の収入同士のカップルに対しては、私は家事だとかそういうのは外注するようお話してます。
AKIRA なるほど。よく家事代行サービスとかやってる方っていますよね。それがいいんじゃないかということですか?
鈴木 そうですね。だって、それ(家事)がもとで喧嘩してるんですから。
どっちが家事をやるかとか家がだらしがないとか、時間がないって事でイライラして喧嘩になるんですよ、共働きのご夫婦って。
AKIRA なるほど。それが一番の原因だって事ですね。夫婦関係が悪くなるのって。
鈴木 そうです。大体奥様の方なんですけど、自分は忙しいじゃない、働いててやる事がいっぱい。家事もね。そうするとピリピリピリピリしちゃう(笑)家の中で。プンプンブリブリするの、そうするとご主人が居づらくてどうしたらいいか分からないってなっちゃって関係が悪くなるんですよ。それがほとんどです。
AKIRA へぇ。
鈴木 それで、そういう方の中身を聞くと、本当だったら家事とか生活スタイルを細かく共有してないとダメなんです。でもしてないんですよね。じゃあやれる方がやろうってなっちゃってるんですね。それが一番難しいやり方なんです。役割をきっちり決めないやり方は、コミュニケーション能力が高い人たち同士だったらそのやり方でうまくいくんです。でもそれは、お仕事は皆さんそこそこ出来るんだけど、そこまでのコミュニケーション能力がないからそこでこうズレが生じる。
AKIRA 確かに。普通の人同士だとコミュニケーションもそんなに高くないし、そこに対して仕事のようにコミュニケーションを取ろうってモチベーションもないですよね。
鈴木 そうです。特に今の若い人は高くないです。ゲーム世代でしょ。ゆとり世代でしょっていう。
AKIRA なるほど。「コミュ障」って言いますものね。
鈴木 そうなんですよ、だからなんか相手が考えてる事も分からないし、自分も素直に言えないって言う方が多いです
AKIRA 確かに。そもそも家事が一番の問題っていうのにも気づきにくいですよね。
鈴木 そうそう。結婚するまでね。そうなんです。
AKIRA さらに奥さんが、子供とか作り出したらまたさらにキツくなりますよね。
鈴木 そうですね。それで機嫌が悪くなっちゃう。
共働き夫婦は家事を外注せよ!
AKIRA 家事代行をすれば、ほとんど解決すると。
鈴木 そこも二人合わせて700〜800万円くらいになるわけじゃないですか。400万+400万で。家事代行って言っても本当に高いプロの人を雇うのもいいでしょうし、直雇いするんです。そうすると結構安いお金でお願いできるんですよ。
AKIRA まぁ、知り合いのね。
鈴木 おばちゃんに頼むとか。
AKIRA それで家事やってもらって。
鈴木 そうすると奥様も余裕を持って、いつも綺麗な家にご主人もいらっしゃるから揉めないじゃないですか。自分の時間も持てるようになるし、そういう工夫が必要なんですよね。
AKIRA 確かに。そうすると結構皆さん共働きの夫婦は仲良くなっていくっていう感じですか。
鈴木 そう。「いや〜鈴木さんに良い事聞いた」ってよく言われます。そういう風にある程度の人たちのご相談に関しては。
AKIRA そうすると、家事(代行)をしだすとまず奥さんがピリピリしなくなる、と。それは男性にとっても凄く大事ですよね。
鈴木 大事ですよね。
AKIRA 奥さんには笑っていて欲しいですね。
鈴木 ですよね。だって、何で機嫌が悪いのかなんて分からないでしょ?
AKIRA 分かんないんですよね。
鈴木 だから男の人ってオロオロしちゃって言いなりになるでしょう?奥さんの。
AKIRA そうですね。
鈴木 だから、余計奥さん気に入らないの。
AKIRA そうですね。
鈴木 経験あります?
AKIRA 経験あるっていうか、例えば子育てとかしてても赤ちゃんとか「ママ、ママ」ってなっちゃうし、手伝いたくてもおっぱい出ないし(笑)
鈴木 そうですよね。
AKIRA だから、こうじっと見守るしかできないっていう時がすごくあるので・・・どうしていいか分からなくなる時がありますよね。そこでちょっと幸せにできないのかもしれないなとか感じる瞬間は出てくるかなと。
鈴木 そうすると、こうなるはずじゃなかったっていう感じでいらっしゃって・・・
AKIRA 仕事にも集中できなくなってきちゃって
鈴木 家にも帰りたくなくなるでしょう?ご飯もちゃんと食べれなくなって顔色も悪くなったりしてね。
AKIRA そうそう。だからもっと家事とか子供が好きな男性とかの方がいいんじゃないかみたいな思考が出てきちゃう。その方が幸せに出来るんじゃないか、ぼくいらないんじゃないか、みたいな(笑)
鈴木 悪循環ですよね。
AKIRA そうですね。普通の会社員とかの方でも家事代行とかするだけで全然変わるって事なんですね。
鈴木 あとはもう割り切って、側にご両親とか住んでらっしゃったらお願いしてみるとかね。拒否するんじゃなくて受け入れる。うまく利用するって事もありかなぁと思いますけど、でもやっぱり一番いいのは外注するって事、割り切って。そういう思考って日本人は中々持てないんです。そこまで熟してないから。だから私は共働きのご夫婦は難しいんだなぁと。まぁ、保守的・・・若い人でも結構、「他人が入るのは嫌だ」とか言って保守的な考え方を持っている方もいるし。
AKIRA でも、それは夫婦としてもプラスになる考えですよね、家事代行を頼むと。共働きであれば家事代行を頼んでください、と。(笑)
鈴木 外注ね、そう。
AKIRA 凄い、シンプル(笑)それで、パートナーシップはどんどんうまくいっていくし、奥さんも仕事に集中できたりとか、したい時に家事をすれば良いんですものね。旦那さんも奥さんが凄い機嫌良くなるし、自分の仕事も集中できるし、二人ともこうあがっていくって事ですね。
鈴木 そうですね。だから、それができない人はハッキリ家事分担制にするしかない、明分化するっていう
AKIRA 親に来てもらうっていうのはどうなんですか?
鈴木 それは良いんですけど、そこもコミュニケーション能力が問われる所だと思います。
AKIRA 確かに、親とのコミュニケーションもしないといけないですものね。
鈴木 今、親も子離れできていない親御さんも多くてですね、入り込んで来て手伝うだけじゃなく口も出すってなっちゃうとそこで揉めちゃう人もおられます。
AKIRA なるほど、じゃあ一度まず外注してみましょう、みなさんっていう感じで。
AKIRA 最後に旦那さんからちょっと離婚したいんだけどって言われて悩んでる女性の方にメッセージを、あげまんになる方法として。
鈴木 そういう人が一番足りないのが、私が言うところの「妻力」というものなんです。要するに妻になりきれていないとか本当にいい奥さんになろうっていう気持ちがない、結婚さえすれば幸せになれるって思い込んでる方が多いんですね。やっぱりご主人を幸せにしようとか喜ばせようっていうかあげまん思考をちょっと持つだけで例えばご主人にかける言葉が「ありがとう」って1つ多くなったり、「ごめんなさい」って素直に言えるようになると関係性が変わっていくんじゃないかなと思います。
AKIRA 世の夫婦がそういう風になったらどんどん日本も豊かになっていくかなと思います。
鈴木 ですよね(笑)
AKIRA では、今日はありがとうございました。
鈴木 こちらこそありがとうございました。
夫婦修復カウンセラー・鈴木あけみ×中村あきら対談終了
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鈴木あけみさんとの対談音声は「parcy’sオンラインアカデミー 」で聞くことができる!
今回の鈴木あけみさんとの対談はオンラインアカデミー会員限定サイトにて見ることが可能だ。
また会場から鈴木あけみさんへの質問もクラブでは聞くことができる。
アカデミー会員限定サイト
「あげまん」オンラインアカデミー では、様々なparcy’sトークライブの様子、著名人との対談、講演会など見ることができる。アカデミー会員になって、参加したかったけどできなかった講演の様子をチェックしたり、振り返って聞き直したい講演をどんどんチェックしよう。
夫婦修復カウンセラー・鈴木あけみさんプロフィール
オフィスベル「夫婦修復相談室」代表。市民グループ「夫婦問題相談の会 キュア」代表。離婚カウンセラーの資格を取得後、これまでにのべ50000人から、夫婦問題の相談を受けて来た実績を持ち、テレビやラジオ、週刊誌、講演会などで大活躍中の、予約がなかなか取れない人気カウンセラーである。特に若年層のカウンセリングには定評があり年間でのべ3000人以上の夫婦修復相談を受けている。ブログ「夫婦の修復98%可能な離婚相談室」でも人気を博す。
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