シリコンバレーでも東京でも、デザインを教えるときに「モデリング」の方法を教えることが多い。
この方法を使えば、どんな人でも簡単にプロのウェブデザイナーになることができる。
ぼくの著書「東京以外で、1人で年商1億円のネットビジネスをつくる方法」でモデリングの方法を語った。
![モデリングの考え方](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-503x410.jpg)
![モデリングの考え方](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-503x410.jpg)
「モデリング」とは一言でいえば、得たい結果をまねするという手法だ。
ここで大切なのは、ただまねすることではない。「得たい結果」をまねすることだ。
今回、学生たちやインターン生に教えた題材をつかってデザインのモデリングのやり方を紹介したい。
目次
デザインをモデリングする!
今回は動画でぼくがデザインをモデリングするプロセスを動画にとってみた。
これを参考にすることで、デザインをモデリングするやり方がイメージできるだろう。
自分が「得たい結果」を得ているモデリングを探し、まずは99.99%トレースをする
![turn-your-ideas-into-reality](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/turn-your-ideas-into-680x341.jpg)
![turn-your-ideas-into-reality](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/turn-your-ideas-into-680x341.jpg)
ぼくはこのAKIRA DRIVEでアイキャッチ画像という、記事の最初にくる画像をいつも制作することが多い。
今回「モデリング」材料に選んだのは「turn your ideas into reality」というメディアのアイキャッチ。
おしゃれなアイキャッチ画像をつくるかつくらないかで、サイトへのアクセス流入が全く違ってくる。
この「turn your ideas into reality」はおしゃれなアイキャッチが有名で、フェイスブックなどでシェアした様子も目につきやすいデザインだった。
ぼくがアイキャッチ画像に置いて「得たい結果」は、
・フェイスブックなどSNSでシェアされたときにインパクトがあるデザインと実際の結果
・上質だけど、手間のかからないデザイン
・文字が目立つデザイン
だった。これを得ているデザインが「turn your ideas into reality」のサイトだったのだ。
それで今回「モデリング」として参考にさせてもらったのがこの画像。
出典: www.turnyourideasintoreality.com
このアイキャッチはとてもシンプルなのに、デザイン性があるアイキャッチだ。
こんなシンプルなデザインこそ、プロっぽいデザインと素人っぽいデザインが如実に現れる。
まずはFireworksなどのデザイン編集ソフトで、この画像をまったく同じにトレースをする。
99.99%トレースして、そこから自分の言葉を足していく
デザインソフトで上から同じ文字、同じ配置で文字を打っていく。
デザイナーの卵にデザインを教えるときにはまずプロのデザインを真似することが大切だって教えるね。
実は、この全くトレースをすると言う過程でデザイン性を磨くことができるんだよね。
99.99%真似しようとすると「プロはこんな細かなところまでやってたのか」という気づきが多くでてくるんだよね。
ちなみにこのトレースしたものをそのままネット上にアップしたりはしてはいけないよ。
著作権違反になるからね。
![モデリングしたものをオリジナルなものにしていく](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design3-500x300.jpg)
![モデリングしたものをオリジナルなものにしていく](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design3-500x300.jpg)
モデリングしたものに、自分の言葉を足していく。
モデリングしたものを、オリジナルに変える
![モデリングしたものをオリジナルデザインに変えていく](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design4-500x300.jpg)
![モデリングしたものをオリジナルデザインに変えていく](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design4-500x300.jpg)
同じ行間隔、同じ配置でオリジナルの文を入れると自分のアイキャッチがプロっぽくなった。
さらにこの背景を変える。
![オリジナルデザインにしたものを色を変える](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design5-500x300.jpg)
![オリジナルデザインにしたものを色を変える](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design5-500x300.jpg)
背景の色を変えることでさらにオリジナル化していく。
それでできあがったのがこのデザイン。
![中村あきらが教えるモデリングの大切さ10のポイント](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design6-500x300.jpg)
![中村あきらが教えるモデリングの大切さ10のポイント](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2015/12/modeling-design6-500x300.jpg)
デザイン性を保ちつつ、オリジナルなアイキャッチに変えることができた。
「モデリング」を覚えることでどんな人でもプロの結果を出すことができる
このモデリングを覚えるだけで、どんな人もプロのデザイナーになることができる。
デザイン学校にいってウェブデザインを学ぶよりも、このモデリングの考え方を学べば早くプロのデザイナーと同じレベルのデザインを出すことができる。
またデザインだけでなく、コーディングやプログラムにも対応できる考え方だ。
もっといえばビジネスにも応用することができる。
自分が学んだことがないビジネスでも得たい結果を得ている「モデリング」を見つけることで同じ結果を出すことができるのだ。
ぜひあなたもこの「モデリング」の考え方を学んで、どんな仕事もプロ並みに結果を出せるようにしよう!
![parcy'sがたくさんのメディアに取り上げられました!](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2019/03/media2.jpg)
![parcy'sがたくさんのメディアに取り上げられました!](https://www.akiradrive.com/wp-content/uploads/2019/03/media2.jpg)