男性の挑戦にどうしても賛同できません!そんな時は「自分は何を恐れているのか?」と向き合おう。

parcy’s note読者から以下のような質問が来た。

男性の挑戦に賛同できません


男性の挑戦に何でも賛同すべきなのか、ちょっと納得ができないというより、納得ができたとしても実行ができないです。

旦那さんは転職癖があり、私と出会ってから6社目の転職をしようとしています。
夜勤で土日勤務だった時から、昼間の仕事をするのは賛成しました。
それなのに1年ほどで体力面で辛いと感じ、飲食店に挑戦したいと言う事で、あまりに畑違いだし、彼は接客ができるようなタイプではないし、何より時間が不規則になるのがイヤで、反対していました。

あきらさんがおっしゃるように彼は反対されようが、ひとつのことしか考えていなく、私と両親の反対をよそに転職しました。
その後3ヶ月でまたしんどくなり転職を考えています。

彼には借金があり、しかもうちの親が肩代わりしている状況なのに、そんな好き勝手にされて定職にもつかないとのは誠意とか感謝とか感じられないし、付き合いきれません。

こんな状況でも賛同すべきなんでしょうか。

 

parcy’sで男性の挑戦に賛同できないという相談はとても多い。
こういう場合、どのように考えていけばいいか伝えていこうと思う。

まず自分に問うべきは、改めてこの旦那さんと一緒に進むか、別れて違う人を探すか

まず自分に問うべきは、改めてこの旦那さんと一緒に進むか、別れて違う人を探すか

parcy’sに相談する結婚している女性に言えることだが、愚痴を言ったとしても現実は何も変わらないということだ。
「うちの旦那はこうなんですよ!」と誰かに愚痴を言ったところで、あなたの人生もあなたの家族も何も上向きはしない。

人間関係の大原則として、人を変えることはできない。変えられるのは自分だけだ。
だからまずは自分の選択を決める必要がある。
それが改めて「この旦那さんと一緒に進むか」、「別れて違う人を探すか」になる。

考えた結果、別れて人生を仕切り直そう、と決めるのも勿論ありだよ。それならば離婚に向けて別居する、借金をどう返済してもらうか話し合う、両親に説明する…など、とるべきアクションがはっきりするよね。旦那の転職癖と借金のせいで人生うまくいかない!なんて言っている暇はない。

(離婚にむけて動けないっていう相談ではないと思うので、このあたりは今回は割愛するね)

いずれにしても、人は変えられない。自分が変わる必要があって、そうできない問題はあなたの内面にあるってことに気がつこう。

ただ質問を見ている感じからいうと、「賛同」についてはどんな男性と結婚したとしても同じような状況になる可能性はとても高いように思う。

質問者さんが、改めて「この旦那さんと一緒に進む」ことを選び、今までのアプローチで上手くいってないのであれば、アプローチを変えていかなければならない。

parcy’sが提案するアプローチは、「賛同できなくても、賛同しなさい。だってそれが彼の道でありあなたが彼を信頼していると示すことだから」ということだ。

旦那さんに反対しても、質問者さんの場合のように男性は腐っていくだけ

旦那さんに反対しても、質問者さんの場合のように男性は腐っていくだけ

質問者さんのように旦那さんの行く方向をコントロールしたり、旦那さんの転職を反対したとしても、旦那さんは腐っていくだけだ。

しかも母親までも反対しているとなると、旦那さんとしては家族に全く信頼されていないと感じているだろう。

質問者さんの発しているエネルギーは、男性を檻に入れるような行為であり、「あなたはダメなんだから」「ね?私の言った通りでしょう」「私の言った通りやって」という想いが溢れていて、旦那さんはそのエネルギーから逆らうことに必死な状態だと言える。

分かりやすい、さげまん女性の行動だ。

男性は仕事をがんばるどころか、あなたの否定から、いかに逃れるかに人生の大部分を使っている状態だと言える。そんな中で仕事をがんばるということは絶対できないし、あなたが別れるというまで、あなたが望むものとは違うことをやり続けるだろう。

男性は、隣にいる女性が発した通りの行動をするということだ。

反対するのではなく、その男性が決めたことを「全力で応援する!あなたを信じているから」と言ってごらん

反対するのではなく、その男性が決めたことを「全力で応援する!あなたを信じているから」と言ってごらん

まず問いたいのは、あなたは旦那さんに本当に賛同したことがあるだろうか?土日勤務の夜勤から昼勤務に転職することに賛成した、とのことだが、それはどこか条件付きで「あなたのお眼鏡にかなったから許した、認めた」ような側面はなかっただろうか。

それでは賛同とは程遠い。旦那さんはちゃんと、自分の決断へのあなたの採点を感じ取っているはずだよ。男性への信頼から賛成したのではないのであれば、parcy’sの言うところの賛同とは全然違うものだ。

一度、その男性が決めたことに対して反対せず、決断の良し悪しを採点なんかせず

私も全力で応援する!あなたを信じているから」と本気で接してみよう。

男性は全く違った行動をしていくよ。
男性の仕事や転職を反対するということは、あなたが家族の方向性への責任を持ってしまっていることになる。つまり旦那さんは、あなたの責任のもと人生を選んでいるという状態だ。

これが旦那さんが決めたことを信頼して応援すると転換することは、旦那さんが家族の方向性に責任を持つということでもある。
その状態で本当にこれがしたいのだろうか?と考えることにもなるし、その上でやると決めたことは本気で取り組むだろう。自分の仕事の結果で、家族の行く末が決まる責任を担っているのだから。

反対せずに信頼するということは、彼に家族の責任を持たせるということでもあるんだよ。

男性の行きたい方向に反対するのは、自分の中の「恐怖」に反応しているだけ

男性の行きたい方向に反対するのは、自分の中の「恐怖」に反応しているだけ

男性の行きたい方向に反対するということは、自分の中の恐怖に反応しているだけだ。
質問者さんがやるべきは、「何を恐れているのか?」ということに向き合うことだ。

「仕事ができる男になったら自分とはつり合わなくなるんじゃないか」「家に帰ってこなくなるんじゃないか」「稼ぐ人になったら浮気するかもしれない」「旦那以外の家族との関係が変わるのが嫌だ」

など自分が何を恐れているか、その恐れと向き合うことが大事だ。
変えるべきは旦那さんの行く末ではなく、自分の恐れになる。

その恐れがなくなれば、自ずと旦那さんのことを信頼することができる。
質問者さんは、今、自分の中の恐怖に囚われていて、その恐怖を感じないように旦那さんをコントロールしようとしているだけだ。

自分を信頼することだ。
自分を信頼するということは、自分が選んだ旦那さんを信頼するということ。そしてその旦那さんがやっていることが最良の結果を自分にも家族にも周りの人にも、もたらしてくれると信頼することだ。

パートナーに対するアプローチを変えること、そして旦那さんではなく、自分の恐怖と向き合うこと

何度もいうが、向き合うべきは、旦那さんじゃなくて自分だ。
自分が誰かを変えようとしたとき、それは何か自分の中の恐怖や恐れが出てきているんだと思おう。
その恐怖や恐れとその都度、向き合って自分を変えていくということがあげまん女性になるということだからね。
parcy’sのあげまん力5つの力の一つ、「変化力」だ。

その根本の恐怖や恐れをparcy’sプログラムでは、見ていけるようにしている。
アカデミーではなくても、「自己肯定感からパートナーシップを変える方法」で方法は書いてあるから見てみよう。

『自己肯定感からパートナーシップを変える方法』「幸せな恋愛・結婚」をしている人は自己肯定感が高い(イグアス出版)

『自己肯定感からパートナーシップを変える方法』 〜「幸せな恋愛・結婚」をしている人は自己肯定感が高い〜(イグアス出版)

あなたがしっかりとアプローチを変え、自分の恐怖と向き合えたら、全く現実が変わるということを約束するよ。
parcy’sでは、そんな風に変わったたくさんの夫婦や女性たちを見てきたから。

今日もあなたが「太陽」のように周りを照らしますように。

もう一記事いかが?男性の挑戦に賛同することについての記事はこちら

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「賛同」した後に男性から意見を求められたら?あげまん女性ならどう答える?

【続】30代キャリア女性の「さげまん」は、なぜ「だめんず」を大量生産してしまうのか?



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