【後編】鈴木惣士郎×中村あきら対談「日本を超えて、世界でつながる自分だけのコミュニティをつくれ!」

鈴木惣士郎と中村あきら対談

ドリームワークカレッジや女性コーチングスクールwithなどの月商3,000万円以上のスクール運営、「ゆかい村」などのコミュニティ運営、講演業で10万人以上もの人に日々メッセージを伝える鈴木惣士郎。現在はフィリピン・カミギン島に住みながら熱帯大自然生活、海外を周りながら日本で講演するという日々を送っている。そんな惣士郎さんに、「日本を超えて、世界でつながる自分だけのコミュニティ」というテーマで深く聞いていった。
【前編】「コミュニティをビジネス化するには?」はこちら
【中編】「自分たち夫婦にとって世界一住みたい場所はどうやって見つけるのか?」はこちら

あきら カミギン島に落ち着いた生活や人とのつながりができたあと、日本から惣士郎さんは人を呼び寄せて合宿とか、自分たちのカミギン島の暮らしだったりとか海外で住むことだったりとかを、日本の人たちに体験させてるじゃないですか。あれってどういう流れで、そうなったんですか。

本当の大自然に触れると、今まで出てこなかった「表現」や「声」が出てくる

鈴木惣士郎×中村あきら

惣士郎 もともと日本人に世界というフィールドを意識して生きてほしいという思いがあったんだ。日本が世界のためにできることが本当にすごくあるんだっていうこととかも含めて、義務感や貢献心ということよりも、そういうことがワクワクする楽しいことなんだというふうに思ってもらいたくてね。それに、日本に住んでたときには東京がほとんどの活動の主軸で、しかも都会の真ん中にいたわけなので、やっぱり都会の人たちに自然に行ってもらいたい。僕が生まれて初めて作った事業のキャンプ事業やアウトドア事業のように、人を自然に連れ帰りたいという思いがすごくあった。だから、大自然にせっかくホームを見つけたし、かつ日本人の世界での活躍に向けて、グローバルな人材・人物というものを作るチャンスにもなるかなって。それから今心病んでいる人が日本には多いので、心が晴れ晴れとなるような機会を作りたい。自分の才能や可能性というものを目いっぱい解放していくことを、体を通して自分と出会い直してやってほしい。僕がそれまでもずっと人生の中で思い続けていたことがここカミギン島なら全部出来るぞと思ったんですよ。

カミギン島の自然のプールカミギン島の自然のプールに飛び込む

あきら そういえば、昔はキャンプ事業もしてましたもんね。

惣士郎 ただ、カミギン島は僕にとっても奇跡のホームなので、やみくもに誰でも来てほしいとは思わないわけですよ。だから本当にご縁があって気持ちがいいなって思う人、それから僕たちの情報の出し方やつながり方の中で、そのことを大事に思ってくれる人に声をかける。それをしながらその機会と体験を共有していくということでプログラムをやり始めているっていう感じですね。

あきら みんな来てみてどうですか。価値観というか考えというかは変わっていくんですか?

惣士郎 やっぱり解放と感動がまず最初に来る。大自然というところでね。日本で自然に暮らしてますという人でも、南国の大自然というものとか、あとそのワイルドさというのは日本にはなかなかない。そこにみんなワーっとなる、心が開くっていう。やっぱ体も動かして自然に触れて行くと、感情も解放されるし、いろんな自分の今まで出なかった表情とか声とかそういうものが出て行って、本当に健やかに生き生きとするね。

カミギン島のでかい滝で遊ぶカミギン島の大きな滝で遊ぶ

あきら あーなんかわかります。そういうの。

惣士郎 命が躍動している感というのが、ほぼ本当誰からでも感じられて、そんな中で「いや、人生って何でもありだな」とか「こんな自分もいるんだな」とか可能性に気付くんだ。「じゃあどうしたいんだろう」と思うようになって、みんな本当に島にいる間に「本当の本当の本当にしたいことは?」っていうのを感じたり思い描いたりするようになっている。それと同時にそれを実現していくには自分自身がどんな存在であるかというのを再構築していく。そして本当にしたい生き方や仕事やライフスタイルを送りたいと思うようになり自分を変革して帰って行くんだよ。ほとんどの人がそうなってるなって思うぐらいそれは今のところ実現できてるなと思いますね。

「恐さ」と「ワクワク」を両方冒険すると、間のことは「普通」になってくる

鈴木惣士郎

あきら ぼくが見ているとして、やっぱり大自然プラス惣士郎さんと長時間一緒にいてるっていうのも大きいのかなって思ったりしますね。ゆかい村のときもそうでしたけど、起業に対して難しいんじゃなくて簡単だって思わせてたというのも、ぼくはまさにそれを感じました。「海外に住むことを簡単だな」って惣士郎さんといると感じるというか。それって何でかって言うと、例えば惣士郎さんってふとした瞬間に「じゃあみんなで住んじゃえばいいじゃん」みたいなことを簡単に言うんです。本当に簡単に。ハッとさせられて、「え?そんな選択肢あるの?」みたいな。そういうのを投げかける才能がありますよね。

惣士郎 ありますね(笑)光栄です。

あきら その大自然と惣士郎さんの両方と話してるっていうのが、また大事なところなんじゃないかとそう感じたりはしますね。

惣士郎 たとえば、世界中ぐるっと回って来てから「沖縄行こっかな、どうしよっかな」とかっていう人を見ると、「早くいけばいいじゃん」って普通に思うことがあるんだよね。最初はあそこのスーパーまで買い物に行くのも車運転だと怖いたいな人が、高速道路を必死になって頑張って運転したとする。そのあとに行くスーパーってすごく余裕だって多くの人は感じるんですよ。そういう風に、僕はまず冒険するんですね。怖さとワクワクの両方の中で冒険をしてみると、間のことは全部プロセスになり段々普通になっていきます。だから僕も最初はそうだったんだけど、経験をしてしまうとそれはもう普通になっちゃう。だから僕は「普通だよ」って言うだけなんだ。

カミギン島鈴木惣士郎

あきら んーなるほど。

惣士郎 そうすると相手は「ああ、そうなんだ」って思う。で今の自分にとっては怖いけど、わからないけど、「ああ、でもなんかそうなんだ」って。だから僕は自分ができない中で、「できるよ」とか「歯を食いしばって頑張ろうよ」とかそういうのは全然できないし好きでもない。ただやっちゃったことは普通だから地元詳しいみたいなのと一緒で、起業やっちゃたらやっちゃったことについてはわかる。海外出ちゃったらわかる。森の中ひたすら駆けずり回ってくると「森なんか行けばいいんじゃない」とかってなってくる。10メーター海に潜れば3メーターは何とも思わないとかね。なので、「基準」というものを皆自分に持っていて、その基準値はいろんな経験を「ストレッチ」することで変わっていく。とにかく、とんでもない冒険をすると、今まで大変と思っていたことが普通になったり簡単になったりしていくと思いますね。

日本の文化の良さは「尊敬・尊重」、欧米の良さは「フラット」さ

鈴木惣士郎×中村あきら

あきら ぼくがカミギン島で惣士郎さんに聞いた一番印象的だった話は、海外でのコミュニティに関する惣士郎さんのエピソードでした。日本だと、人と人との間に上下関係というのを感じた瞬間があって、それに対して疑問を持ってたと。それでカミギン島に来てみたらすごいフラットだったと。英語とかもフラットな言葉ですし。海外という新しい文化の中できるつながりっていうものが、さらに新しい「自分らしいコミュニティ」になってるなという感覚なんですよね。

惣士郎 日本は縦社会だと、みんな思っていると思うんですね。僕が好きな欧米文化でいうと、両親が自分の子どものことをベスト・フレンドっていうふうに表現することが結構あって、それはナアナアなんじゃなくて本当の意味で親の持つ「親しみ」というような、そういうことが味わえる感覚があるなというのがすごくいいことだなと感じています。だから「尊敬・尊重」と「親しみ」ということのバランスが日本の場合は「尊敬・尊重」が強いから、海外に出ると「親しみ」というものやフラットの愛というのに新鮮さを感じて学ぶんじゃないかな。逆に縦社会の礼儀とか人への尊重・尊敬というのを海外の文化の人たちも学んだり気付いたりすることがあるのかなって。そういう良い所の学び合いも起きている気がしていてる。

中村あきら×鈴木惣士郎

あきら 確かにそれは日本と欧米の良さですね。

惣士郎 それにやっぱり、人は自分の生活や存在に違和感があったら、やっぱり今いる場所から離れて、海外、特に英語文化のフィールドで、国も関係ない年齢も関係ないというものに触れる。そしてもう一度、人と人のつながり、フラットな人間関係、というところを味わうことで、人生が開かれて行く人が沢山いると思うんでね。僕は海外っていうのは遊びに行くじゃなくて暮らすことを含めて本当にカルチャーショックといわれる、文化的なある種の刺激をすごく受けてもらいたいなと思うし、その中から日本にある良さとか自分の好きなことっていうのは大切に守っていったりすればいいのかなと思ってます。

あきら ぼくも、海外に住んでみることで起こるカルチャーショックはたくさん感じました。海外に対してももちろんですが、住んでみて改めて日本に帰った時もカルチャーショックの嵐でしたね。

惣士郎 日本か外かという概念って僕はおかしいと思っていて、日本?海外?って思うんだけど、海外って世界のことだったら、世界の中に日本があるわけで、日本か世界かっておかしい。世界の中の日本っていうふうに見ることができる視点は、日本よりも外の地域や国やエリアにいながらにして世界を感じると、世界の中に日本があって、全体がそうしてつながってるっていうふうにまとめられていく。だから日本に留まって鬱々しているくらいなら、世界中の文化を経験し心地よさとか親しみとかを感じて、つながっていられているという実感を得るのがすごく大事。それって、お腹が減って食べ物探しに行くのと同じぐらい大事なことで、それをやってほしいと思うね。それがリーダーだったらそういうことをみんなができる、つながってるって本当に思えるような環境や文化を作れているか、そういうことを人に思わせられる人をつくれているかというのをちゃんと把握する必要がある。それって、今の日本の人たちが潜在的に持っている大事なことを形にしてあげられていると思うし、結局はそういう潜在ニーズを扱った人が事業家としても上手くいっていくと思う。だから、そういう着眼点で社会の中で本当にみんなが求めているところへリードする人がどんどん増えたらいいなと思うね。

あきら ぼくは惣士郎さんを見てて思うんですけど、日本でコミュニティやチーム、組織のリーダーだったりする人たちが、日本だけでコミュニティや組織の在り方を論じるのではなく、世界に出ることで、また自分の組織やコミュニティの在り方を新しいものに変えていくことができるんじゃないかなって思ってます。それに、日本じゃなくて世界規模で見たときの「自分のコミュニティって何なんだろう?」って模索してくれる人が現れたらいいなと思いますね。今日はありがとうございました。

惣士郎 ありがとうございました。

鈴木惣士郎と中村あきら対談

中村あきら×鈴木惣士郎対談 終わり
(構成 湯ノ口直樹

【前編】「コミュニティをビジネス化するには?」はこちら
【中編】「自分たち夫婦にとって世界一住みたい場所はどうやって見つけるのか?」はこちら

自分たち夫婦にとって世界一の場所で、自分だけのコミュニティをつくろう!

ぼくもシリコンバレーで学生たちとのコミュニティができた。
日本だけじゃなくて、世界中を見たときに自分たち夫婦にとって最適な場所って必ずある。

そしてそこで出会うつながりやコミュニティは、日本のそれと比べてはるかに多くのことを吸収させてくれる。
幅広い人種や文化で形成されるコミュニティは、日本人だけと比べてコミュニティ内部での刺激が多くなる。さらに、外に広がることで日本というものをより深く見ることができる。

日本という枠だけでのコミュニティではなく、世界で自分だけのコミュニティをつくろう。
そうすることで見えてくるものがきっとある。例え、自分にとって海外でのコミュニティが合わなかったとしても、合わなかったという経験を持ち帰ることができる。

あなたが大きくなることで、あなたのコミュニティもあなたに集まっている人たちも、きっと次の高みへと進んでいくはずだ。

世界で自分だけのコミュニティをつくろう!


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中村 あきら

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