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parcy’sの読者から以下のような質問が届いた。

質問ありがとう。それでは今日は「俺じゃ幸せにできないと言う男性の心理」について見ていこう。
目次
幸せになれないと思っているとそうなっていくもの
男性が「俺じゃ幸せにできない」と言った背景には、あなた自身の「自分は幸せになってはいけない」「幸せになれない」という無意識のブレーキがある可能性が高い。
parcy’sではこうした無意識による働きに「囚幸感情Ⓡ(しゅうこうかんじょう)」があるとお伝えしている。
囚幸感情は無意識にある、幸せからの逃げ癖のことだ。頭では幸せになりたい、愛されたいと思いながらも、無意識に「私が愛されるはずがない」「我慢していないと、嫌われてしまう」という想いが湧き出て、その無意識にひっぱられてしまうということがおこる。
このようなブレーキは、幼少期の環境や家庭内での経験、否定的な言葉の記憶などから根づいている場合が多く、自分でも気づかぬうちに日常の言動や態度に影響してしまう。
男性の本質として、隣にいる大切な女性を幸せにしたいという想いがあるが、女性が「私なんて…」「私は幸せになる価値がない」という後ろ向きな考え方をして、幸せから逃げるような態度をしていると、男性は「自分ではこの人を幸せにしてあげられない」と感じるようになってしまう。
囚幸感情に引きずられて、幸せにむかえない癖が、実際の関係性をも揺るがしてしまうのだ。
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幸せにできないという男性心理3選
「幸せにできない」という言葉の裏には、さまざまな男性心理が潜んでいる。
真意を見誤らないためにも、その背景にある心理パターンを理解しておくことが重要だ。
自分に自信が無い
彼が「幸せにできない」と感じる一番の原因は、男性側の心理として、自分に自信がないことが挙げられる。
自信のない男性は自分の価値を低く評価し、相手を不幸にしてしまうのではないかという不安を強く抱く。
これは「俺には彼女を幸せにできない」という自己否定につながる。たとえば、過去の恋愛で相手を傷つけてしまった経験がある場合、それが心の傷となり、「また同じことを繰り返すのでは」という恐れに変わっていく。
その結果、恋人の些細な言動に対して過剰に反応し、自分を否定するような発言を繰り返すようになる。
さらに、仕事や経済面で思うように結果が出ていないと、「自分には支える力がない」と感じやすくなるため、パートナーと向き合うことさえ重荷になってしまう。
将来が不安
金銭、仕事、結婚、環境などの要素が絡み「今は君を幸せにできない」と感じる男性は多い。
その心理には、男性にとって愛や結婚が「責任」で、愛する人・家族の生活基盤や環境を作ることが自分の存在価値で、それを支えられないのではないかという恐れを持ちやすい。
たとえば、転職活動中や昇進の見通しが立たない状況では、将来的な収入やライフスタイルの不確実性に直面し、自分ひとりの人生すら安定していないのに誰かを背負うことはできないと考える。
その不安は、「愛情があっても現実が追いつかない」という葛藤を生むのだ。
恋人の期待に応えられないことがプレッシャーとなり、結果的に「いまの自分では彼女を幸せにできない」と判断するに至る。
別れの口実にしている
真の理由を言いにくいために「幸せにできない」という言葉を使う男性も存在する。
この心理は、「本当の理由を言って傷つけたくない」「罪悪感を和らげたい」といった配慮から出てくる安全策だ。
たとえば、気持ちが冷めていたり、他に気になる存在ができていたりしても、それを正直に伝えれば相手を深く傷つける可能性がある。
そこで、「自分には君を幸せにできない」という一見誠実に聞こえる言葉を選ぶことで、別れの責任を自分に引き受ける形にしているのだ。
表向きは優しさのように見えるが、本音を避けているため、相手には釈然としない感情だけが残る。
このような男性心理には、相手への思いやりという一面と、自己保身という側面の両方が交錯している。
では、女性では決して分からない男性心理が満載。男性の本音がわかり彼と自分らしい幸せな結婚を実現する方法を説明しているのでぜひ見てみよう。
幸せにできないと言われたらもう別れるしかない?チェックリスト
「幸せにできない」と言われたからといって、もう別れるしかないと考える必要はない。
彼の言葉や態度に表れるサインを丁寧に読み解くことで、本心を見極める手がかりが得られるのだ。
LINEやSNSから未練を感じられる
別れの直前もしくは直後に、LINEやSNSで未練や思いやりが見えることがある。
完全に気持ちが離れていない証拠であり、本人の中には未練や後悔、あるいは「やはり別れは間違いだったのでは」といった揺らぎが残っている場合が多い。
「幸せにできない」と言いながらも、その選択が正しかったのか自問自答していることも多い。
他の女性の影が無い
別れてからも彼に他の女性の影が全く見えない場合、本当にあなたのことを大切に思っているけれど、今は自分に自信がないと感じている可能性がある。
恋愛が終わった後にすぐ別の女性と親しくなる人もいれば、まったく新たな関係を築こうとしない人もいる。
後者の場合、心のどこかにまだ未練が残っていたり、自分を立て直す時間を必要としていたりすることが多い。
「今のままでは誰かを幸せにできない」と思い詰め、誰とも関係を持とうとしないのは、自己否定や責任感の強さの表れでもある。
彼の態度が優しい
別れ際やその後にも変わらず優しさが残っていれば、彼の心理には悪意はなく、責任感や配慮から「君を幸せにできない」と言っただけの可能性がある。
たとえば、別れた後も体調を気遣う連絡が来たり、忘れ物を丁寧に返してくれたりといった行動が見られる場合、完全に気持ちが離れているわけではないことが読み取れる。
「幸せにできない」と言いながらも、相手を思いやる態度が続いているなら、それは決して突き放したいという意図ではなく、自分の未熟さを悔いての行動である可能性が高い。
このような男性心理の裏側には、あなたを傷つけたくないという想いや自分をもっと整えたいといった真摯な感情が潜んでいることも多く、そうした優しさのなかに本心を見極める手がかりが隠されている。
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幸せにできないと言われたときの対処法
「幸せにできない」と言われたとき、ただ傷つくだけでは前に進めない。
その言葉の裏にある男性心理を理解し、適切な対処を取ることで、関係を見つめ直すきっかけが生まれるのだ。
期限を決めて距離を置く
「幸せにできない」という状態は、感情の混乱や状況の一時的なものかもしれない。
少し距離を置き、彼が冷静に自分と向き合える時間をつくることが効果的だ。
また、別れの言葉が感情の高ぶりから出たものであれば、時間を置くことで本心が見えてくる。そのためには、連絡を控え、互いに干渉しない期間を明確に設けることが重要なのだ。
「1か月後にもう一度話そう」と期限を決めておくことで、漠然とした不安が軽減されるうえ、再確認の機会も確保できる。
距離を取ることで、彼は「自分は本当に彼女を幸せにできないのか」と客観的に考えることが可能になる。
忘れがちになっていた感謝の言葉を伝える
普段の感謝や相手の良いところを改めて伝える行為は、彼の自信を取り戻させ、「幸せに できない」から「幸せにしたい」へと心理を変化させるきっかけになる。
恋愛関係が長くなると、相手に対する感謝の気持ちや尊敬の言葉をつい後回しにしがちだ。
しかし、自分が与えたものがちゃんと届いていると感じたとき、男性は「自分にも誰かを幸せにする力がある」と実感することができる。
たとえば、「いつも話を真剣に聞いてくれていたのが嬉しかった」「忙しい中でも時間をつくってくれたことに救われていた」など、具体的な言葉で感謝を伝えると、彼の中で自己評価が上がりやすくなる。
その結果、「幸せにできない」と感じていた思い込みがほぐれ、再び前向きな関係を築く気持ちが芽生えることも十分にあり得るのだ。
自分磨きに没頭する
見た目だけでなくキャリア・趣味・スキルなどにも力を入れ、自分自身が「幸せになれる人間だ」と実感できるように成長することが重要だ。
それにより、男性側も「幸せにしてあげられる」と思えるようになる。
失恋直後は気持ちが内向きになりがちだが、そのタイミングこそ自己成長に集中する好機なのだ。
また、新たな資格の取得に挑戦したり、以前から興味のあった分野に打ち込んだりと、自分を高める行動は内面的な充実感を育てる。
そうして自信を取り戻す姿は、再び彼と出会ったとき、以前とは違う魅力として映る可能性が高い。
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自己肯定感が低いと自己理解が浅くなる
自己肯定感が低い状態では、自分の気持ちや価値観を正確に捉えられず、相手との関係にも歪みが生じやすくなる。
その結果、相手の男性心理に不安をもたらし、「このままでは彼女を幸せにできない」と思わせてしまう状況が生まれる。
以前「【男性心理】なぜ男は「自己肯定感が高い女性」にどんなに忙しくても何度も会いに来るのか」でも伝えたが、自己肯定感が高いと癒され、男性としての存在意義が満たされるから一生手放せない女性へとなっていくんだよ。
それに対し、自己肯定感が低いと「私は何をしても受け入れてもらえない」と感じやすく、無意識のうちに不満や被害意識を溜め込みやすい。
そしてそれが関係性の緊張を生み、男性側は「彼女を幸せにできない」と強く感じるようになるのだ。
だからこそ、自分の価値や感情を理解し、冷静に受け止める力を育てることが重要である。
自己肯定感の土台には自己理解があるが、この土台がぐらついていると、いくら愛されていても「私は幸せになれない」と感じ続ける悪循環から抜け出せなくなる。
キーバリューズⓇ(価値軸)があれば「幸せにしたい女性」になる
幸せにしたいと思われる女性は自己肯定感が高く、キーバリューズⓇ(価値軸)をもっているものだ、
※キーバリューズⓇ(価値軸)とは、あなたにとって大切な価値観の集まりで、あなたの人生の選択、方向性を決めるのに必要な、あなたという人の本質の中心となるものだ。
「私は幸せになっていい」と心から理解しており、その理解は他者への寛容さにもつながるため、コミュニケーションが一方通行にならない。
一方で、キーバリューズが不明瞭な状態では、「何を求めているのか」が自分でも分からず、相手にも伝わらない。
そのような曖昧さは男性心理に混乱をもたらし、「この関係を続けても彼女を幸せにできない」と結論づけられてしまう。
幼少期からの経験や育った環境、自分が大切にしてきた想いや違和感に目を向けることで、自分の価値軸を見つけていくことができる。
以前「【parcy’sモデル図解】幸せな結婚をする人とそうでない人の違い」でも伝えたが、自分が何を大切にしたいかわかった上で男性心理を理解すれば、男性の愛をまっすぐに受け取り、深く愛し・愛される関係をつくれるようになる。
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彼氏に「幸せにできないから別れよう」と言われました。
「幸せにできない」ってなんでしょうか。
もっと「〇〇がイヤ」とか「〇〇がおかしい、価値観が合わない」とか具体的であれば直しようがあるのですが、幸せにできないと言われても、どうしたらいいのかわかりません。
そもそも、そんなこと押し付けているわけでもないのに。と思ってしまいます。
実は前の彼と別れた原因をはっきり言ってもらえず、自然消滅してしまったのですが、今考えると別れる間際の連絡に似たような言葉があったように思います。
男性が幸せにできないって思ってしまったら、もう別れるしかないのでしょうか。