【中編】ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×AKIRA対談『男性を成長させるには、自分の「的(まと)」を小さくしていく!?』

【中編】ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×中村あきら対談『男性を成長させるには、自分の「的(まと)」を小さくしていく!?』

ご自愛ライフスタイル研究室を運営する100万PVブロガーでもある小原綾子さんとの対談です。小原綾子さんは、「ご自愛(=自分を愛すること)」をテーマに様々な女性に生き方の提案をしています。「ズルいくらいに愛されるたった1つの方法」(KADOKAWA出版)もベストセラーに。そんな小原さんに、あげまん女性×ご自愛をテーマに語ってもらいました。
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【中編】『男性を成長させるには、自分の「的(まと)」を小さくしていく!?』はこちら
【後編】『最高の男の敵は、ただの良い男なのだ』はこちら

小原対談1

男性は女性の本当の的(まと)しか居抜きたくない

AKIRA あげまん女性は、男性の器を広げられる女性だと言っていましたが、実際に男性の器を広げるには、どういうことをしていけばいいのでしょうか?

小原 私はよく、男性と女性をマークにすると、男性は丸に矢印、女性は丸にバツ。本にも書いてあるんですが、男性は習性的に常に何かに向かっているんです。

女性は、ブルゾンちえみっていう人が言っている通り、女は待つの。私はこれがいいわ、とだけ言って待つのが鉄則なんです。

AKIRA 深いですね、確かに。言えない人も多いですし、言えないで待っている人も多くないですか。

小原 言えないで待つのもそうだし、叶えてほしすぎて「どこに行って」「あれ何々してきて」みたいな命令する人もいますよね。

小原綾子さん♀♂論

小原綾子さんが出版セミナーで語る♀♂論
出典:ameblo.jp

AKIRA なるほど、確かに分かります。

小原 もっといい会社に就職をして、年俸を上げてもらってみたいな。でも的はそこでは無いんですよね。待つのは、的(マト)なわけです。的は射抜いてもらえるまで待っているでしょ。だから、私は、こういうのが好きなのとか、私はこういうのがいいな、こういう人が好きだなというのを常に発するようにするわけですね。

自分の希望をアピールしていると、ちょっと狙っちゃおうかな、みたいな人が絶対現れるんですよ。しかも女の子が素直であればあるほど1人じゃなかったりするんです。男性も、これ本当に射抜いても、本当の的は無いでしょみたいなのを本能的に心理的な複雑度とかは、見抜くわけです。

AKIRA 「君、そう言っているけど、本当は思っていないでしょう?」ってやつですね。

小原 あるいは、射抜きがいが無いなとか。簡単そうとか、上辺で言っているなみたいなのは、射抜きがいがないですよね。

ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×中村あきら

AKIRA 本当に本心で言っていたら、男性は本心を叶えられるから喜ばせたいなと思うと。

小原 男性は大体、達成感ですよね。わたしの主人もそうなのですが、女の子が普段からわがままと思われるようなことを言っていたとしても、こいつの願いを叶えられるのは俺しかいねえな、となるとずっと狙い続けてくれるの。

逆に、女の人のほうが、可哀想だからあなたもういいわとなってしまうと、途端にこの矢印をどうすればいいか分からなくなってしまうんですよ。これが、健全に仕事に向かう人もいますが、大体は他の女の子に向かいます。だから小悪魔はモテるんですよ。

AKIRA 実際に的を持つとすれば、どういうふうに持てばいいですか。

小原 少しつまらないことを言いますけれど、男とか一切置いておいて、女性が1人でもまず自分に向き合うということなんです。

小原対談2

AKIRA はい、本質だと思います。

小原 自分が本当に好きな幸せな形、本当に欲しい幸せな形とか、どういうのが好きかもよく分かっていない子がすごく多いのですよ。私もそうだったんですが、特にバリバリ仕事をしている人は、周りをすごくデータとして見ていて、そのデータにかなう私かどうかを自分の行動の基準にしている人がすごく多い。そうではない人もたくさんいるんですが、恋愛で悩むキャリア女性の方は、大体そうです。会社にハマっているか、お客さんにハマっているか、が第一で私がどうしたいかはあとまわしなんですよね。それを公私でオンオフできる方も、もちろんいらっしゃいますが、恋愛で悩む人は一緒になってしまうんです。

だから合コンとかに行ってもつまらないんですよ。接客してしまうから。私の場合でも、友達って、同じような友達でつるむでしょう。合コンの相手に、あの男なんなの、お客様みたいな感じできつかったよね、と言って合コンに行くと全員疲れたねとなってしまう。そもそも、どうしてそうなるのかというと、全てが仕事基準で嫌われないように、きちんと見られるように、ちゃんとしていなくてはという価値基準があるですね。逆に、自分のこうしたいがほとんど入っていないのですよ。

AKIRA まずそこで気づくということですね。それは例えば気づいたとして、的を持つとしたら、どういうふうにアピールしていくといいですか?

小原 私こういうの好きだなとか。

AKIRA 会う人、会う人にですか?

小原 こういうのをやりたいと思ってるんだよね、と言ったりとか。どういうのがいいのとか、夢はあるのみたいに話した時に、それをポンと言えるかどうか。大体、これ言ったら嫌われるかなとか思って、言えなくなってしまうじゃないですか。それを、なぜ思ってしまうかと言うと、この人に叶えてもらおうと思いすぎるからですよね。

ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×中村あきら

AKIRA 要は、自分がしたいというのを、自分のフィルターではなくて別の人のフィルターで言おうとしてしまうということ。

小原 そう。だから変に申し訳なさそうに言ってしまったり、どうせ叶わないという前提で言ったりする人がすごく多いんですが、叶っても叶わなくてもどちらでもいいんです。ただ、こういうのが好きなんです、こういう人になりたいんですというのを言っておくと、そこに興味を持つ男性がすごく多い。しかも、小さい男じゃない人ほど、そういう女性に興味を持ってくれるのです。

AKIRA それは自分にとって本当の的(まと)であればあるほどいいと言うわけですね。

小原 多分アゲメンを自負している男性は、本当にそこそこでいいというような女性には興味がないでしょうね。

AKIRA そうですね。合う合わないだけで言っているなというのは、すごく分かります。

小原 一般的なありきたりなことを言っているな、とか。この子は一生、誰もが言うようなことしか、言わないのだろうなみたいな。

AKIRA よく女性が言う好きなタイプは優しい人みたいな。

小原 はい。すごくつまらない、いわゆる、いい人みたいな。男性も女性も、こういうのがやりたい、こういうのが好きだなというのは、言い合えばいいと思うんです。それは別にパートナー関係だとしても、この人に叶えようとしてもらうのは、本当にいいという前提で。叶うか叶わないかすらもよくて、ただ希望を放つ。少しスピリチュアルっぽく言うと宇宙に話す的な意味ですね。そのスタンスでいると、絶対それを叶えてくれる人が現れたり、その人がそういう男になったりするという感じですね。

自分の成長と共に、自分の的(まと)を小さくしていく

ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×中村あきら

AKIRA それが男性の器も、広がるんですね。その広がるメカニズムというのは、どういうことなんですか。

小原 要は、男性は何か1つの技術を習得すると、目標志向でより高みを目指す生き物じゃないですか。だから、こちらはダーツだとしたら、どこに当たってもいいよという的を、段々小さくしていくわけです。

AKIRA なるほど、小さくしていくんですね。

小原 小さくしていくと、難易度が高いですよね。これ正直、真剣にやらないと、絶対当たらないぞとなると、男性は頑張るんですよね。もちろん中には、それは俺には無理ですと言って離れる人もいるかも知れないけど、それはそれでほかに狙ってくれる人が現れるんですよ。

AKIRA その人ではなくても現れるということなんですね。

小原 現れるし、現れないとしても、もう多分幸せなんですよね、ここまで言える女の人は。私はこれが好きというのが、ここまで分かっていれば。要は、誰でもウェルカムという女性よりは、あなたがいいのよと言ってくれるのが、やはりいいじゃないですか。それが的(まと)の絞り。誰でもいいと言われるよりは、私はこういう男性がいいと思っているんだよね、というふうにどんどん的を絞られると、そうなんだ、と期待に応えたくなったりするじゃないですか。

AKIRA 分かります。まず自分の的というものを、しっかり明確化して、それを目の前の男性へではなくて、自分として放つ。

小原 たとえば、そういう人現れたらいいねとか、そうなれたらいいねというのを、自分だけと確認していると、思っていることをふと言います。言うと、へえーとなって、俺は無理だわという人もいれば、それどういうこと興味を持ってもらえたりとかもあるから。

AKIRA 自分の成長と共に、的をどんどん小さくしていくんですね。

小原 こういう人は勝手に自然にどんどんピコピコ言い出すから。

AKIRA そしたらそこに合う人も現れるし、今の男性がどんどんそこに向かって成長していくという流れができていく。それができるのがあげまん女性なのというところなんでしょうね。

【中編】ご自愛マインドアドバイザー・小原綾子×中村あきら対談『男性を成長させるには、自分の「的(まと)」を小さくしていく!?』

後編につづく。

次回は、「最高の男の敵は、ただの良い男なのだ」をお届けします。

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