先日あげまん理論の認定インストラクターを受講する受講生からこのような質問が寄せられた。
「女優になれ」というアドバイスはどう思いますか?
もっと女性たちに戦略的になったらいいのにと感じています。
例えば、もっと「女優になれ!」と伝えたらどうかなと思っています。
自分を女優だと思って、旦那さんに「できるよ!」とか「信じてる!」と言ってあげたらいいのにと思います。
あきらさんの記事は優しいですよね。
この「女優になれ」というアドバイスについてどう思いますか?
とてもいい質問だったので今日はこの考え方について紹介したい。
あげまん理論では、「男性心理を使って「信じてるよ」と最初は演技で使ってもいい。でも、あなたの心がいつまでも幸せを感じないなら、演技し続ける人生は幸せではない」という風に伝えている。
つまり、自己犠牲あげまんは「あげまん」ではないのだ。
この記事の目次
自己犠牲あげまんは、自分を犠牲にしながら相手を立てる「偽のあげまん女性」


あげまん理論をやっているとたくさんの女性から「私も旦那を金持ちにしました!」「私も旦那を成功させました!」と連絡が来る。経営者の妻、経済界の妻、女性理事長といった大御所の女性たちからも話を持ちかけられることはある。
その中でぼくが見ているのは、「この人は自己犠牲をしていないか?」というところだ。
特に昔の女性は、女性の野心によって旦那を成功させるということは多かった。
でもぼくが伝えていきたいあげまん理論や現代の求められるあげまん女性像というのは、心から幸せで自分を認められて、パートナーも自分も対等に成長していくというパートナーシップ像なのだ。
そのためには、演技だけでは幸せになれない。
自己犠牲しながらパートナーを金持ちや成功させたとしても、どこかで精神や身体は崩壊する。
実際にぼくが見て「旦那を成功させた」と言って自己犠牲をしている女性は、子どもたちの問題(不良や家族離ればなれ)や成功した後の離婚、自身の入院など、自己犠牲と引き換えに多くのものを失っていた。
これが自己犠牲あげまんの行き着く先だ。
だからこそ、現代のあげまん像であり、あげまん理論で大切なのは「自己肯定感」なのだ。
自分が満たされてパートナーも一緒に成長していきたいと思う心のあり方こそ「あげまん女性」


もちろんあげまん理論で男性心理を学び、あげまん理論のテクニックを学び、試してみたら大いに効果があると実感することは多いはずだ。
実際にたくさんの女性たちが、「あげまん理論を使ったらパートナーの反応がとてもいいです!」という声はもらう。
しかし、それをやり続けてあなたの心が本当に幸せではなかったとしたら、どこか自分自身が自分のことを認められてない部分があるんだということを疑おう。
「あなたなら絶対大丈夫よ、信じている」という言葉を使ってパートナーがどんどん上手くいっているのに、あなた自身がそれでも心ではパートナーを信じられないとしたら自分の「自己信頼感」を疑おう。
あなたがあなたを信じていれば、パートナーの成功や未来も自ずと当たり前のように信じることができる。
あげまん理論のテクニックだけではなく、あなたがあなた自身を認める心「自己肯定感」を育んでいくことが本当に幸せなパートナーシップではとても重要なのだ。
初めは演技でOK。
そこであなたの持つ影響力、男性を成長させる力、男性の成長する力を実感しよう。
そして、自己肯定感を高めて、演技ではなく本心からあげまん的な振る舞いができるように、あなた自身も変身をとげよう。
あげまん女性の心は、シャンパンタワーをイメージしてみて
あげまん女性の心を説明するときにいつも使う例えは、シャンパンタワーをイメージしてみることをオススメする。


あなたは一番上のグラスだ。
あなたの満たされた心が溢れて、パートナーや家族、その下に友人たちや仕事仲間、お客さんなどあなたから溢れる愛がたくさんの人の心を満たしていく。
大切なのは、あなたの心が満たされることが、あなたの周りの人たちを幸せにするんだということだ。
自分は満たされていないのに、下のグラスや他のグラスから注いでも、あなたを含む他の人は幸せにはならない。
一番上のあなたの心のグラスからきちんと注ぐことだ。
テクニックで女優になるのではなく、自己肯定感を高め心から溢れる「あげまん女性」になろう


テクニックで女優や自己犠牲あげまんになるのではなく、自己肯定感を高めて、心からパートナーに対する愛が溢れるあげまん女性になろう。
あげまん理論では、そんな女性たちを育んでいる。
どっちかが不幸や我慢するパートナーシップではなく、あなたを起点とした共に成長するパートナーシップを築いていこう。
ぼくはあなたが、あなた自身を認め、たくさんの人たちの愛を注げるような人だって信じてるね。
今日もあなたが、「太陽」のように周りを照らしますように^^
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