Nootropics(ヌートロピック(向知性薬))とは

シリコンバレー用語集

Nootropics(ヌートロピック(向知性薬))とは、脳機能を向上させるサプリメントのことをヌートロピックと呼んでいる。
薬、栄養ドリンク、健康食品、さらにはハーブティーやコーヒーなどが含まれる場合もある。



ヌートロピックの語源

ルーマニア人のコルネリウ・E・ジョージア博士が開発したピラセタムという薬が、世界ではじめての向知性薬と言われている。
その薬を開発した時に、ヌートロピックという言葉も誕生した。
ヌートロピックは、スマートドラッグ、メモリエンハンサー、ニューロエンハンサー、などと呼ばれることもある。

宣伝効果

ヌートロピックの種類には、脳神経の作用を強めるもの、脳への栄養を補給するもの、脳への酸素供給を高めるもの、不安やストレスを改善するもの、などさまざまなものがある。
サプリメントの宣伝文句には、メモリアップ、ドライブ、クラス、派生、処理能力、学習効率、などという、いかにもシリコンバレーのエンジニアたちがとびつきそうな言葉が多用されているものもある。

どんなときに必要なのか

長時間の仕事が続いたり、ストレスがたまったりすると、脳を刺激する物質がでにくくなるといわれている。
そんなときに人々は、気分をリフレッシュさせるためにコーヒーやハーブティーを楽しんだ。
やがてペプシやコーラが加わり、数年前にはエナジードリンクが参戦した。
これらの飲み物には、カフェインが多く含まれている。
(もちろん、ノンカフェインのものもある)
カフェインは、脳の認知機能を改善することが知られている。

認知機能を高めることでメリットがあるのはエンジニアだけではない。
株トレーダー、運転手、パイロット、レーサー、など、一瞬の判断が必要とされる職種ではなおさらだ。

副作用はないのか

では、そんなに脳機能を活性化させて、副作用はでないのだろうか。
2015年の時点では、ヌートロピックを服用することで、重大な副作用がでたという報告例はない。
そのため、ヌートロピック関連の商品には、「医学的には毒性がなく、体にも安全」というキャッチコピーが使われている。
だが、毒性がないからといって、多量にのんではいけない場合もある。

服用するときに認知しなければならない点

サプリメントの中には、認知学習障害やアルツハイマー病、パーキンソン病、酸素欠乏症、など、医師の処方が必要な医薬品もある。
日本では医師の処方箋が必要なものでも、海外から輸入すれば処方箋なしに簡単に購入できるものもある。
海外の医薬品の中には、日本の医薬品よりも成分量が多いものも少なくない。
説明文書には用法用量がその国の基準量でしか書かれていないものが多いので、服用する際には自分にあった用量を確認する必要がある。


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