アドテック東京2016堀江貴文×アニス・ウッザマン特別対談「世界の投資家にプレゼンする絶好の機会はこれだ!」

堀江貴文×アニス・ウッザマン特別対談

アドテック東京20162日目最後のイベントとして、STARTUP WORLD CUP(スタートアップワールドカップ)が行われた。

スタートアップワールドカップ日本

これは、世界中のスタートアップを集めてピッチコンテストイベントだ。
ほかのピッチイベントとの違いは、各主催で10組が出場する。その優勝者が世界10か国の優勝者10組と決勝で対戦する。
今年は、ロンドンで決勝があるそうだが、優勝賞金は1億円だそうだ。

スタートアップワールドカップ日本参加企業

今年の日本のスタートワールドカップの出演スタートアップはこの10社だ。

alpaca
TERRA DRONE
アズママ
unifa
Liquid
FULLER
マネーフォワード
mitsucari
FiNC (フィンク)
D Free

この10社が5分間で自分のサービスを説明して、優勝者を競い合う。

スタートアップワールドカップ開催国 スタートアップワールドカップであいさつするアニス・ウッザマン

会場には2000人以上の観客がいる。
開会のあいさつをするのがアニス・ウッザマンだ。

審査委員は、起業家や経済産業省・教授など10人

スタートアップワールドカップの審査員

スタートアップワールドカップ日本の審査員は、堀江さんをはじめとした起業家や経済産業省や教授方々。
彼らが出場者のプレゼンのあと、質問をする。

スタートアップワールドカップの審査員 スタートアップワールドカップの審査員

この中でピッチをすることになる。

スタートアップワールドカップのピッチの様子

これが実際のピッチ(プレゼンテーション)の様子だ。
5分間という与えられた時間で、英語で自分のサービスを説明する。

今回は、日本の知らないスタートアップも数社あって、ぼくなりにとても楽しめた。

堀江貴文×アニス・ウッザマン特別対談

堀江貴文×アニス・ウッザマン特別対談

堀江さんと、アニスさんの対談だ。
アニスさんは、シリコンバレーでベンチャーキャピタルを運営する日本語ペラペラのITスタートアップ界隈ではすごく有名な方だ。このスタートアップワールドカップの主催者でもある。

彼の本「スタートアップバイブル」はとても面白いのでぜひおすすめだ。

今回は、このスタートアップワールドカップの特別イベントとして、堀江さんとアニスさんの対談が行われた。
この対談がすごく面白かったのでぜひ紹介したい。

アニス:「世界で勝負してください。投資額の桁が違いすぎます」

堀江貴文×アニス・ウッザマン特別対談

アニスさんが今回、このスタートアップワールドカップの真の価値は、1億円の賞金ではない。と口火を切った。
決勝戦に進めるという事は、世界のトップの投資家たちに自分たちのサービスをプレゼンテーションできるということなのだ。

それは、1億円の優勝賞金よりも何十倍の価値がある投資を受けれるチャンスにもなるはずだという。

日本のスタートアップに言いたいのは、世界を見てくださいということです。
世界を見たときに、その投資額たるや日本だけの比にならない。桁違いの投資額を得られるチャンスだ。

本当にアップルやGoogleと言ったユニコーン企業を目指すのであれば、世界からの投資を受けるという事は必要なステップだ。

アニスさんは、この大会の真の意味を声高に語っていた。

堀江貴文:「日本はイノベーションが起こしづらい。何もないところに攻めていく必要がある」

堀江さんには、どうしたら日本のスタートアップが世界で戦えるのかという話題になった。

堀江さん曰く、
「日本はイノベーションが起きにくい国。
戦後に日本がすごくイノベーションを起こせたのは、戦争でおじさんたちが死んだというのはある。焼け野原で何もなかった。
何もなかったし、邪魔する人もいなかったからこそ、何でも入れられた。

ぼくとしては、イノベーションを起こすならアフリカや東南アジアがいいとおもう。
いま現在、何もないところに入れるほうが日本に入れるより簡単なことは多い。
東南アジアの伸びもすごいからね。」

とのことだった。

確かにそれはぼくも感じるところだ。
日本ではおじさま達の既得権益を奪いたいと思わないし、奪ってまでやりたいと思う若者も少ないように思う。
それは調和を大事にする日本の特性でもある。

しかし、それゆえに破壊的なイノベーションは生まれてこない。
日本の若い人が本当にイノベーションで勝負するなら日本は難しく、やはり世界に勝負したほうが簡単なのかもしれない。

第一回スタートアップワールドカップ優勝は「unifa」

スタートアップワールドカップ優勝はunifa

第一回スタートアップワールドカップの優勝者は「unifa(ユニファ)」に決まった。

「unifa」は、家族・社会のメディアを運営する会社だ。親視点での保育/教育サービス向上実現のために保育園をサポートするインターネット写真サービスを行っている。

なぜこの会社に選ばれたのかは、説明はなかった。
ただビジネスモデル的にすごく面白いサービスであると審査員は言っていた。

これからの保育園に導入すればもっと大きなビジネスチャンスが待っているという伸びしろがある。
きっとそういった点が評価されたのではないだろうか。

スタートアップワールドカップも堀江さんとアニスさんの対談もすごく面白かった!

来年はぜひぼくも出たい!
この1年でプロダクトをまとめて、より大きな飛躍のキッカケにしよう。

日本のスタートアップもぜひ出てはいかがだろうか。
一緒に世界に挑戦しよう!

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