【前編】『あげまん数秘術!?数秘別の男性へのサポートの方法を学べ!』
【中編】『自分の数秘にあったお金の引き寄せ方を知ることで周りもさらに豊かになる!』はこちら
【後編】『数秘別のセックスへの向き合い方はこれだ!』はこちら
目次
数秘術とは、自分の方向性や役割が分かる素晴らしいツール
中村あきら(以下 あきら) 今日は数秘術家の阿部としみさんをお迎えしました。よろしくお願いします。
数秘術マスター阿部としみ(以下 阿部) よろしくお願いします。
あきら ぼく自身、数秘術は経営でも、人生の局面になるような場面でもよく使っているんですね。それで今、あげまん女性のための教育や情報を発信しています。あげまん女性の人たちにもそれを伝えていきたいと思って、今日はお話しできればと思います。阿部さんからかんたんに紹介していただけますか?
阿部 2005年から数秘術をお仕事としてスタートしたんですが、それ以前はコーチングをやっていました。現世利益が目標だけのコーチングというものになんだか飽き足らない感じがしていたんです。もっと深いところから、その人の本当の人生の目的だったり、その人の魂の行き先というか、目的というか、そういうことをもっと見い出せたらいいなと思っていたときに、数秘術が活かせないかなと思ったんです。そこで最初は数秘術コーチングのような感じで使い始めました。
あきら サイトにも載っていましたが、数秘術のマスターキットに書いてある世界的数秘術家キャロル・アドリエンヌに師事された日本の最高の数秘術というところにぼくはピンと来たんです。「この方は数秘術マスターだ!」と。
阿部 ありがとうございます。うれしいです。
あきら そもそもその数秘術とはどのようなものなんですか?
阿部 今、四柱推命であったり西洋占星術であったりと、いろいろな占術がありますよね。まず生年月日を聞かれる占術のほとんどが、そのベースになっているのは数秘術なんです。その人が持っている「数」があって、それは生年月日から導き出されるという考え方です。
その歴史は本当に古くて、紀元前600年の、私たちが三平方の定理で学んだピタゴラスあたりが体系化したのではないかといわれています。でも、それ以前のもっと昔から、数の不思議な性質というかエネルギーに太古の人は気づいていたんですね。そういったものがユダヤに行ってカバラの数秘術になったり。今現在私が使っているのはモダン・ヌメロロジーといって、アメリカで20世紀初頭ぐらいに体系化されたものがルーツになっています。
あきら ぼくがなぜ数秘術を使い始めたかというと、やはり経営者はカウンセリングにしてもコーチングにしても、占いというものをどこかで指針にしているんですよね。これは、そうでない人にはあまり理解できないと思います。というのは、経営者は、例えば社員が10人とか30人とか100人と増えていくと、もう自分の力で売上を上げることではなくなって、それよりも「自分はどのように在るべきなのか?」を考えることのほうが仕事になってくるんです。それによって社員の浮き沈みがまったく変わってきたりします。そこで経営者は、そういう自分のあるべき姿の方向性を見てもらうとか、自分がなぜ生まれてきたのかということを考えるようになるんですね。
阿部 わかります。
あきら 稲盛和夫さんの「稲盛塾」なんかは、どんどん深く入っていくと、皆さんから「自分の運命を知ることは大事だよ」といわれる。それぐらい経営者は今やっていることが自分の方向性と合っているのかというのがちゃんとわかっていないといけない。だからコーチングや天命とかというものを重く見るんでしょう。その中でも数秘術は「数」というものを通してすべてを見る。やはり経営者は数字を常に見ていなきゃいけないから、すごくマッチする占いだというところもあって、それに数字は全世界共通です。それがぼくにも合ってると思って、数秘術を指針にいろいろな人生の局面で見てもらうようになりました。
阿部 今のお話で面白いなと思ったのが、以前ニューヨークでビジネスされていた男性とお話したことがあったんです。ニューヨークにはユダヤ系の方が多いから、当たり前のようにカバラとか数秘術を仕事に取り入れているそうなんです。例えば「今度こういう会社と仕事をする」といったときに、その会社の名前を数字で見たり、どういう会社なのか、どういうエネルギーがこれから台頭していくのか、自分の会社とはどうやっていけるかとか。あるいはお相手の誕生日がわかればそれを出したりとか。あとは何月何日にこのタイミングでいくら投資すべきかといった、そういういろいろなことをすべて数秘で決めているというのを聞いてびっくりしました。
あきら ええ、ぼくの知り合いの方もそういう人多いです。
阿部 本当に使われているのだなと。
<自分の数秘術の番号の出し方>
あきら 特にぼくの場合でいえば、例えば女性経営者の方とビジネスパートナーとして組むとなったときに誕生日を聞かれるんですね。数秘を見るからとかはいわないんですが、「ちょっと見てくれる人がいるので、誕生日を教えてもらえませんか?」みたいな。経営者はそれぐらい大事な取引ぐらいになると、この人と合うかどうかを数字で、数秘で合うのかを見るようです。それぐらいすごく重要だと感じますね。ですから知っていておいて絶対損はないですよね。
阿部 そうですね。実際に私の講座に来てくださった男性で、やはり部下の数字を全部出して、適材適所ではないけれど、この人にはこういうような接し方をしようとか、この人にはこういうところでがんばってもらおうかという判断をするのにすごくよかったといってくださった方もいらっしゃいます。あとは、面接官をされている人が応募書類の誕生日を見て「きっとこういう人なのかな」と思っていると、やっぱりそうだったとか。それでその人の数字の持っている強みとかを伝えてあげたりというようなことを実際されているということもありますね。
自分の数字にあった男性へのサポートの方法がある!あげまん数秘術
あきら そこで阿部さんに、あげまん女性の数秘ごとのサポートの仕方というのを作ってもらいました。
<数秘別の男性へのサポートの仕方>
これを見ていくと、やはり数字ごとにサポートの仕方は違うのだなというのはわかりますね。ちなみにぼくは「11」なんですが、11の場合はどのようなサポートをしていけばいいですか?
阿部 これにはある程度説明がいると思いますが、11いうのはマスターナンバーといわれるいわゆる特殊な数で、ゾロ目の11とか22とか33もそうです。1ケタにした数のエネルギーも当然あるわけで、つまり中村さんの場合は、1+1で2。でも、2のバイブレーションのほうが高い感じがあると思うんです。
2の人というのは基本的に、人をサポートするということにすごく長けています。人のために何かしたいというか。だから今なさっていることはまさにそうですね。
そして2は女性性の数です。だから男性でも2を持っている人は女性的な感性、感受性があって、細かなことに気配りができたりします。それからバランス感覚を保つことができます。この人とこの人を結びつけるというようなところにすごく長けていますね。だから今、本当にピッタリなお仕事をされているのかなと思います。
あきら それはうれしいですね。
阿部 それから、11の持っている特殊な資質としては、言葉によって人を癒したり励ましたり、インスピレーションを与えたりというところがすごくあるのですよね。
あきら なるほど。だから情報発信とか講演とかをしているということなんでしょうか?
阿部 ええ、そうです。11の中にはダブルの1も入っていますから。1はすごくクリエイティブで、何かアイデアを発信していきたいという気持ちがすごく強いんです。11を持つ人は思いであったり気づきであったりとか、そういうものを、例えば文章にしたり何かしらアート媒体であったりとか、そういうものを通じて世の中に発信していきたい、人に影響を与えたいというようなところがあります。
あきら いや、もうまさにぼくのような数字を持っている人は、文章とか発信や言葉によってサポートをしていくということなんですね。これはそれぞれ、その人が持っている数字によって変わってくる。このことを知らないと、逆に自分とは違う、自分の特性ではないところでがんばっても、サポートしているようでぜんぜんサポートになっていない、みたいなことになってしまう。
阿部 サポートすることが自分にとって大きなプレッシャーになってしまうんです。まったく違った、あさっての方向でサポートをすることになってしまうから思うようにならず、疲れ果ててしまう。本来自分の持っているものではなくて、他の誰かになろうとしてしまうとマズいんです。
自分の役割に合うサポートの方法を選ばないと、誰も幸せにならない
あきら この数字の女性がこういうことをしてしまうとすごく疲れてしまうといった、具体的な例はありますか?例えば自立をしているような、数秘術で「1」の女性が男性の下についてしまった場合とか。
阿部 はい、まさに。従属的な立場で自分も犠牲というか、例えば自分の能力にフタをして男の人、上司を立てるみたいなことはよくあると思います。
あきら もし「1」の人が、そういうサポートをしてしまうと?
阿部 それだときっと、この1の人は疲れてしまいます。いずれ「やってらんないわ!」って、どこかでブチ切れると思いますね。
あきら それはすごくわかります。確かに1の人は相手を立てるよりも自分を立ててもらう人ですよね。そういうことを知っているだけでもぜんぜん変わってきますよね。
阿部 そうですね。そのことを知れば「自分に合わないことはしない」というシンプルなやり方ができるようになります。
あきら それをわかった上で、自分に合ったやり方でサポートをするということが本当のサポートにもなるし、旦那さんや周りの男性もどんどん伸びていくということですよね。
阿部 もっといえば、相手がどういう数を持っているのかがわかれば、こちらからだけの一方通行ではなく、相手の望むようなサポートも可能になると思います。
あきら やはり相性もあるということなのですね。
阿部 はい。出し方を変えていくというか、相手に合わせることもたいせつですね。
あきら 自分の数字と相手の数字を知った上で、自分に合ったサポート、相手がして欲しいようなサポートの仕方。それを合わせることが数秘術を使ったあげまん女性のサポートになってくるということなんでしょうか?
阿部 その通りです。
あきら ぜひこれを読んでる方は、自分の数字に当てはまったサポートの仕方を試してもらえたらと思いますね。
次回は、「自分の数秘にあったお金の引き寄せ方を知ることで周りもさらに豊かになる!」お届けします。
Photo by Akinori Hamada
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数秘術家阿部としみさんのプロフィール
2001年からコーチ21(現コーチ・エイ)にてコーチングを学ぶ。
2002年、(財)生涯学習開発財団認定コーチ資格取得。パーソナルコーチングの他、子育てや人間関係の分野のコーチングで、講演・執筆多数。
2003年からコーチングに加え、心理学・カウンセリング・夢分析・アートセラピーを学ぶ。
2004年、ハワイ島にて、パーソンセンタード・インスティチュートのナタリー・ロジャースによる表現アートセラピーワークショップに参加。以降、表現アートセラピーの研修を続ける。
2005年、数秘術の大家キャロル・アドリエンヌに師事。数秘術を本格的に学ぶ。
2006年、コーチングと数秘術、アートセラピーを融合した独自のヌメロロジーリーディングを開発。
2007年、「北欧流スローライフコーチング」ランディ・ノイス著(主婦の友社)を監修。
2012年、文京区関口にヌメロロジーサロンTSUKIYOMIをオープン。個人セッションの他、数秘術講座やアートワークショップ、自分を愛するための慈分愛レッスンなど開催中。
数秘サロンTSUKIYOMI
http://tsukiyomi8.com/