【第3回】現実逃避、向かい合い、ぶつかり合い『金なし、コネなし、経験なしでバーを作る』ピースロックカフェ

ピースロックの3人

中村あきらです。
僕のまわりには面白い人がいっぱいいます。インタビューをしていきたいと思います

※これはぼくが23歳ドリームワークカレッジ をしていたときにインタビューしたものです。

彼らは7ヶ月で金なし、コネなし、経験なしで何もないところから自分らでカフェバーを作りました。
オープン以来、来店リピート率90%以上の、「気付くと行きたくなっちゃう居心地いい空間」として話題になっています。

ピースロックカフェ(http://peace69cafe.com/ )
店長 ポロ

【第1回】夢を語るうち自然と仲間があつまってきたはこちら
【第2回】バカ全開で、わからない事に正直になったら、色んな人が助けてくれたはこちら
【第3回】現実逃避、向かい合い、ぶつかり合いはこちら
【第4回】3人の団結。そして迎えるグランドオープン。はこちら
【第5回】お客さん同士でも人生を変えられる出会いが生まれる場所はこちら

ピースロックの3人

——具体的にどうやって作業はすすんだの?

 電気水道、ガスを整えるのから始めて7ヶ月。
その辺は業者にたのむしかないから、その業者の邪魔にならないように、ちょこちょこ内装をはじめた。

ホームセンターで材料を集めてね。

最初に作ったのはカウンターだった。
材料費は自分でそろえる方が、業者にかかるより大分安かったよ。

材料を買う

 内装の大掛かりなところは業者さんにほんと、色々と指示してもらった。
「ここどうやるかわかんない!」ってのを言うと絵までかいて教えてくれたり。

「次くるまでに○○までやっとけよ!」なんてスケジュール組までしてもらったり。

 カウンターができて、あとはいろいろ同時進行だった。
壁をぬったり、厨房を作り出したり。
厨房は前の店のを修繕・きれいにする作業をした。
とにかくやり方わからなくてやり直しが多くて大変だった。
終わったと思っていたことが、まだ終わってなくて。
やり方が分からなくて業者にきいても、自分たちで試行錯誤するしかないことが多かった。

何度もぶつかる壁。現実逃避、向かい合い、ぶつかり合い

ピースロック工事中

—–動き出してから店のオープンまで大変だったことは?

 全部初めてだったこと。この壁を越えてもまた先に壁があるのが見えてる。
その次の壁がプレッシャーで嫌になることもあった。
現実逃避するように、昼過ぎまで寝てて作業が全然進まないこともあった。
ゴールが見えない、答えを常に出し続けなきゃいけない、決断の連続のプレッシャーにビビッてたんだと思う。

 なんで進まないんだろうってくらい、進まなかったね。
分からない事を決断するの大変だった。
これしか思いつかないやり方をためすんだけど、これが正解かがわからなくて、これ決めてもまた間違ってるんじゃないか、やり直しが待ってるんじゃないかって、嫌だった。
今なら多分決断も早いかも知れないけどあの頃は何にだって悩んでたね。

—–どうやって乗り越えたの?

 遊んで(笑)

 遊びすぎたりしたけど(笑)

 遊びと本気のバランスが大切だった。
本気でやって、もう無理!ってなって遊んで、また無理!!ってなるまでやった。

第4回3人の団結。そして迎えるグランドオープン。につづく

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