「博士卒を理由に婚約破棄」高学歴女性のリアルな婚活事情を徹底解剖

端的に申し上げると、ドン引きですね。
30代前半から婚活を始め、本当にたくさんの方と出会いました。
ですが、私が学歴を言った途端に、ほぼ100％ぽかん…とされます。

あくまで私の経験ですが、
【男性側が理系院卒の場合】
「博士卒ですか、、す、すごいですね。僕はNさんのようには…」と謙遜された上でフェードアウト。

【男性側が学部卒の場合】
そもそも恋愛対象としてはみられず、
「なんで博士までいったんですか？」
「博士ってどんな感じなんですか？」
と世間話というか場繋ぎ的な会話が一段落したら、友達化して終わり。

会う人会う人全員が学歴を伝えた途端に一歩引いてしまう。
あの感覚は「女性としての自信」というか、これまで自分が積み上げてきたものが否定されているような気がして、今でも忘れられないですね。

もちろんあります。
私は結婚相談所やマッチングアプリで婚活をしていましたが、プロフィールとかで年収を書くじゃないですか。
すると・・

「結婚したら主夫になりたいんですよね」とか
「Nさんのほうが稼いでいるんで、食事代払ってもらえます？」
「都心で製薬会社勤務ってことは、タワマン住みですか？笑」

みたいな男性ばかりしか来ないんですよね。。

そうですね。
仕事は好きですし、今の時代何があるかわからないので、共働きは絶対条件でした。
（できれば相手は自分よりも高年収がいいなって思ってました）

でも、現実は・・
「自分より年収が高い女性は・・」と引かれ、
「結婚したら専業主婦になってくれるよね？」と聞かれる始末。

共働きを許してくれて、自分より高年収って、高望みしすぎなのかな・・とほとんど諦めかけていましたね。

もちろんです。
社会人になってすぐ付き合い始めたから、3年記念日の日にプロポーズされました。

念願だった20代での結婚。
もちろん私は快諾しました。

ですが、幸せだったのはそこまで。
彼の両親にご挨拶に行った後、それは起こりました。

彼の実家に着き、ご両親に自分のことや今後の結婚生活の展望を話しました。

最初は笑顔で話を聴いてくれていた和やかな場が一転。
私が博士卒で結婚後もキャリアを積んでいきたいと伝えると、表情が一気に険しくなりました。

「女で博士って、、笑」
「子どもができたらどうするんだい？」
「君も働いたら誰が息子を支えるの？」

と私の希望が一蹴されてとてもショックでした。

隣りにいた彼は、その場では私をフォローしてくれていました。

ですが、帰り道の車の中で彼の様子がどうもおかしくなり、

「母さんがあんなに反対するなら・・」
「父さんを怒らせたくなかったのに・・」

その後、数日が経ち彼からLINE電話で

「ごめん、やっぱり結婚はやめよう。」
「両親の反対を押し切ってまで結婚はできない。」

と言われ、彼とはそれきり会っていません。

学生時代は周りからたくさん褒められて、「高学歴な私」に自信を持っていました。
でも恋愛や結婚となると、逆にそれが足かせになるとは。
夢にも思っていませんでした。

その経験もあって、parcy’sと出会う前に私は自信をなくし、自分が博士卒なことも、高年収なこともすべて隠すようになっていました。

parcy’sでは、自分の深い思い込みや、両親との関係、幼少期の思い込みから、本当の自分軸とは何か？と向き合っていきました。

parcy’sさんの「【図解】幸せな恋愛・結婚を自分から壊してしまう人の特徴とその理由」を見てまさに私これだなと思ったんですよね。

自分は幸せな結婚がしたいと思っているけど、どこか心の奥で「そんなの絶対に無理」と思っている自分がいて、まさにアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態だなと感じていました。

ちゃんと自分の人生と向き合わないといけないと思ったんです。

parcy’sのトレーナーさんと本当に自分の中の深い部分と向き合っていきました。本当に人生の棚卸しレベルで全て出しました。

そしたら自分の感情や本当に大切にしたかったものが溢れてきて、自分の根っこや本質的な部分が自分自身で理解できるようになりました。

まさにそうです。
parcy’sさんのトレーニングを受けるまで、自分のことを何にもわかってなかったんだなと思いました。
それは恋愛も結婚もうまくいかないですよね。

自分軸を持てたことで、出会う人や付き合う人とどう接すればいいか、誰を選んでいけばいいのかを理解することができました。
parcy’sで見つけた私だけの自分軸は、今でも人生における人間関係の指針になっています。

一言でいうと、「ありのままの自分でいいんだ」と心から思えるようになったことです。

高学歴だと打ち明けたら引かれるから隠す。
高年収だと知られたら引かれるから隠す。

20代で婚約破棄されたあの経験が足かせとなり、そんな自分で婚活をするのが当たり前になっていました。

ですが、parcy’sでトレーニングを受けていく中で、トレーナーの方から言われた言葉が大切なことに気づかせてくれたんです。

「博士卒で製薬会社勤務。それはNさんの努力の賜物ですよね。そんなNさんの努力の積み重ねを隠してまで付き合って、ありのままのNさんを受け止めてくれない人と本当に結婚したいですか？」と。

泣きながら「いいえ」と答えました。

知らず知らずのうちに
「高学歴の私では愛されないんだ」
「高年収な私を好きになる男性はいないんだ」
と思い込んでいました。

でも、そんなことは全くなかった。

ありのままの自分を打ち明けて嫌われたら、それまでの相手。
否定せずに受け止めてくれて、ステータスや表面的なことではなく、本当の私に目を向けて愛してくれる人こそが、自分にとっての結婚相手だと思えたんです。

変えましたね。
まず最初に、ありのままの自分をすべて伝えるようにしました。

• 博士卒で〇〇勤務。
• 結婚後もキャリアを築いていきたい。
• 結婚しても20代の頃からの夢だった留学は絶対に叶えたい。
• 子どもは一人絶対にほしい。
• 共働きで家庭を支えながら一緒に子育てができる人がいい。

parcy’sで向き合ったからこそ描けた「自分の理想の人生」を、初対面で伝えるようにしました。

もちろん驚かれましたし、時には伝えた途端に態度が一変する方もいました。

ですが、「それでもいい」と思えるようになっていました。

以前の私なら「これ言ったら嫌われるからやめとこう」って絶対になっていたと思います。

でも、自分の理想の人生を伝えて嫌われるような男性とは、そもそも結婚なんてできるはずないって割り切れたんですよね。
だから、恐れず出会った人全員に伝えていきました。

そんな中で、「へーそうなんだ。すごいですね！」と興味を持って聴いてくれたのが今の旦那さんでした＾＾

本当にそう思います。
今の旦那さんには、付き合う前から超プライベートなことまで何でも話していました。
（結婚後はこうしていきたいはもちろん、普通は話しにくい夜のこととかも…）

それは深い話をしてもありのままの自分を受け止めてもらえていると思えたからだと思います。

そもそも自分を隠していたら、そんなこと絶対に話せませんし、相手が受け取ってくれかも判断できません。

自分の理想が明確になって、それを自分の言葉でしっかり伝えることができるようになったことで、「この人となら幸せな結婚生活を送っていける」「この人しかいない」と思えたんです。