2016年4月2日に中村あきらは31歳になった。
去年はシリコンバレーで30歳を迎え、今年は東京で誕生日を迎えた。
子どもが生まれて家族3人で過ごす初めての誕生日。
東京のホテルニューオータニ赤坂で過ごしたよ。

直人は、キングサイズのベッドにどっしりとたたずんでたよ(笑)
みなさんお祝いメッセージありがとう!
恒例になった、30歳の一年を振り返るね。
大きな出来事は、
・初めての子ども、第一子誕生
・日本で新たに事業を伸ばしていく
の二つだ。
第一子誕生について

初めての子どもができるときってのは、人生を改めて考えるいい機会になるなと感じたよ。
子どもができたと分かってから、生まれるまですごくぼく自身揺れたし、人生を考える時間だった。
きっと多くの人が通るのと同じように「自分はいい父親になれるのだろうか。」と考えたね。
そして夫婦2人ではなく、3人の家族になる不安。
経営者として仕事が第一と考えているぼくに対して、いつかは恨まれるんじゃないかって不安。
お腹にいるときは、顔も見えない、性格も分からない、自分で選ぶことができない家族を迎えるってのはすごく不安だった。
あと子どもが1人生まれるということに対するお金の不安。
やっぱりね、不安だったよ。すごくね。
きっとこれを読んでいる人は、どうやってその不安から抜け出せたんだって思うかもしれないね。
この悩んだ1年からの結論で言うと、「抜け出す」というよりも「時が勝手に流れる」という感覚に近い。
面白いことにね、この不安ってぼくの不安なんだけど、ぼくだけのものじゃなかったという感じだった。
何ていうか、ぼくがこういう風に迷っている間にも、子どもって成長していくんだよね。
ぼくの不安と関係なく。
ぼくが悩んでる間も妻のお腹は大きくなっていて、出産して、子育てがはじまって。
現実が「悩み」を追い抜いて行っちゃう感じだ。
これが子育てなんだな、って感じたよ。
ぼくが何かを決めるわけじゃない。子どもは勝手に成長していく。
ぼくの悩みや不安が意味がないというわけではもちろんないけど、今までみたいに、自分で抜け出す必要もないなと思ったよ。
少し昔にNHKの堤健一主演のドラマで「とんび」というものがあった。
母親が早くに死んで、不器用な父と、真っすぐな息子を子育てを描いたドラマだ。
その最終話で、堤真一さん扮する父親に、人の親になった息子が悩みを相談する場面がある。
「自分はいい父親になれるだろうか。」という悩みだ。

そこで父親役である堤真一がこうアドバイスする。
「親が子を育てるんじゃない、子が親を育てるんだ」
この言葉にすごく感動したのを覚えている。
この1年感じたことは、ぼくもきっと子どもに育てられてるんだろうなってことだね。
日本で新たに事業をのばしていく
20代は色んな経験をしようと決めていた。
成功やお金よりも、経験のほうに優先順位をおいた。
その結果、色んな国や、失敗や成功を経験してとてもいい勉強をさせてもらった。
30歳になって、もっとじっくりと築きあげていこうと思うようになった。
20代で学んだこととして、「成功するには時間がかかる」ということ、「途中で降りたら、もとの位置に戻るまで時間がかかるということ」。
その時間観を学べたことが一番大きかったんじゃないかって思う。
だから時間がかかると分かったうえで、根気よく登っていくこと。
途中で降りなければいけないような事態をつくらないように、しっかりと自分を見つめながら築いていくこと。
自分が経験した「時間観」にそって、それを作っていくことが大事だ。
一般的な「急成長」や「じっくり」じゃなくて、自分が経験した時間観の成長に沿って、30代は成長していきたい。
そうやって今度は事業を成長させるんだ。
31歳は、「ジェンダー」を極めていく

ジェンダーとは、社会的意味合いから見た、男女の性区別のこと。
「社会的・文化的に形成された性別」のことだね。
ぼくは女性支援で「parcy’sプログラム」を唱えてたり、通販事業も男性向け女性向けっていうのがきっぱりと分かれている。
こういう事業をやっていると、男性と女性の働き方とは何か?ジェンダーの違いによるコミュニケーションや成長とは?そういったことに興味がわいてくる。
そしてそれを伝えたり、サービスとして展開することで、より幸せになる人が増えていくと思うんだ。
もっと多くの人に伝えられるようにがんばる。
あとはダンスや英語ももっと上達したいね。
31歳の中村あきらもどうぞよろしくね!
もう一記事いかが?中村あきらの近況報告はこちら
