最近、よく感じることがある。
成功がもうすぐそこまで来ている、ということ。
成功と言っても、人それぞれに解釈があると思う。
僕が今来ていると、感じている成功は、もっと一般的なもの。
つまりは、結果を残し、有名になるということ。
ただそこに自分でむかっている感覚は、ほとんどない。
何かに引き寄せられているという感覚が、ぼくの今感じてるものに近い。
僕は、その引き寄せられる引力のようなものに、実はずっとブレーキをかけている。
「ちょっと待って、まだいけない。
まだ準備ができてないのよ。」
心の声を聞くと、いつもそういっているんさ。
そうなったとき、僕はどんな心のあり方でいればいいの?
今まで僕に興味を持ってくれた人は、
ちゃんと僕自身に興味を持ってくれる人で、
ちゃんと自分で立っている人で、
ちゃんと『分かっている』人だった。
でも有名になったりすると、そうじゃない人たちが寄ってくる。
僕はどう対処すればいい?
傷つきたくない、
その人達の一言一言に対してちゃんと自分でいられるだろうか。
ちゃんと本物と、そうでない人を見分けることができるのだろうか。
おごったりしてみんな離れていかないだろうか。
こうして考えれば考えるほど、
自分が調子にのっているんじゃないだろうかと、思ってしまう。
こんなことを考える自分を分かってくれるはずがいないと、
勝手に孤立してしまう自分がいる。
「僕が昔と変わって仕事を選ぶようになって、がっかりしてる?
調子にのってると思っている?
僕が有名になっても、僕と一緒にいてくれる?
調子にのっても、がっかりしても、恐がっていても、僕と友達でいてくれる?」
僕は、大切な人たちにそのどれも聴けないんだ。
そんでもって最悪の答えを予想していた。
弱い男だね、ホントに。
でも分かってるんだ。
もう求められてる。俺も行きたいと思っている。
あとはやるだけなんだ。