シェアハウスで「出産・子育て」を1年間経験してわかった5つのこと

ぼくら夫婦はシェアハウスで子育てをしている。
2015年の12月に子どもが生まれて、今1歳の赤ちゃん(名前:直人)がいる。

シェアハウスでは、30代のメンバーが約7人ほどが住んでる。
ぼくの友人でもシェアハウスで子育てをしている人は珍しくて、周りを見渡してもぼくぐらいだろう。

今日は1年間シェアハウスで子育てをしてきて、そのシェアハウスで「出産・子育て」を行う魅力について紹介していきたい。

そもそもなぜ出産・子育てをシェアハウスでやってるの?

シェアハウスでの出産・子育て。シェアハウスのメンバー シェアハウスでの出産・子育て。シェアハウスのメンバー

シェアハウスのメンバー

ぼくは、約10年ぐらい前からシェアハウスでの生活をしてる。
20代は、東京、沖縄、シリコンバレーと移住してきたが、その間のほとんどがシェアハウスかルームシェアをしてきた。
つまり、ぼくは10年ぐらい人が変われど誰かと住んでるんだ。

10年ほど前は、東京でも誰もシェアウハウスに住んでる人はいなくて、「他人と住んで何が楽しいの?」ということをよく言われたもんだ。
でも最近は、シェアハウスはもう当たり前で、ビジネスでもシェアして車を借りるなど、シェアという概念は当たり前になってる。

ぼくはまさにそのシェアの時代を生きてきた世代で、学生の頃からずっとシェアをしながら暮らしてる。
恋人ができてもシェア暮らし、夫婦になってもシェア暮らし。

なので、子どもが生まれるといっても、シェアをするという暮らし方を変えないのは普通のことなのだ。

でもそんなぼくと同じ世代の人でも、子育てとなると、自分たちで家を借りる人は多い。
子育てをシェアハウスで行って良かったと思うことを以下に紹介するね。

住んでるのは、銭湯シェアハウス「清水湯」さん

横浜・鶴見「清水湯」外観

銭湯シェアハウス「清水湯」

今、住んでるのは横浜にある銭湯シェアハウス「清水湯」さんだ。
このシェアハウスとの縁は、ぼくが沖縄で会社を経営している時に、東京に出張する時に宿としてお世話になってた縁だ。

東京に出張するときはここに泊まっていた。

子どもができて、アメリカから日本に帰ってきた時に、縁があったこのシェアハウスに住むことになったのだ。
日本風の趣が好きで、アメリカに住んで日本的なものに飢えてたってのもあるね 笑

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銭湯シェアハウスのオーナー高橋政臣さんと中村あきらの対談はこちら
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シェアハウスで「子育て」をして良かったこと

①子育て中でも同世代の友人たちと話せて奥さんの機嫌がいい

奥さんであるひろみの機嫌がいい。
ぼくが考える子育てのいちばんの問題は、奥さんが子どもだけとしか会話しなくなり、会話量が圧倒的に減ってしまうことだ。
男性はそんなにおしゃべり好きではないので、そこまで奥さんと多くのおしゃべりをすることができない。

でも同じ世代の女性が家にいっぱいいるから、奥さんがたくさんのおしゃべりができるのだ。
朝起きたら、ぼくが子どもを見てて、奥さんは朝ごはんを食べながら女性のシェアメンバーと楽しくおしゃべりしている。

これは奥さんにとって大事な時間だってぼくは感じてる。

②色んな人が毎日いるから、赤ちゃんが全く人見知りをしなくなる

シェアハウスで子育てをしているメンバー

シェアハウスのメンバーで魚をさばく

赤ちゃんにとっていちばんいいと思うのは、シェアハウスで育てると全く人見知りしないところだ。
毎日、ぼくたち家族以外の誰かが直人を抱っこしてくれるし、誰かが直人が転んだりしたら近寄ってくれる。
またシェアハウスだから、ぼくたちが知らない人もやってくる。

直人にとって生まれた時から、周りに家族以外の誰かがいることは当たり前のことなんだよね。
だから人見知りをすることがない。

③子どもにとっての家族が増える

シェアハウスで子育て

子どもにとって良いなと思うのは、家族が増えるってことだと思ってる。
シェアハウスのメンバーも少なからず直人のことを大事にしてくれてる。

直人が大きくなった時に、相談できる人が増えたり、直人を大切に思ってくれる人がいっぱいいたらなと思うね。

もう少し直人が大きくなった時に、授業参観とか運動会とかシェアハウスのメンバーも連れて行きたいね。

④子どもが寝た後、男同士でバカな話ができる

シェアハウスのメンバーで飲み会

これはぼくにとってなんだけど、ぼくは直人のお風呂を入れるために、ほとんど夜の飲み会に行かなくなった。
でも、シェアハウスだと、直人が寝た後に、シェアハウスの男メンバーとバカな話ができるんだよね。
また、起業してる人もシェアウハウスに来るから、そこで家で飲み会もできるしね。

これは、ぼくにとっての大事な時間。

子どもと多くの時間を過ごしながら、男同士のバカな時間も同時に得られる。
それがシェアハウスでのビジネスマンの魅力だね。

⑤親族とシェアハウスのメンバーで交流が生まれる

直人の1ヶ月記念、100日記念、1歳の誕生日などシェアハウスに親族を呼んでお祝いした。
シェアハウスと親族が一緒に、直人のお祝いをしてくれて、面白い交流が生まれてる。

直人1歳の誕生日集合写真

親族とシェアハウスのメンバーとの写真

こういうのを見ると楽しいね。
シェアハウスのメンバーと親族と旅行に行ったりもする。

シェアハウスで子育てしながら旅行

シェアハウスのメンバーと親族と旅行へ

こういうのも、前からみんなの予定を決めてなんてめんどくさいことをしなくて良い。
「明日旅行行くんだけど、来る人いる?」って感じでシェアハウスのメンバーに聞くだけ。

来たい人はくるし、予定が入ってる人は来ない。

逆にシェアハウスだと困ること

逆にシェアハウスだと困るなと思ったことも紹介するね。

実家とは違って、家の人に預かって見てもらうというのはできない

実家だと、おじいちゃんとおばあちゃんに直人を預かって、ぼくら夫婦はデートができるんだけど、シェアハウスのメンバーには預かってもらうことはできない。子育てをしたことないメンバーがほとんどだからね。笑

ペットのしつけが甘くなってしまう

実はシェアハウスでペットも飼ってる。
ミニチュアダックスフンドのラクだ。

シェアハウスでペットを育てる

ペットのラク

ぼくたち二人だと、しつけをきっちりすることができる。
でも大人数で住んでると、ラクに甘くなっちゃったりして、しつけが滞ってしまう。
シャアハウスだと、ペットがわがままになってしまうね。

でもほとんどのシェアハウスではペットはダメなので、ペットOKのこの家には感謝だね。

子育てをしてて友人たちにこれは大丈夫?って聞かれること

シャアハウスをやっていると、たくさんの質問を受ける。その一部を紹介したい。

子どもの夜泣きとか気にしない?

子どもの夜泣きの中で、他人と一緒に暮らすのは他の人だととても気を遣うようだ。
ここのシェアハウスは、部屋があるので、そこまで気にしない。

同じ部屋に誰かと住むのは難しいかもね。
でも部屋さえ割り当ててたら問題ないかな。

住人のみんなも、「泣いてて元気だね」って言ってくれる。
ここの住人が30代以上というのもあるかもね、20代前半の人だとストレスに感じるかもしれないね。

授乳とか気にしない?

シェアハウスで母乳

奥さんがリビングで母乳をするときは、ストールをつけて母乳をあげてる。
どうしてもきになる場合は、部屋で普通にあげてるね。

そこまで気にすることでもないみたいだ。

シェアハウスでの「子育て」はおすすめだ!

シェアハウスの子育てはぼくはおすすめしたい。
これからの時代に合ってると思うね。

妻も女性友達と話せたり、ぼくもビジネスの話が家でできたり、直人にもいろんな刺激や家族が増える。

ぼくは、経営者としてちゃんと収入もあるし、家族だけで家を借りて暮らすにはもちろん困らない。
それでもシェアを選ぶのは、やっぱりそういうつながりができることが一番のメリットだと感じるね。

ぜひこれから子育てをする人、シェアハウスおすすめだ。
夫婦でシェアハウスをしている人、子どもが生まれるからって、シェアを辞める必要はないよ。

とても楽しく幸せに暮らしていけることを約束するよ。
ぜひ子育てを楽しんでね!

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