起業家は「唯一無二の存在」なんだよ

シリコンバレーで出会ったシリコンバレー起業家の戸村光くんのFacebookのポストで面白い投稿があった。

 

分かるわー。
ぼくに相談来る人も、報告で「就職しました」って報告してくれることがある。

そんな時に最初に感じることはやっぱり「もったいないなー」「寂しいな」ということだね。

でも起業して9年やってると、事業っていうのは何が起こるか本当に分からないところがある。

調子がいい時もあれば、調子が悪い時もある。
そして人生は変わっていくし、自分のビジネスの興味も変わっていく、そして結婚や出産などライフステージも変わっていく。
そんな中で「就職」という選択肢を持つのは自然なことだと思う。

ぼくは学生から起業したから、今では就職してたらどんな人生を送ってただろう?
就職してたら組織をつくった時にもっと社員のことを理解できたかもしれないなと感じることが多々ある。

ただ一方で感じることは、「そのアドバイスした人は、起業家ではなかったんだよ」と思うんだよね。

起業家は生まれながらに起業家(その人が気づいているかは人それぞれ)

起業家は生まれながらに起業家

ぼくは、色んな経営者や起業家に出会ってきたけども、
起業家は起業家としか生きられない人種だなって感じるんだよね。

ぼくは学生のとき、企業でインターンをしたことがある。
そのとき感じたことは、ぼくはこの人たちとは一緒に生きていけない。ってことなんだよね。
一緒に仕事できないとかじゃない、一緒に生きていけないってこと。

きっと普通に社員として働ける人はそんなこと感じないんだって思う。
これは普通に就職して働く人を卑下してるわけじゃなくて、何にストレスを感じるかってことなんだよね。
学生の時はそのストレスが何なのかは全く分からなかった。

でも起業家たちや経営者たちに出会ったとき、囲まれたときに、この人たちとなら一緒に生きていけれるって感じたのを覚えてる。
「こここそ自分の場所だ」って感じる感覚だね。
いや、そんなビビビッと来るような感覚でもなく、一緒にいてただただ落ち着くという感覚だったな。

だから、起業家ってアドバイスしたり教育したりして起業家になるってことはないんだよ。
その人が気づいてないだけで、その人は生まれながらに起業家だったんだよ。

起業家は唯一無二の存在

起業家は、育てたり教育したりしなくても、最初から起業家だよね。
自分で考えて、手探りから始め、次第に自分の形を作り出していく。
だからこそ、不測の事態が起きても対応することができるんだよね。

もし、彼(彼女)たちが、アドバイスや教育で教えてもらってビジネスを始めても、不測の事態が起きた時、対応することは無理だと思うんだよね。
ぼくみたいに訴えられたり、社員を解雇しなければいけない状況だったり、借金したり、資金がなくなったりする状況にはきっと耐えられない。

そう考えたときに、起業家はそれだけで唯一無二の存在なんだよ。
例えば、会計の知識がなくて帳簿をつけられなくても、マーケティングの知識がなくて集客できなくても、ウェブの知識がなくてホームページを作れなくても、全然構わない。できる人にやってもらえばいいだけ。

人もお金も物も、すべて外部から調達できる。
唯一、外部から調達できないのは、起業家のあなただけなんだよ。

唯一無二の存在に、自信を持とう。

何もがんばる必要はない。
今日もただただ「起業家」として生きるだけ。ただそれだけだよ。



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