【書評】女性のひとり起業では「女性を助ける起業」を考えるべし!マイペースで働く! 女子のひとり起業滝岡幸子著

マイペースで働く! 女子のひとり起業滝岡幸子著(同文舘出版)を読んだ。

ぼくには女性の起業相談もあったりする、なのでそんな人に良いアドバイスができないかと思って読んでみた。

この本には、女性ならでは「ひとり起業」のやり方について書いてある。
分かりやすいのは、女性がもっている強みとは何か、それを生かすことが大事だと書かれている点だ。

さらに、色んな女性のひとり起業の事例が満載なのでとても参考になるだろう。

女性のひとり起業では「女性を助ける起業」を考える!

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「女性を助ける起業」は、オンナにピッタリ!

起業する分野を考える時、「どうすれば自分と同じような女性を助けられるか」という視点を持つのもおススメ。
世の中にはたくさんのお店やサービスが溢れていますが、「どこを探しても、本当に欲しいものがない」という経験をしたことはありませんか?

時代はどんどん変わり、これまでの商品・サービスでは対応できないんですね。資本力のある大企業が運営する店やチェーン店ばかりで、「どこに行っても同じ」状況になっています。

そこにビジネスチャンスあり!

これから、女性の社会進出がさらに進んでいくので、「女性ならでは」の素直な意見を反映させれば、新しいビジネスができ上がります。

—『マイペースで働く! 女子のひとり起業』滝岡幸子著女性の強みを生かした仕事のはじめ方より

 

確かに、周りの女性起業家で成功しているみなさんは、これだ。
「女性を助ける起業」ばっかりだ。

この視点はすごくおすすめ。
本当にわかりやすく、周りの女性経営者は「女性を助ける起業」が多いんだ。

あとは、「子どもの教育を助ける起業」とかも多いよね。

でも、共通してるのは女性にとっての起業は、自分の経験によるものが多いんだってことだね。

自分の過去の困ったことを深堀りする!

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「自分が困ったこと」が仕事のネタになる!

さて、「女性を助ける起業」の重要なポイントは、「自分が困ったこと」を深く掘り下げること。

例えば、「長い間、腰痛に悩まされていたけれど、〇〇ヨガをやって治った。これを多くの女性に広めたい」など。
「多くの人が喜ぶ、広く一般的なこと」を考える必要はありません。それは大企業が担当する分野ですから。

実際のところ、「自分が困ったこと」を起業ネタにしている女性起業家はとても多く、大企業にはできない、細かくて臨機応変なサービスで同性のニーズをキャッチし、じわじわと売上を伸ばしています。

たとえば、洋服。
「仕事用の洋服を買いに行く時間がない女性のために、ネットショップで売りたい」。

美容分野では、「アレルギー体質でも使える化粧品」「骨盤矯正と小顔マッサージを組み合わせたヨガサロン」。

介護の経験があるなら、「もっと楽しんで通える、介護施設」。
子育て中なら、「子どもが安心して遊べるカフェ」「子どもと一緒に働ける場所」。
飲食業なら、「移動販売で、住宅街に行っておいしいパンを売ろう」、忙しく疲れた女性が多い街に「ひとりで入れる、おにぎりと実家で採れる野菜を使った料理の店」。

「あ、それそれ!こういうモノ・サービスが欲しかったのよ!」

そういう女性の声が聞こえてきそうです。

—『マイペースで働く! 女子のひとり起業』滝岡幸子著女性の強みを生かした仕事のはじめ方より

 

面白いね。
実際に起業したいけど、何をやればいいか分からないという相談は多い。

そういうときは、「自分が過去に困ったこと」を深掘りして、「どうすれば自分と同じような女性を助けられるか?」という切り口で考えてみるのはとても良いと思う。

本当に女性経営者で成功している人は、そのパターンが多いから!

自分の力を「発揮」できる女性が増えること願う

ぼくは、今の世の中の女性は本当に優秀だと思う。

それが色んな過去や自分の自信の無さから、本当に力を発揮できなかったり、小さい殻に閉じこもる。

それは、とてももったいないって感じてる。

もっと輝けれると思うし、もっと力を発揮できる。
「発揮する」とは、輝きを発するってことだよ。

あなたの輝きで、色んな女性を照らしてあげてほしい。

応援してるよ!

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