ぼくは起業した8年間のうち、3/2以上は夫婦でビジネスをしている。
この夫婦で独立して一緒にビジネスをするというのはとても素晴らしいものだ。
大体、昔は街の商店街には夫婦商店というものが多くあった。
八百屋や金物屋、たばこ屋クリーニング屋にいたるまで、すべて夫婦商店だったはずだ。
シャッター街なんて言われてどんどん夫婦商店がなくなっているように見える。
しかし、ぼくは全て夫婦商店はインターネットに移行したのだと感じるのだ。
目次
商店街の夫婦商店は、ネットショップに変わってきた!
親が商店街で夫婦商店をやっていた人は、自分たちが大人になっても夫婦で一緒にビジネスをしている傾向が強い。
やはり親の背中を見て育ったからだろう。
かくいうぼくも、父親がスナックを経営していて母親がよく手伝っていた。
その背中を見てたからこそ、夫婦で起業したり、ネットショップをするようになったと思う。
夫婦で起業する5つのメリット
ぼく自身夫婦でビジネスを経験したし、ぼくの周りにも夫婦で起業した人は多い。
今日は、実体験でしか分からない夫婦起業のメリット
1.365日夫婦一緒にいれる
365日恋人同士もしくは夫婦で一緒にいることができる。
これはもちろん合っている人と合っていない人がいると思うが、親が夫婦商店などだった人はこれが当たり前だったはずだ。
夫婦で一緒に仕事をするということは、昼も夜もずっと一緒にいるということだ。
ぼくは全然平気なタイプだった。多くの人と接するタイプではないし、広く浅く付き合うよりも、狭く深く付き合うタイプだ。自分にとって本当に大切な人は人生にそうはいない。
その代表格が今の奥さんだから、それでいいんだ。
2.家族と仕事の目標がともに共有できる
夫婦で起業するということは、家庭と仕事の目標がともに共有できるということだ。
何歳までにこういう家に住んで、いつまでに子どもを生んでみたいな家族としての目標。
いつまでにこの仕事を終わらして、いつまでにこれだけ稼いでとしての仕事としての目標を二人で立てることができる。
この二つの目標を夫婦で立てられるということのメリットは計り知れない。
自分たちのがんばりが、直接的に家族の幸せに直結するからだ。
他人同士で起業した場合と、成功の実現力がまったく違うのだ。
3.お互いをより理解し、短所をおぎなうことができる
夫婦で一緒に仕事をするようになって、お互いのことをより深く理解することができる。
自分の奥さんがどんな風に考え、どんな風に仕事を回し、どんな風に行動するのか・・・一緒に仕事をすることでそれが見えてくる。
一緒にサイトをつくるときは、妻がデザインや商品目線、ぼくがシステムやマーケティング目線という風に役割分担してきた。
ぼくの不得意なところ、ストレスがあるところは大体が妻が得意なことでもあったりする。
逆もしかりだ。お互いの短所を補い合える関係だからこそ、素晴らしい仕事ができるのだ。
4.休みや旅行を二人で決めることができる
一緒に起業をしているということは、自分たちで休みも旅行の計画も決めることができる。
ぼくたちの場合は、むしろ意識的に旅行の日程を入れることで仕事にメリハリをつけていた。
夫婦で起業するというのは、下手すれば休みも取らずずっと仕事をしてしまうこともできる。
しかし、それだと日常に変化がなく、仕事もマンネリ化してしまう。
来月は海外旅行をする。スケジュールを入れることで、ゴールまでのプロセスが明確になる。
仕事をしないという期間を無理やりつくることで、仕事を終わらすというスパートがかけられるのだ。
また今はネットショップの場合は、旅行先でも二人で仕事をすることができる。
気分を変えるために、旅館やホテル、海外で仕事期間を夫婦でもうけるというのも可能だ。
5.夫婦という個性がオンリーワンのサービスを作れる
一番離れているもの同士がかけ合わさったとき、すごいものが生まれる。
3番目に他業種、2番目に老人と若者、1番目に男と女だ。
ある経営者から言われたことだ。
つまり夫婦と言うものは、実はすごいサービスが生まれやすい環境にある。
男性と女性では、まったく考え方や視点が違う。
だからこそ、オンリーワンのサービスが生まれやすい。
どうしても似た価値観だけだと、幅広いお客さんに共感させづらい。
男と女である夫婦の視点だからこそ、圧倒的な差別化を生みやすいのだ。
夫婦だからこそ思いつくアイディア、夫婦だからこそ売れる商品はきっとある。
そしてがんばればがんばるほど、それは家族の幸せへと直結する。
ネットショップのアイディアなどは、ぼくのセミナーを参考にしてほしい。
今は変化のはげしい時代だ。
だからこそ、一番の運命共同体である夫婦で起業することをおすすめする。
どんな困難も二人で乗り越えていける力をつけていけるはずだ。