土台をつくる閑散期

閑散期にはいってきました。
閑散期とは、お客さんの入りが少ない季節ですね。

僕らは、引っ越しシーズンの1~3月、9月、年末商戦の12月が繁忙期で、
5~6月は家具の需要が少ない閑散期となっています。

お客さんが少ない分、新しいサービスや改善に
力を出せる月でもあります。

そんな閑散期のなか、
社員全員にメールを送りました。

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Date: 2012年 5月19日
From: 中村彬
To: 社員&外注チーム全員
Subject: 【あきらより】新しいオフィス開設とこれからのスタートについて

みなさん

おはようございます!あきらです。
みなさん、新しいオフィスにはもう慣れましたか?

今日は、僕とひろみとシェリーさんが
東京に行って少しオフィスを空けてしまったり、その後は新オフィスパーティ、
新しい人の採用説明会、研修などこれから慌ただしくなると思います。

これからいよいよ新しいスタートが始まる
いいタイミングなので、みなさんに共有しておきたいことがあります。

閑散期に突入して、
繁忙期に比べてだいぶ余裕ができてきたかと思います。

みなさんには、ぜひこの時期にしかできないことに
挑戦してください。
新しい人の採用、新しいサービスのスタート、改善
それぞれ各々の役割で新たに生み出せることが
できることがきっとあるはずです。

経営陣的には、閑散期は精神を試される時期でもあります。

3月は約300万の黒字でしたが、
4月は200万円の赤字でした。
このペース5、6月は400万、500万の赤字になるかと思います。

ただ経営陣である僕らはそんな中でもリスクをとっていきたいと
思っています。

みなさんにわかっておいてもらいたいのは、
僕らは「ベンチャー」だということです。

僕の経営はシンプルです。
半年先、生き残っていたら大成功だし、今と同じ状態だったら
会社はなくなるということです。
これは繁忙期だろうが、閑散期だろうが関係ありません。
1月1000万いかなかったら、会社はなくなっていました。
3月3000万いかなかったら、会社はなくなっていました。
今まで通り、これが30人になろうと、100人、1000人になろうと
こういう風に選択をしていきます。

もっと安定させることはできます。
新オフィスじゃなくて北谷のままだったり、新しい広告を試さなかったり
人を採用しなかったりしたらもっと安定的に経営ができると思います。

ただそれだと、僕らが目指す世界一のカスタマーサポートには
いつまでたってもなれません。

僕らは常に、ハイリスクハイリターンの選択をしています。
周りから見たら、楽に成功しているようにも見えるかもしれません。
僕らがなぜこんなにも急成長しているのかというと、
それだけのリスクをとっているからです。

この話をしてみんなに勘違いしてほしくないのは、
だからもっと頑張れ!とか、寝ないでやってほしいとか
言ってるのではありません。

ただ、一つ一つの瞬間を全力で、本気で選択してほしいと思っています。
休むときは、全力で休む。
遊ぶときは、全力で遊ぶ。
研修を受ける時は、すべてを理解するつもりで
すべてを受け取るつもりで、受ける。
限られた時間で、自分の価値を最大化させるにはどうすればいいか考える。
新しい仲間を入れる時は、一生付き合えるかどうかで選ぶ。
人を育てるときは、自分のすべてを伝える。

半年先は、もしかしたらここはないかもしれないと思って
1つ1つを選択していってほしいと思います。

そして、今の一瞬一瞬を大切にしてください。
成功しようとも、失敗しようとも
今と同じ状況は今だけしか味わえません。

みなさんが入社して、同じ状態が一ヶ月でも続いたことは
ありますでしょうか。
きっとないはずです。
場所や各々の役割、各々のチームはどんどん変化していきます。

僕らは他と比べてものすごく成長が早いです。
みなさんも入社時に比べてものすごいスピードで成長してます。
もしかしたら入社前の友達と話があわなくなってきませんか?
僕は半年前は一緒にいて心地よかった友達が
今あったら話が噛み合わないといったことはザラにあります。

それは僕らがただの電車にのっているのではなく、
新幹線にのっているからです。

ぜひ一瞬で過ぎ去る景色を大切にしてください。

閑散期、チーム一丸となって
乗り越えていきましょう!
これからの新たなステージが楽しみです!

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さぁリスクをとって、新しいスタートだ!
応援よろしくお願いします!

あきら



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