Bootstrapping(ブーストラッピング)とは

シリコンバレー用語集

Bootstrapping(ブーストラッピング)とは、創業時にベンチャーキャピタルやエンジェル投資家などの支援をしてもらうのではなく、「創業者チームが自己資金で起業すること」を意味する。

その語源は文字通り「靴ひも」であり、自分で自分を引っ張り上げる(to put yourself up by your bootstrap) という表現から来ている。

例えば、シリコンバレーに進出し今年3億円の資金調達をしたチャットワーク社は15年間自己資金のみでBootstrapping(ブーストラッピング)してきた。

「ブートストラッピング(bootstrapping)」という起業スタイルは今、脚光を浴び始めている。
というのも、昔と違い低コストで起業が可能になったこと。そして、サービスに集中しなければならない創業時に投資家やベンチャーキャピタルを探す手間、彼らを満足させる手間など、ビジネスに集中できないケースも増えてきた。

さらに、シリコンバレーの歴史では投資家たちに創業者が締め出されるという事例が繰り返し伝記されている。

そういったところから、今は自己資金で勝負する「ブートストラッピング(bootstrapping)」を選ぶスタートアップが増えてきているのだ。



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