Term Sheet(タームシート)とは

シリコンバレー用語集

Term Sheet(タームシート)とは、契約内容をおおまかに記述した条件規定書である。
Google翻訳では、Term Sheetは【条件規定書】と翻訳される。
単語それぞれの意味は、Termが期間や期限、Sheetは1枚やシートである。
Term Sheetは、契約を結ぶ前段階で使用されることが多い。



タームシートのメリット

取引内容の概要が表形式や箇条書きで簡潔にまとめられていれば、取引先にこちらの意図が伝わりやすくなり、後の最終契約(DA:Definitive Agreement)に結びつきやすくなる。
取引の前段階で分厚いマニュアルをだされていたら、相手が理解するのに時間がかかってしまう。
重要な取引や複雑な取引などの前交渉においては、コストや時間を短縮するためにTerm Sheetを用いることが、シリコンバレーでは一般的になっている。
投資、融資、上場、などにおいて、ベンチャーキャピタル(VC:venture capital)が起業家に契約内容を提示する際にも利用されている。
Term Sheetの利用には、もちろんデメリットもある。

タームシートのデメリット

タームシートに法的拘束性(legally binding)が含まれている場合、前契約でうかつにサインしてしまうと、最終契約時にトラブルになることがある。
契約書を作成する部門が、タームシートの重要性を理解していない場合には、ノーチェックで書類が通されてしまうこともある。
トラブルをふせぐためには、ある程度の経験とチェック体制が必要とされている。

シリコンバレーを取り巻く実情

契約内容を完全に理解していたとしても、先方から不利な条件をつきつけられる場合もある。
シリコンバレーでは、有力なベンチャーキャピタルが圧倒的に指導権をもっているため、交渉時に提示されたタームシートを起業家がやむをえず受け入れなければならないこともある。


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