「キャスト・アウェイ」という映画を見ました。
トム・ハンクス演じる主人公チャックに自分は感動しました。
映画を見てない人は見ないで下さい。
彼はある日飛行機が墜落し、無人島に流れ着きます。
無人島。誰もいない。
人はこのような孤独には絶えられません。
だから彼は島で、友達を作ります。
それはバレーボールです。
ウィルソン社のバレーボールに「ウィルソン」と名づけ、ずっと話しかけます。
きっと俺もそうするだろうなと思いました。
そして最後のラストのセリフが印象的でした。
最後チャックはついにメンフィスに帰る事に成功します。
彼は生き延び、帰ってきたんです。
しかし、心の支えだった恋人は、すでに結婚し、恋人もいました。
チャックは親友に語りだします、島での出来事、彼女との再会をあきらめたこと。
「望み通りの自殺もできない。
僕はまったくの無力だった。
そうしたら代わりに「温かい毛布」が心を包んだ。
そして思ったんだ。
生きなきゃって。
息をし続けるんだって。
何の希望も持てなくても。
どう考えても、二度と故郷に戻れないと思った。
それでもまだ、
僕は生きた。
息をし続けた。
ある日、二度と帰れないって、
その考えがひっくり返った。
潮が帆を運んできた。
そして今ここに僕は戻った。
メンフィスで君と話してる。
手には氷の入ったグラスもある。
彼女を再び失った。
彼女を失ったことは哀しい。
だが島ではずっと心の支えだった。感謝してる。
これからどうしたらいいか僕は分かってる。
息をし続けるんだ。
明日も日が昇るからね。
そうすると、
また潮が何かを運んできてくれる。」
何かこうスッーっと体に入ってきました。
どうすればいいかわからない時。
どうすればいいか?
その答えがあった気がします。
息をし続ける。
そうすると潮がまた何かを運んできてくれる。
息をし続ければいいんだって。
