Y Combinator(ワイコンビネーター)とは

Y Combinator(ワイコンビネーター)とは、シリコンバレーに拠点を置く、世界有数のベンチャーキャピタルである。
主にスタートアップ企業に対して投資を行い、世界で初めてASPサービスを作ったことで知られるポールグレアム氏により2005年に設立される。

シリコンバレー最強の起業家養成スクールとも呼ばれ、近年は日本で急速に注目を集めている。
投資の特徴として、スタートアップ企業に対して少額の投資を行い、その企業を大きく育てるシードアクセラレーターとして有名である。

世間のY Combinator(ワイコンビネーター)の印象

Y Combinator(ワイコンビネーター)は、Airbnb、Dropbox、Bump、herokuといったサービスを育てたことで知られている。
実際のところ世界的な経済誌であるForbesでは、世界を変えるテック系インキュベータ10選でも最初に紹介されている程である。

また、テック系企業からも一目置かれる存在となっている。

Y Combinator(ワイコンビネーター)がベーシックインカム導入

Y Combinator

シリコンバレーの名門であるインキュベーター・Y Combinator(ワイコンビネーター)が、6月にカリフォルニア州オークランドで、ベーシックインカムの社会実験を開始する事を発表した。

このベーシックインカムは、近年ネットやニュースでも多く取り上げられ、各地で盛んに議論されている内容である。
簡単に説明すると、所得保障制度のひとつとして年齢や性別に関係なく、一律の現金を給付する物である。
この具体的な内容をY Combinator(ワイコンビネーター)に聞いたところ、30~50人規模で月額1500ドルから2000ドルを支給すると言うのだ。

これは年間約150万ドルを費やすプロジェクトとなり、2016年度中には実行に移すとしている。
そして今回のこの試みにより、参加者たちの今後の動向を見ようというのである。
もしかしたら、このチャンスに貧困から脱出ができる者もいるのではと考えられ、大きな注目を集めている。



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