Vesting(ベスティング)とは

シリコンバレー用語集

Vesting(ベスティング)とは、ストックオプションを行使する時期に一定の制限を設けることである。

ストックオプション(制度)・・・会社の役員や従業員が、ある期間内においてその会社の自社株を買うことができる権利のこと。従業員がストックオプションを行使し、持つことができる自社株は会社の成長にともない価格が上昇する。そして、それを売却することによって従業員にインセンティブが発生する。

会社が上場するとなれば、株価は数十倍にはね上がることもあり、従業員にとってはボーナスのような位置付けだといえる。
そのため、ストックオプションは従業員の仕事のモチベーションにも関わるシステムである。
(ベンチャー企業が人材確保の際、給与以外にストックオプションを発行し、働いてもらえるように交渉することもある。)

Vesting(ベスティング)は最初の権利(ストックオプションの20%など)を行使できるのに所属してから1〜2年。そして、3〜5年で全ての権利が行使できるように制限されるのが一般的である。

会社側には、能力のある人には会社に居続けてほしいと考えるのが普通である。

しかし、短期間で多くの従業員に株を買われてしまうと、会社が成長した時などに多額の報酬を手にしたメンバーが一度にいなくなってしまう危険性がある。

そのため、「ベスティング」という制度によって株価を取得できる権利に期間を設け、段階的に行使させることでバランスをとる必要があるのだ。

特にシリコンバレーなどの大企業や新興企業がせめぎ合うビジネスの拠点で、人材の移動が激しい場所であるならばなおのこと。会社と個人双方に具体的なメリットを提示する雇用関係を実現するため、必ず知っておかなければならない概念である。

また、契約時に100%の株を与えておき、途中で従業員が辞めることになれば、あらかじめ設定しておいた株数を買い戻すことができるリバース・ベスティングというものも合わせて覚えておきたい。


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中村 あきら

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