series A Round(シリーズAラウンド)とは

シリーズAラウンド

ベンチャー企業は初期のスタートアップの段階で大きな資金を必要とする。この出資段階をシリーズAラウンドと呼ぶ。



ベンチャー企業立ち上げ時の投資

起業したばかりのスタートアップ企業に対しては、その企業価値を見極めて投資がなされることでベンチャー企業の経営が成り立つ。ベンチャーキャピタルやエンジェルがベンチャー企業に対して最初に出資する段階をシリーズAラウンドという。

ベンチャー企業が立ち上がる段階では、今後どのような展開をし発展していくのかなどは全くの未知数である。このような状況の中でベンチャー企業の信用や未来に対する指標は全くない状況といえる。

ベンチャーキャピタルやエンジェルは、こういった状況に対して投資を行い、ベンチャー企業が成り立っていくことで、将来に生み出されるであろう価値の創出を支援する。そのため製品の企画や商品開発、技術開発などに対して初期の段階で行われる投資をシリーズAラウンドという。

シリコンバレーでの投資の形

シリーズAラウンド

ベンチャーキャピタルは単独または複数での投資を実行するが、複数の投資家による投資の場合は一番多く出資している企業がリードインベスターとなり、シリーズAラウンドにおける投資や増資に対するリーダーシップを発揮する。

投資されたのちの企業価値の創造に対し、ベンチャー企業は投資先に対しての大きな責任を負うことになる。そのため、創業時に必要な資金を調達したのちに、経営を安定させてビジネスを成功させるための増資を行うという段階的な投資が有効だ。

こういった方法での投資はコンピューターやIT関連の企業が集まり、テックビジネスやIT関連のビジネスなどのハイテク最先端ビジネスが常に創造されているシリコンバレーにおいて、ベンチャービジネス立ち上げの際の投資の形として実施されるようになった。

シリーズAラウンドからシリーズBラウンドへ

シリーズAラウンドに続いて増資を行う時期、あるいは増資そのものをシリーズBラウンドという。

シリーズAラウンドは事業を開始する初期段階での投資を行うことによって、新しい技術の開発などによってまず製品が生み出されることが最大の目的となる。

これに対してシリーズBラウンドでは、技術開発はもちろんのこと、ベンチャー企業がビジネスとして事業を成功させることへと目的が変わる。

増資はそれぞれ3回目がシリーズCラウンド、4回目はシリーズDラウンドと呼ばれ、段階を追いながら増資が繰り返されることによって企業活動を継続発展させていく。通常はシリーズDラウンドまで増資が行われるが、状況によってはシリーズEラウンドまで増資がつづけられることもある。


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