ハーバードで80年続く研究から分かったパートナーシップが幸せに与える多大なる影響とは?


今日はパートナーシップにおける面白い研究を紹介したい。
アメリカのハーバード大学教授ロバート・ウォールディンガー氏が、79年かけて研究した幸せになる方法を発表した。

なんとこの研究は79年前の1938年から今も続いており、724人の人生そのものを追跡調査し、「健康で幸せな人生を送るための秘訣」を紐解いたものだ。

4代目の研究者のロバート・ウォールディンガー教授がTEDx(以下に約12分の映像がある)で語っているが、その結論は、「身近な人たちとの人間関係の質」が健康や寿命にも、幸せ感にも、脳の老化にも影響を及ぼしているということだ。

つまりパートナーシップは、健康・寿命・幸せ・脳の老化に多大な影響を与えている。

あげまん理論では、共に成長するパートナーシップを提唱し続けてきた。
今では、50代、60代の女性もぼくの元に来てパートナーシップを学んでくれている。
今回この研究について紹介するのは、あげまん理論は、幸せだけでなく健康や老化にとっても、すごく良いんだということを伝えたいからだ。

ハーバード大学ロバート・ウォールディンガー教授の講演(日本語字幕あり)



パートナーシップが人生の幸せに影響する3つのこと

1938年に始まったこの研究では、当時ハーバード大学2年生の男子学生とボストンの極貧環境で育った少年たちを追跡調査をした。調査開始時は724人いた被験者のうち、現在でも約60人が健在で調査に参加している。

そのほとんどが現在90歳代だ。

開始時に聞き取り調査と健康診断を行い、その後、1年おきに本人への質問票調査、本人や家族への聞き取り調査、医療記録の確認、血液検査等を行ってきた。

4代目の研究責任者であるロバート教授によると、人を幸福にし、健康にするのは何よりも良い人間関係であり、その人間関係について大きな教訓が3つあることだった。

それは、

(1)家族、友人、コミュニテイ等、周りとのつながりを持っている人はそうでない人よりも幸せで健康で長生きする
(2)身近な人たちとのパートナーシップの質が重要である
(3)良いパートナーシップは脳も守る

(3)は、いざという時に本当に頼れると感じている人と80代までしっかりした関係を持ち続けている人は記憶がずっと明瞭で、逆に、パートナーは全く頼れないと感じている人に記憶障害が早期に出現したことから、結論付けられた。

この人間関係の質は、喧嘩をしないことではなく、いざという時に「頼れること」が大切だとのことだ。

あなたが80歳、90歳になっても健康でいたいなら、良好なパートナーシップは決して外せない

40代、50代、60代の女性がたくさんこの記事を読んでくれている。
そんなあなたにあげまん理論から伝えたいことは、健康で幸福でいたいなら、パートナーシップを学ぶことが何よりも大事だということだ。

ぼくは、「頼る」ことができない40代、50代の女性をたくさん見て来た。
「頼る」ことができないが故に、「子どもこそいるが離婚してしまった」「家族と疎遠になってしまった」という女性はたくさんいた。

こういう話がある。
あるテレビの取材で、ホームレスになった人に、なってしまった原因を聞いたところ、多くのホームレスが家族や親戚、友人がいなかったわけではなく、「助けて」と頼ることができなかった、ということがわかったのだ。まさしく大切なのは、パートナーシップの質なのだ。

一人で生きていけるこの時代だからこそ、その力もあるあなただからこそ、人生を分かち合う術を学ぶことが大事なのだ。

あなたはいつだって、新たなつながりを作れる

スェーデンの様子

以前に、ぼくがスウェーデンに行った時に、80歳ぐらいの日本人夫婦と出会った。
まさに幸せそうな二人で、夫婦二人で世界を回っているそうだ。

お互いを頼り合い、その年齢になってもお互いで新しい感動を探していた。
こんな老夫婦になりたいと思ったものだ。

いいかい?
パートナーシップを築くのに、年齢は関係ない。
あなたはいつだって、新たなつながりを作れるんだ。

死ぬときに、心から信頼を寄せられるパートナーと共にいよう。

 

もう一記事いかが?

岡本太郎の妻・あげまん女性「岡本敏子」の名言。「パートナーを持ちえた人は、人生の勝者です。だって何でも出来るもの。」

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