【前偏】タナクロ田中淳也×中村あきら対談「アパレルのネットショップをやる上で大事なことは?」

タナクロ田中淳也と中村あきら

「とにかくどんな事業にせよ、まずやってみることが大事」。タナクロ社長の田中淳也が中村あきらとの対談で話した一言。ということで、中村あきらとの対談コンテンツ第1回のゲスト田中淳也との対談だ。株式会社タナクロは、社員約30名年商数億円(非公開)だ。お互い今年30歳。同年代のネットショップ経営者として、「日本の商品を海外に売るグローバルEC」「ぼくたちの世代の組織の課題」など語った。
【中編】「グローバルECの商材の選び方と伸ばし方!」はこちら
【後編】「社員と外注、オフィスワークとクラウドワークの融合」はこちら

中村あきら(以下あきら) こんにちは、今日から対談コンテンツをスタートさせていきます。このコンテンツの趣旨は、ぼくが仲良くさせてもらっている同年代の経営者だったり、ユニークな働き方をしている人との話だったり、読者にこんな「働き方」いいなって思える人を紹介していきたいと思っています。
そんな中、第一弾は株式会社タナクロ社長の田中淳也さんです。ぼくは、じゅんにゃんと呼んでいます。同世代でかつ同じネットショップの経営者ということもあり、よくIT勉強会や経営者仲間で旅行にしたりして仲良くしてもらってます。まずじゅんにゃん、自己紹介をお願いできますか?

株式会社タナクロ 田中淳也がいまやってること

バーバリショップbblshopメイン事業のBBL SHOP

田中淳也(以下淳也) 僕が代表を務めている株式会社タナクロの事業は、ブランド品の買取り販売をオンライン上だけで行っています。基本的にはハイブランドの古着、バーバリーや、ヴィトン、グッチ、プラダとかを買い取り、リユース商品として楽天市場や自社サイトBBL SHOP (http://bbl-shop.com/)で販売してます。もう一つの事業は2014年の10月に開始したゴシック&ロリータの、こちらも古着の買取り販売なんですが、こっちは今会社的にすごく力を入れていこうとしているビジネスで、毎月100何十パーセントで売上が推移していて、今現在ですでに売上の約45%くらいは国外からの注文です。

あきら すごいですね。

淳也 これは、自分でも実際にやっていて、こんなに本当に海外から注文が入るのかって驚いてます。なので、ワンダーウェルトっていうお店なんですが、今そこで働いてる人の中にはアルバイトしてる子は中国人の方だったり、アメリカ人、この人はアメリカに住んでいて在宅で手伝ってもらったりしてます。これが二つ目です。三つ目は、ファッションのレンタルサービスですね。これは、シェアリングエコノミーのことを今すごく勉強していて、日本ではファッション部門でもシェアリングエコノミーが確立されていないと感じたので、僕たちがスタートして、その発展に寄与できたら面白んじゃないかなと思って始めました。もうすぐタキシードや、男性の結婚式や二次会なんかで着ていくパーティー用のスーツなどをレンタルするサイト(https://plttux.com/)を立ち上げます。

株式会社タナクロ田中淳也と中村あきら

あきら じゃあ、今は、バーバリーなんかのハイブランド商品の買取り販売事業と、ゴスロリ事業と、レンタル事業の3つをやってるんだ。

淳也 そうです。その3軸でやってます。

あきら なるほどね。それで、ぼく、じゅんにゃんのブログで起業したときの話を読んだんだけど、なんで、最初アパレルをやろうと思ったのか?しかもなんで、バーバリーとかのハイブランドに絞ったの?アパレルってファッション好きの人とか始めると思うんだけど…。

なぜアパレルを始めたのか?

淳也 最初、ぼく地元の福岡で新卒として会社に入ったんだけど、1年で辞めちゃって、そのあと東京でアルバイトしてました。そのタイミングで兄と幼馴染が二人で車のパーツ、タイヤだったりホイールだったりを買い取って販売する会社を立ち上げたって聞き、これは面白そうだなと思い、手伝いたいって言いました。それで福岡に戻りそこで働き始めました。けど、ぼく自身に車の知識があるわけでもないので、出来ることっていうのが、振込行ったり、車を洗車したり、タイヤを梱包したりっていう誰でもできるものばかりだったんですよ。そういうことを一週間くらいやっていたら、兄貴に「お前なにしにきたんか」と「自分で稼げ」と言われて、会社の50万円を渡されました。「その50万円で何かはじめろ」って言われまして、それで始めたのが、Yahooオークションでものを買ってものを売るっていう、まぁせどりですね。それを大学の頃、自分の洋服をそこで買ったり売ったりしてたんで、ちょっとそれしか思い浮かばず、やリ始めたのがきっかけです。それで、当時自分が着てたストリートブランドだったり、いくつか扱っていた商材の中に、バーバリーがあったんですよ。その中で、一番売れたのがバーバリーだったので、じゃあバーバリーに絞ってやろうって思ったんですよ。

あきら へー。それは、ネットで売れたってこと?

淳也 そうです。

あきら なんでバーバリーが一番売れるってなったの?

淳也 単純に、Yahooオークションの中で、出品点数も多かったですし、単価自体もそんなに低くないんです。そもそもバーバリー自体がそんなにセールをしないブランドなんで、中古でも値下がりがしにくいっていう…これは後からわかったことなんですけど。そういう色んな理由があってバーバリーがなぜか売れてたと。それで、これは儲かるぞと思ってやり始めました。

あきら なるほど。それじゃ、これからネットショップを始めたいっていう若い子がいたら、ここは商材選ぶ上で大事だぞっていうポイントは、経験から何かあったりするの?

アパレル関連のネットショップをやる上で大事なこと

株式会社タナクロ田中淳也

淳也 これはちょっと昔の話になるんですけど、当時は、まだ同じところで戦っている競合がいなかったんですよね…。だから、もし当時の僕が今の知識を持って何かやるってなったら、すごく沢山需要があるブランドでかつ、あまり強いプレイヤーがいないってところを狙うかな。今は、そういう売買もすごくやりやすくなったので、誰でも出来ちゃうんで、同じようには出来ないかもしれないですけど、基本的には自分が出来るだけトッププレイヤーになりやすい市場でやるかな。

あきら なるほどね。トッププレイヤーになるなら、どんなブランドでも?

淳也 だいたいは、そうですね。

あきら ノーブンドとかはどう?

淳也 ノーブランドだと、アパレルに関しては、自分たちでブランディングとかしなくちゃいけないので。少なくとも僕たちはそういう市場で戦ったことがない。

あきら じゃあ、じゅんにゃんは、ブランドが確立されているものっていうのに強みを感じているんだ。アパレルのなかで。

淳也 そうですね。

あきら なるほどね。じゃあ、ゴスロリっていうのは、なんでやり始めたの?ゴスロリとハイブランドとはかなり違うと思うんだけど。

ゴスロリを始めたきっかけ

ゴシックアンドロリータのワンダーウェルトゴスロリ通販のワンダーウェルト

淳也 ゴスロリを始めたのは、ブランド品通販サイトをやっていて、色んな通販サイトやこれからどうやっていこうとかを考えていく中で、なんか日本の文化に関連した商品を外国に売るのっていいんじゃないかって感覚があって。最初は、日本刀を売ろうと思ったんだけど友達が始めちゃってて…。それを見てて、やっぱりそういうのいいな、羨ましいなって、これから伸びてくんだろうなって思って。それは友達がやってたんでやらなかったんですけど、そのときにたまたま知り合い経由で、今のワンダーウェルトの部長と知り合って、話してみたらゴスロリの知識をすごく持っていて、店舗で数年間働いていた経験もあって…。それを聞いて、ネット販売ではどうなんだろうと思って調べてみたら、これはいけるぞと思って始めました。

あきら なんで、いけるぞと思ったの?

淳也 これ言っていいのかわかないけど、需要がすごくあったのと、ネットショップが少なかったっていうのが一番の理由ですね。後は単純に僕が日本の文化のものを海外に売りたくて、それを実現できる唯一そのとき知ってたものだったので。海外でもkawaiiの文化だったり、ゴシックアンドロリータのfacebookの「いいね!」の数が多くて、これはいけるかもって思ったのがきっかけですね。

あきら レンタル事業については今どんな感じなんですか?

レンタル事業は将来に対する先行投資

タキシードレンタル事業レンタル事業のPLATINUM TUXEDO

淳也 レンタル事業に関してはまだ収益化まで至っていません。けど、これから来る市場なんじゃないかなと。そして、それに最初から噛んでいるっていうのは、大波がきたときに受け止めやすいんじゃないかなと思ってやってます。シェアって今日本で伸び始めている市場なんじゃないかなと。とりあえず僕は性格からして「とりあえずやってみる」っていうのがあるので、やらずに決めたくはないんですよ。

あきら そこに関しては何か答えは出たの?

淳也 まだ全然ですね。これからまた商材やプロモーションの仕方を変えてみたりして、お客さんにもっと満足してもらえるようなラインナップして提供できたらなと思って続けていきます。

あきら じゅんにゃんの事業のスタートの仕方はとても面白いよね。Yahooオークションで自分の服を売ってみたり、海外に売れるんじゃないかって売ってみたり、これから来るんじゃないかってやってみたり。その中からうまくいってるもの選んで集中して伸ばす。うまいよね。でも一番重要なのは、可能性を感じたらとりあえずやってみるって精神がじゅんにゃんの成功の秘訣なんじゃないかなって思ったよ。

中村あきらとタナクロ田中淳也との対談

(中編へとつづく)

次回は、「海外に商品を売るグローバルECの商材の選び方と伸ばし方」をお届けします。
【後編】「社員と外注、オフィスワークとクラウドワークの融合」はこちら


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中村 あきら

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