【前編】いかしあい隊代表白根斉一×中村あきら対談「セミナー事業を10年続けるには?」

いかしあい隊代表の白根斉一さん

日本の様々な経営者をつなげる場を提供する会社「いかしあい隊」。交流会やセミナー業を生業として続けること10年。何百、何千という経営者をつないできた代表の白根斉一さん。今回は、そんな白根さんにセミナー・交流会事業を10年続ける方法について詳しく聞いていった。
【中編】「どのようにして2世代上の経営者と出会うのか?」はこちら
【後編】「2世代上の経営者と組んで事業をするときに大切なこと」はこちら

中村あきら(以下、あきら) 今日は「株式会社いかしあい隊」の白根さんと対談します。よろしくお願いします。

白根斉一(以下、白根) お願いします。

セミナー事業を長年続けるには、まずはそれを本業にすること

あきら いかしあい隊には、日本の様々な経営者の交流会やセミナーを開催されてます。例えば、経営者でも著名な方や、知られざる面白い企業の経営者が、「いかしあい隊」でたくさん登壇してますよね。ぼくもセミナーを開いてもらったり、経営者交流会に参加させてもらったりして、いつもお世話になっています。それで、いかしあい隊は、交流会やセミナーを、事業の中心にやられていると思うんですが、どうなんでしょうか。

いかしあい隊経営者交流会の様子いかしあい隊経営者交流会の様子

白根 弊社は、営者の相談にのり対応する経営支援事業を行っておりますが、その一環として経営者交流会を行っています。そして、交流会の前半部はセミナー形式を取らせてもらい、毎回ゲストの講演者をお招きして、意義のある会になるように努めています。これが、月に2回のペースで開かれていて、講演者も業種や年齢を問わず、いかしあい隊とご縁のある方や、講演していただけると来場者のためになると思う方にお願いしています。

あきら なるほど。ぼくも20代前半に、イベントやセミナーの業界によく関わっていたんですが、そのときに、このセミナー事業という分野は続けるのがすごく難しいのではないかなと感じたんですね。1回っきりでなく、継続して、イベントやセミナーをやり続けるって、スタッフの動かし方や、参加者が継続的に参加してくれる仕組みづくりとかに、すごく気を配らなきゃいけないと思うんですが、実際やっていてどう感じますか?

いかしあい隊代表白根斉一さん

白根 仰るとおり、続けるというのはものすごく大変だと思います。僕も創業して10年目になるんですけれども、その間になくなった会をたくさん見てきましたし、逆に上手くやっているところもありました。実際にやってきた経験と、他の会の変遷を見てきて分かった継続するポイントっていうのは、交流会の運営を本業でやっているかどうかに尽きると思います。やっぱり、他の本業を持ちつつ、片手間で交流会をやられていたところは、どこも上手くいっていませんでした。実際、交流会というのは、その交流会当日だけ運営をやっていればいいというわけではなく、前準備、集客や会場準備、講演者への依頼や参加者への事前対応など毎日やらければいけないことがあるんですね。だから、長く続けるなら、本業として、交流会を運営することが一つのポイントではないかなと思います。

いかしあい隊の交流会フリー時間交流会の自由交流の時間

あきら いかしあい隊の交流会は、自由交流の時間もスタッフが動き回り、シナジーを生みそうな経営者同士をつなげるのにすごく動いていたのが印象的でした。そういう風にできるのもしっかりと事前準備として参加経営者を理解していること。そして、長年続けていることで参加経営者の事業への理解度が深いからこそだなって感じますね。本業にすることが、長く続けるには大事だということですね。

白根 大事ですし、必要なところだと思います。本業として、一度参加してくれた方と関わり続け、ビジネスとして継続できる仕組みづくりが必要です。いかしあい隊の場合ですと、会員組織をつくっていまして、いかしあい隊と継続的に繋がれば、交流会や様々イベントを通して、良いご縁が広がると思っていただけように心がけて普段から運営を行い、その対価として月会費をいただくという仕組みをとっています。

交流会の「場所」によって参加者も雰囲気も大きく変わる

中村あきら×いかしあい隊白根さん

あきら わかりました。それでは、ビジネスモデルとしては、サービスを提供し月会費をいただくということがベースなんですね。やっぱり月会費をもらうことは大事なんでしょうか?

白根 それは考え方にもよると思います。弊社の場合は、「経営者の健全な成長と発展を支援する」ということが理念です。だから、一度だけの交流会とかイベントに参加してもらえれば、良いとは思っていません。これは、いかしあい隊や僕個人やスタッフとの相性もあるとは思うんですが、基本的には、弊社が提供する情報やご縁に価値を感じて頂いて、月会費をいただき、コンスントにサポートする。この仕組みが、うちの理念に沿った、もっともパフォーマンスの高いものだと考えているので、月会費制をうちは採用しています。

あきら なるほど。いかしあい隊の交流会って赤坂の料亭や結婚式で有名な場所などすごく場所にこだわっているなと印象がありますね。交流会を実際に開く上で、場所や見栄えを大切にしますか。会場が変われば、交流会の活気とか変わってきますか?

いかしあい隊の経営者交流会いかしあい隊の経営者交流会で使用する会場

白根 ぼくの感覚で言うと変わってくると思います。普段は格式があって綺麗な会場を手配するようにしているんですが、一度、毎月の定例会「ATM会」を、いかしあい隊の子会社が運営しているシェアオフィス施設で行ったことがあるんですが、見事にこけました(笑)。

あきら そうなんですか(笑)。「こけた」って言うのは、具体的にどういうことですか?

白根 集客という意味で、ですね。普段だと100人くらい来るところが、その時は5,60人でした。それに参加される方も、ビジネス規模の大きな経営者が普段より少なかったです。そのときにやっぱり場所は大事なんだと学びました。なので、色々な考え方があるでしょうが、場所にも可能な限り投資すべきだと思います。

あきら そうすると、交流会を運営していく上で、大事にするものは、最初に「話してもらう人」、その次に、「場所」っていうふうになってくるんですか?

いかしあい隊の白根斉一さん

白根 優先順位はどこにフォーカスするかになってくるかと思います。優先順位をつける上で一番大事なのは、「どう集客するか」です。これが、固まって初めて優先順位が決まると思います。例えば、集客する層を先に決めて、そこに一番響きそうなものを優先します。それは、テーマかも知れませんし講演者かも知れませんし会場かもしれません。いかしあい隊の場合は、来場する経営者の年齢層は、20代から70代までバラバラです。そして、僕の中での最近良く考えていることが、この異世代(二世代離れた位離れた)経営者同士を繋げて、共に成長・発展していていただけるように支援する事なので、それに合うような講演者と場所になるように意識しています。これらが上手く噛み合って入れば、自ずと集客もうまくいくと思います。

いかしあい隊経営者交流会

あきら ぼくが感じる「いかしあい隊」の特徴ってまさに異世代経営者をつなげる場だなって感じてます。ぼくら若い世代の経営者は50代、60代経営者と出会う機会が本当にない。普通にしてたらまったく出会いません。でもこの「いかしあい隊」の交流会では多くの50代、60代経営者との出会いがあるのですごく助かってますね。

中編につづく

次回は、「どのようにして2世代上の経営者と出会うのか?」をお届けします。

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中村 あきら

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