トランプを大統領まで押し上げた「あげまん女性」ケリーアン・コンウェイから学ぶイメージづけの方法


ビジネスシーンで成功する人は何人もいるが、自分の力だけで成功を手にした人はほとんどいない。

「男性」と「社会」とを繋げる存在がいる。
それがあげまん女性だ。

ケリーアン・コンウェイ

今回のあげまん女性トランプ選挙本部長「ケリーアン・コンウェイ」

今回は今話題の新大統領・ドナルド・トランプ氏を支えたケリーアン・コンウェイについて紹介しよう。

不動産王が畑違いの政界に入るだけでなく、そのアメリカ合衆国のトップに君臨させたプロデュース手法はどのようなものだったのだろうか。



ドナルド・トランプ~大統領までの軌跡~

1.ドナルド・トランプ

アメリカ合衆国大統領・ドナルド・トランプ

2016年12月、アメリカはもちろん、全世界に衝撃を与えるできごとが起こった。数カ月間のキャンペーンの後、大統領選に勝利したのは、ファーストレディー、上院議員など華々しい経歴を持つ大物政治家ヒラリー・クリントンではなく、不動産会社を経営する大富豪だった。

日本ではまずありえない状況だが、誰もが予想しなかったできごとが起こったのは、自由の国・アメリカだからだろうね。

前代未聞ともいえる政界未経験の大統領ドナルド・トランプ。彼が生まれたとき、父であるフレッド・トランプはすでに不動産のデベロッパーだった。ペンシルベニア大学を卒業した後、父の経営するエリザベス・トランプ・アンド・サン社に入社。1971年、父から経営権を譲り渡され、社名をトランプ・オーガナイゼーションに変更した。

その後は次々と自身の名がつくオフィスビルの開発やホテル、カジノの経営を成功させ、メディアへの露出も激増、不動産王の名をほしいままにした。

2.trump-as-biff

「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」ビフはトランプがモデル

日本をはじめ、世界で人気を博した映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に登場する主人公の敵役・ビフは当時の彼がモデルになっているという。この映画を観ればトランプを知らない人(今となってはその名を知らないという人はいないと思うが)でも当時の彼のノリっぷりを目の当たりにすることができるだろう。

経歴を話すうえで政治のせの字も出てこない彼が、なぜ大統領になれたのか。
このエピソードを語るうえで無視できないのがケリーアン・コンウェイの存在だ。今回は彼女のあげまん力について語ってみたいと思う。

3.トランプ大統領就任式

トランプ大統領就任式の様子

かつてはトランプ氏を批判していた!?あげまん女性ケリーアン・コンウェイ

4.ケリーアン・コンウェイ氏

ケリーアン・コンウェイ氏

ケリーアン・コンウェイといえば今回の大統領選挙において初の女性選挙対策本部長に就任し、現在は大統領顧問を務めている女性だ。彼女は28歳のときに起業し、コンサルティング業務を請け負う中で議員や、副大統領など、政治家と多くの関わりを持った。

この経験から政治評論家としてラジオやテレビ番組に出演するようになり、2012年に行われた大統領選挙運動ではニュート・ギングリッチの上級顧問を務めた。

そんな彼女とトランプ氏との出会いは2016年の大統領選。しかし、共和党の予備選挙の際はトランプ氏と戦ったテッド・クルーズ氏の支持団体の委員長を務めており、トランプ氏を猛烈に批判していた。しかし、2016年5月、その組織を離れ、7月にトランプ氏の上級顧問に就任。さらには、共和党の大統領選挙で初の女性選挙対策本部長を務めた。

大統領選挙をきっかけにその距離を縮めたトランプとコンウェイ。トランプの選挙対策本部長として彼女が抜擢されたのは、トランプがなかなか支持を集められなかった女性からの支持を集めるためだったと考えられている。

トランプ氏のイメージづけに成功し、大統領顧問に就任

5.トランプ氏のイメージづけに成功し、大統領顧問に就任

女性の指示を集められなかったトランプ

白人男性から高い支持を集めていたものの、過激な発言をすることも多く、支持者の層には偏りがあった。選挙中には不倫願望があったことを認める発言が収められた動画が公表されるなど、多くの議員の批判の的になる、まさに常にスキャンダラスな人物だった。

これにより、有権者だけでなく、同じ共和党の議員から「支持しない宣言」を受ける事態に発展し、彼を批判した議員は、連邦議会議員や州知事を含めると160人にものぼるといわれている。

彼は女性と男性の立場には差があるなど女性や移民者を蔑視する発言を繰り返し、アメリカでは多くのデモが行われた。ゴールデン・グローブ賞で大女優・メリル・ストリープがスピーチの中で彼の言動を強く批判したことは記憶に新しい。

6.ゴールデン・グローブ賞授賞式でトランプを批判するメリル・ストリープ

ゴールデン・グローブ賞授賞式でトランプを批判するメリル・ストリープ
出展:http://www.qetic.jp/film/goldenglobes-170111/231786/

そんな彼が大統領選挙を勝ち抜いていくうえで重要だったことは、いかに女性の有権者にポジティブなイメージを持ってもらえるかということだった。計算なのか、そうだとしてもあまりに予想外の過激発言を繰り返すトランプ。

ケリーアン・コンウェイはそんな彼に言葉の選び方や言い回しはもちろん、意見の述べ方など、スピーチにおけるアドバイスを徹底的に行った。

彼女のイメージ戦略はスピーチの場だけにとどまらなかった。トランプの選挙戦略の特徴として多くのメディアで取り上げられたのがSNSを活用した点だ。

コンウェイは選挙の間、自身のtwitter上で積極的にトランプの様子を写真とともにアップし続けた。

結果、この戦略がトランプ氏勝利の大きな一因になったといわれている。

7.トランプ氏の選挙戦略

コンウェイがTwitterでアップした写真

実際、ケリーアン・コンウェイがトランプの選挙対策チームに入る前、ヒラリーのほうが圧倒的に優位な状況だったが、コンウェイがジョインした途端、トランプチームは一気に追い上げを見せ、歴史的な勝利に至った。

以前アートディレクターとして活躍する佐藤可士和のあげまん妻・佐藤悦子さんについて紹介したが、イメージ戦略に乗り出すこの手法はもはやあげまん女性のアプローチ法といっても過言ではないだろう。

嫌われ者を人気者へ!徹底したイメージ戦略

8.嫌われ者を人気者へ!徹底したイメージ戦略

コンサルティングの経験を活かし、スピーチやTwitterを活用したイメージ戦略でトランプ氏を成功に導いたケリーアン・コンウェイ。未だ反対派が一定数おり、過激な発言が売りともいえるトランプ。

ときに暴走ともとれる発言を徹底的に見直し、立ち振る舞いや表現の仕方をプロデュースした彼女からは、学べるものも多い。

与沢翼のあげまん女性・山田るり子さんの時も話していたことだが、大切なのは成功する男を見極めるのではなく、成功できる男を見極められる力を持っているかどうか。そして、成功まで引っ張っていく力を持ち合わせていることが必要だ。

ここはアメリカではないし、大統領候補者のプロデュースをする女性はごく限られているが、例えば、上司や取引先との会食に彼女や妻を同席させることもあるだろう。

このような席で、パートナーの印象がビジネスを成功に導くことも十分にあり得る。また、同席していなくても、本人の立ち振る舞いや話す内容、着ていく服などを徹底的にプロデュースすることで、彼の成功を支えることは十分に可能になるはずだ。

9.トランプ氏を成功に導いたケリーアン・コンウェイ

男性はセルフプロデュースしようとするとき、自分がこれまでに成し遂げた実績や経歴など、仕事面でのスキルを売り込むことが多い。自分の見た目や立ち振る舞いが与えるイメージには無頓着なことが多いのだ。

専門性が高い仕事面でのスキルについてとやかくいうことは難しいが、そのアプローチ法であればあなたでもアドバイスできるはず。

女性ならではの気配りを成功させたい男性に徹底的に叩き込むことで、ただの男性から成功する男性に育てあげることができるだろう。

無謀といわれ、誰もが信じていなかった不動産王・ドナルド・トランプ氏の大統領選挙を勝利に導いたあげまん女性・ケリーアン・コンウェイ。
彼女自身、失言も多く、叩かれることもあるが、それでもその地位を不動のものにできたのは、彼女のイメージ戦略に対する手腕が並大抵のものではないことを物語っている。

ドナルド・トランプが大統領になり、大きな転換期を迎えているアメリカ。トランプはもちろん、今後も彼女の同行に目が離せない。

あげまん女性は、社会の抱くイメージと男性をつなぐことができる

あげまん女性は、社会が求めているイメージと男性をつなぐことができる。
女性というのは、共感力や感受性がとても高い。

男性にはわからない、社会が求めているものを感じ取る力がある。
あなたもその感受性に自信を持とう。

あなたのその感受性が多くの人に影響を与える力を持っているかもしれない。
ぜひあなたの力を解放しよう!

もう一記事いかが?成功者の側にいたあげまん女性の手腕がわかる記事はこちら


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