Cartech(カーテック)とは


テック系のビジネスとしてここ数年の自動車産業界の動きは各メディアの発信するニュースでも多くの話題が報じられている。シリコンバレーでもテック企業と呼ばれている中の大きなビジネスの一つがCartech(カーテック)である。

Google社もCartech(カーテック)に力を入れている企業の一つだ。

Cartech(カーテック)は情報と自動車という情報関連ビジネスとして最大の関心を集めている。



生活に直結するテックビジネス

最近のシリコンバレーのテクノロジートレンドとしてテック企業の動きが注目されている。バイオテックやフィンテックなどの各分野での新規ビジネスの立ち上げや投資や買収の案件なども様々に聞かれるが、自動運転技術を中心とした自動車分野における話題も多い。

カーテック(Cartech)の分野では日本でも問題になっている高齢化に向けての安全対策をはじめ、危険回避や自動ブレーキのみならず自動運転車の開発研究が進んきた。国内では一部の路線バスなどでもこれらの技術の実証実験が始まっているほか、一般向けの車両にも安全性向上のための技術が搭載され始めた。

自動運転車に見られる未来

しかし、自動運転車の目指す未来は車の運転という作業から完全に人を開放することである。そのために自動車メーカー各社は研究開発に余念がないが、こういった取り組みを行っているのはすでに自動車産業だけではなくなっている。

この取り組みで最も先進的で有名な起業はシリコンバレーで開発と実証実験を繰り返しているGoogle社である。

2016年のGoogleでの公道実証実験は40万マイルを超えており、アルゴリズムを強化するために毎日480万kmをバーチャル空間でシミュレートしているといわれている。

シリコンバレーのテック企業が持つ豊富な資金と技術力を背景にCartechの未来が創られている。2015年には関係メンバーのスピンアウトにより新会社「Otto」が生まれ、トラックの自動運転の分野に進出している。

Googleの自動運転車プロジェクトでは技術検証が進み今後のサービスや資金回収などに向けてのビジネスを中心とした展開へと切り替わっていく兆しも見られ、2016年8月にはCTOを務めたクリス・アームソンが退任するなど、Cartech(カーテック)業界に詳しいジャーナリストからは新しい展開に入っていると見られる。

自動運転以外のCartech(カーテック)

Cartech(カーテック)といえば自動運転車以外にも様々な技術が開発され、世界規模で技術革新や競争がみられる。

サウスカロライナのZubie社では車内にwifi環境をつくり、自動車の位置情報やガソリンの使用量をスマホからトラッキングするシステムが開発され、イスラエルのAutotalks社では、車同士の位置検知を行うことで安全性を向上しエコ運転システム構築のためにドイツのアウディ社とチームを作っている。

IoTの時代を迎え今後の市場の要求が大きくなるにつれ、Cartech(カーテック)分野の産業は自動車とITが融合した新しい形を生み出している。既存の自動車産業だけでなく、シリコンバレーをはじ各国、各地域のソフトウェア産業からの最後のIT革命とも呼ばれる成長分野を推し進めている。


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