Vol.2 白石新×中村あきら対談「自分を満たしながら、男性の人生の転機を狙え!」

2000人を超える女性にカウンセリングを行い、「女性性」と「自分らしさ」の解放をするスペシャリスト白石新さん。自身も30代後半で幸せな結婚をした経験と、女性カウンセリングで見えている現代女性の深い悩みから「現代女性の本当の幸せ」を説く。今回は、中村あきらと「parcy’s」講演会やメルマガでタッグを組み、結婚・出産・お金で悩む女性の人生を変える手伝いを行う。
Vol.1「女性は男性のことを本当に理解することは不可能だという前提を持って育てる!」はこちら

自分を満たすと一緒に成長できる男性が誰かわかる!

白石新×中村あきら対談

あきら このAKIRA DRIVEでは、parcy’sプログラムについて紹介しています。25~45歳くらいの女性がとても多いメディアです。なぜ女性が多いかというと、結婚できない、あるいはどんな男性を選べばいいのかわからないというテーマに興味を持ってくれている女性が多いからですね。今日は、なぜ結婚できないのかをぼくとあらたさんの見解をお話ししたいなと思います。まず、ぼくの考え方として、parcy’sプログラムで語っているのは、成功する男性がわからない女性が多いという点です。おそらく成功した男性しか見えていなくて、そうした人を基準にして相手を探しているんですよね。

ぼくが伝えているのは、すでに成功している人ではなく、これから成功する人を見つけて、一緒に成功していきましょう、というものです。なぜなら結婚はゴールではないからです。結婚した後も一緒にどうやってお金を稼ぐか話し合っていく必要があるし、結婚した後も一緒に成長して行く必要もあるんですよ。結婚する時点でスタートなんです。だから、まずは一緒にお金を稼いだり、成長できたりする人を探すのが先決なんですよね。

中村あきら×白石新対談・インタビュー

白石 そうですね。これから一緒に成長していける人を見つけるという点はぼくも同じように考えています。たまに育てるのに疲れてしまったという悩みを耳にします。女性としては、いろいろなものをあげたり、教えたり、世界を一緒に見ることができたり、その時はいいけど、そうした過程を繰り返すうちに、疲れてしまうらしいのです。なぜそのようなことが起こるのかというと、女性は自分に足りない部分を相手に埋めてもらおうと期待してしまう気持ちのが根底にあるからです。自分に足りないところを男性に埋めてもらうために、ケアをするという、打算的な考えがあるようなのですね。そういうことではなくて、自分が自立して満たされているのであれば、一緒に成長していけるのではないかと思うのですよね。

あきら 自分を満たすということはどういうことですか?

白石 実際に、数々の恋愛を経験してきたモテる女性でも、だめんずウォーカーのように最終的に自分がボロボロになって終わってしまったという人っているんですよ。どうしてもダメな人をつかまえてしまって、いくら奉仕して相手に合わせても、相手はどんどん増長してわがままになり、自分がボロボロになったところで、相手とお別れするというケースです。

あきら 確かにいますね。そういう人。

白石新・対談インタビュー

白石 これは、自分がそういう扱いを受けることを許してしまっている点に問題がありますね。自分を大切にすればそのような関係は解消されていくはずですし、大事にしてくれる人が現れる可能性もあります。以前、ぼくのところに来てくれたクライアントさんで、恋愛でボロボロになっていた女性がいました。個人セッションで自分を大切にすることを実感してもらったまさにその日、たまたま飲み会で知り合った人と出会って半年後くらいに結婚が決まったそうです。ですから、自分を満たしていくということがキーワードではないでしょうか。それも相手に満たしてもらうのではなく、自分で自分を満たしていくのです。

あきら 「育てる」という感覚は、ぼくもは違和感を覚えます。育てるというと、上の人が下の人を育てるという、上から目線の印象がありますよね。それで成功してしまうと、パートナーの成功要因が「育てられた」ことになってしまいまた違う育ててくれる人を探す、という風になるのですよね。そのような上下関係ではなくて、一緒に成長できてよかったねという気持ちを持って接しなければいけない。あくまで対等な関係で、結婚後も一緒に成長しようとすることが大事です。

中村あきら×白石新インタビュー

白石 上下関係をつくらない点で言えば、今は社会情勢として女性の社会進出が進んでいますが、経済の仕組みは男性がつくったものですから、その中で女性は男性がつくった仕組みを活用して「男性性(男らしさ)」を発揮して仕事で成功していかなければいけないと思うのです。

例えば、AKBなどのアイドルグループですら弱肉強食の世界ですし、婚活や恋活の現場でも上下関係や勝ち負けを意識しなければならない。これは男性的な価値観の活用を強いられていると思いますね。ただ、男性スイッチが入ったまま男性とコミュニケーションをとっていると、やはり上下関係のマウンティング争いになりがちです。今の社会情勢でお金を稼いでいかなければいけないのですから、男性スイッチが入ることは拒否できない。ただ、時として男性スイッチの切り方を覚えておくと、対等な関係をつくりやすいのではないでしょうか。

成功する男性と出会うためには、その男性の人生の転機を狙え!

中村あきら×白石新対談

あきら あと、出会いについて。どうすれば出会えると思いますか?

白石 先程説明したように、自分に足らないものを満たそうとする目的で狩りに出るような感じだと、たとえその時は満たされたとしても、すぐにお腹が減ってきてまた探しに出ようとする、という繰り返しになってしまうと思うのです。ですが、自分から探していくばかりでは悪循環に陥ります。例えば、趣味や仕事で一人でいても満たされて、毎日楽しそうに過ごしていると、それが自分の魅力となって周りに伝わり、男性から素敵だなと思われるのです。自分から探さなくても向こうからやってきてくれますよ。

あきら ぼく自身は20代で独立していて、今成功していた人は学生の頃からずっと見ていますが、成功している人のプロセスはだいたい2パターンしかありません。がっつり家に引きこもってパソコンと向き合いガツガツ作業を進める人。もうひとつは、経営者などが参加する飲み会に参加して、コミュニケーションをとりつつ引き上げてもらう人です。

これから成功する人たちを見極めるためにも、まずは出会うことが大事ですね。家でカタカタと作業をしている時は、女性のことを考えていないものですし、飲み会での相手は先輩などの上の人が多いですよね。その人たちは成功したあと女性に興味を持てるのであって、成功する前は興味がないですね。そうした成功する前の男性が狙い目ですね。

白石新さん対談・インタビュー

白石 メルマガの中でも語っていますが、男性との出会いは株に似ています。下がっている時に買うのです。仕事に集中してがんばっているとき、何かに失敗して落ち込んでいるときに一緒にいてくれる人がいたら、その人を大事にしたいと男性は思うものです。

あきら ぼくがおすすめする時期は、就職・転職活動をするときです。一番いいのは25歳くらいで転職を考え始める頃ですよね。次のステップへ踏み出すときなど、節目節目を抑えるのがポイントです。
その人の人生の転機がポイントです。結局のところ、タイミングを制する人が結婚を制するのですよ。人事が行う「採用」と同じです。自分を一流の採用担当者だと思うぐらいがちょうどいい。

白石新×中村あきら対談

白石 その時期って、本当に男性として価値が試されていますよね。25歳の転職を一番すすめているのはなぜですか。

あきら 男性って25歳ぐらいからやっと稼ごうって思うんですよ。それまではお金よりも経験を取るんです。将来のために。でも、25歳ぐらいから何か結果を出さないとって思うんです。まさにこれから成功していこうとするところだし、30くらいになるといろいろなことが見えてしまいますよね。親のこと、女性のこと、仕事のこと。でも、この25歳のこの時期ってそういうのは分からない。でも結果を出したいと思ってる。その支えがほしいと思う時期なんですよ。男性の環境が変わるときにガサッと行くのがポイントです。

白石 才能のある男性を射止めている女性は、やはりそのくらいの時期に結婚している人多いですね。例えば、学生時代は普通の友達だったけれど、社会人になって状況が変化しているときに恋愛に発展してお互いにアドバイスをしたり支え合ったりしてコミュニケーションをとっていく。そこでだんだんカタチになってきたというタイミングでゴールインする、という人も多いのですよ。それを逃したら30代後半とか、男性がいろいろやりきったタイミングがいいんじゃないかと思います。

中村あきら×白石新さん対談

あきら 男性が結婚を意識する時、物理的にも精神的にも支えが欲しい、子どもが欲しいという理由になります。だいたいこの2つくらいしかありませんね。それ以外なら結婚せずに、彼女のままでいい、となりますから。そこのニーズが一番現れるときが仕事の転機とか次のステップを意識しているときなんですよ。

白石 そのときによく女性に勘違いされがちなのは、支えることを「干渉する」というふうに勘違いしてしまうことです。「これはこうだ、あれがやりたい、これがやりたい、ここに一緒に行こう」などと過干渉になると逆に男性は自分の殻にどんどん閉じこもってしまうようになります。

白石新さん対談・インタビュー

干渉するのではなく、支えるのです。疲れた時にお茶とおにぎりをそっと置いてくれるような優しさにホッとするし、やっぱりこの子がいいなぁって思うものです。「あれはどう?これはどう?こんな本があったよ!こうしたらいいんじゃない?」とか、女性がまるでアドバイザーのようになってしまうと、「それは男社会だけで十分間に合ってますから」という感じになります。

あきら 確かに、女性にやってほしいことと言えば、アドバイスしてもらうのではなくて、ご飯をつくってもらったり、精神的に信じてもらったり、仕事で挑戦してみてダメだったときに抱きしめてもらうとか。そういうことではないかなとぼくも思いますね。

Vol.2 白石新×中村あきら対談「自分を満たしながら、男性の人生の転機を狙え!」

次回は、「Vol.3 ぼくらが提案する「あげまん女性」の人生プランはこれだ!」をお届けします。

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