アフィリエイトサイト売却(バイアウト)の方法!メリット・デメリットから契約書と税金まで


今、アフィリエイトサイトの売買(M&A)がとても人気なことはご存知だろうか。
ぼくもIT企業を経営してたり、バイアウトコンサルティングをしている中で、様々なアフィリエイターの友人やサイト売買のオーナーとよく知り合う機会が多い。
その中で今、最も人気なのアフィリエイトの売買(M&A)だ。

「新しい事業始めたいけど、今運営してるアフィリエイトサイトどうすればいいのか迷っている」
「私のアフィリエイトサイト、これ以上大きくなると一人じゃできない」

という悩みを抱えているアフィリエイトサイトオーナーのあなた。

そのアフィリエイトサイトを売却するという選択肢を考えてみたらいかがだろうか。
今日はアフィリエイトサイト売却(バイアウト)の方法や流れ、気になる税金や相場についても紹介する。

運営に行き詰っている、今後の進退について悩んでいるアフィリエイトサイトオーナーへの新たな展望になればこんなに嬉しいことはない。

この記事の目次



その1.アフィリエイトサイト売買(M&A)って何?

アフィリエイトサイト売買(M&A)とは?意味について

サイト売却(バイアウト)とは、何らかの理由により、企業または個人が持つウェブサイトを売却することである。

会社が抱える事業や資産の全て、またはその一部を売却するのが事業売却だ。
ウェブサイトを売却するのは事業売却の一つの方法だ。

売買の対象がウェブサイトになるものについて、一般的にはウェブサイト売買(サイトM&A)と呼ばれている。アフィリエイトサイト売買(M&A)は、このウェブサイトがアフィリエイトに特化している売買のことを指す。

その2. 近年活発になっているアフィリエイトサイトの売買(M&A)

矢野経済研究所アフィリエイト広告の市場規模

矢野経済研究所の調査結果によると、アフィリエイト広告の市場は2016年2,006億5,000万円、2020年までに市場規模は3,500億円まで拡大すると予測されている。

アフィリエイトが効果の高いマーケティング手法であることの認知度が高まり、様々なタイプのASP(アプリケーションソフト等をネットワーク経由で提供するプロバイダ)が生まれ業績を伸ばしている。

このようにアフィリエイト広告が活発になるにつれ、アフィリエイター、アフィリエイトサイトの数も年々増えている。

また、働き方の多様性などによって、場所や時間に縛られずに収入を得ることができるというアフィリエイターとしての働き方も人気のひとつだ。

しかしながら、アフィリエイトサイトのSEOやトレンドに依存する傾向、また複数のサイトを運営しているアフィリエイターも少なくない。
そのため今後の集客に対する不安や、新しいサイトに集中したいなどの理由から、今まで運営してきたサイトを売却したいというニーズも高まっている。

その3. アフィリエイトサイトの相場は?

アフィリエイトサイト売買金額は月の確定報酬金額の12ヶ月から18ヶ月分が相場となっており、例えば毎月100万円の確定報酬があるアフィリエイトサイトだったら、おおよそ1200万円から1800万円で売却することができる。

一般的にウェブサイトはそのウェブサイトの毎月の利益12ヶ月〜36ヶ月くらいが売買しやすいとされている。また、ウェブサイトの価格の判断基準としては、収益性、PV数やアクセス数、会員数、ページランク、ドメイン名などがある。

いくらぐらいから売却できるのか

では、どのくらいの規模のアフィリエイトサイトから売却可能なのか。
ぼくが紹介された案件で、一番低かったアフィリエイトサイトの確定報酬は月10万円
大体200万円前後で売りに出されていた。

何に価値を感じるかは買収者次第なので、ぜひぼくがコンサルティングサービスを務める「M&A事業診断・査定サービス」に出してみてほしい。買い手とのマッチングができる。

その4.アフィリエイトサイトの売却のメリット

①短期でまとまったお金が入る

アフィリエイトサイトを作っていて、天井を迎えたと感じることはないだろうか。
そんな時はバイアウト(売却)して短期的にお金を変えよう。
その資金を使って同じ方法で新しいサイトを構築したり、その経験でもっと大きな市場を狙うことができるだろう。

②複数サイトをまとめて売って、特定のアフィリエイト市場に集中することができる

多くのアフィリエイターは、複数のアフィリエイトサイトを運営している場合が多い。
その中で特定の市場に特化した方がさらに報酬や収入を伸ばせると思ったことはないだろうか。
収益は出ているが、自分の得意な市場でないものをバイアウト(売却)して自分の市場に集中しよう!

③自分の力量でできない天井をむかえたサイトを大きくしてもらえる

アフィリエイターはどうしても個人が圧倒的に多い。
しかも個人でも一人単位での運営が多い。多くても夫婦や数人規模だ。

長年アフィリエイトサイトを運営していると、「この規模が自分の天井だな」というのが理解できるようになる。その天井をむかえたサイトをバイアウト(売却)すればさらにうまいアフィリエイト運営をすることができる。

④新しいキャリア・人脈が手にはいる

アフィリエイトサイトをやっていた時は、個人のつながりが主だっただろう。
しかし、売却となると企業の人との関わりが増える。弁護士や公認会計士さんなどの専門家との出会いも同じだ。

売却するウェブサイト探しをしている最中も企業と話すし、売却した後も引き継ぎにおいて深い接点を持てるだろう。尊敬する経営者や会社に売ったり、その会社の子会社部門や、新規事業のリーダーとして一緒に組んで大きくすることもできる。

⑤一度バイアウト(売却)すると、どんなサイトが高く売れるかわかり、次はバイアウト目的にアフィリエイトサイトが作れる。

一度、バイアウト(売却)を経験すると、新しいサイトを作る時もどんなサイトが高く売れるのかを念頭に作ることができる。
利益が思ったよりも伸びなかったサイトなど、売りに出すという新たな選択肢を持つこともできるのだ。

⑥バイアウトしたという経験は、次の事業の新しい実績になる

例えば、投資家たちは小さな額や規模でも、一度イグジットしたという経営者をとても重宝する。
もし次の事業で投資を受けたかったら、グッと投資を受けやすくなるだろう。

※イグジットとは:イグジット(exit:出口)。経営者やファンドなどが投資した資金を回収するという意味。ここでは、事業を買い手側へ譲渡し、経営から離れるといった出口的な意味を持つ。

その5.アフィリエイトサイトの売却のデメリット

①ストック型の事業を手放してしまうことになる

アフィリエイトは自然にお金が入ってくるストック型の事業だ。言い方は悪いが、放っておいても収益が上がる事業である。

それを売るということは定期的に収益が上がるという安定を手放すということになる。
せっかく作った収入源を手放すことは精神的にも不安になるところだ。

②個人や会社で締結してある契約は引き継げない

基本的にサイト売買では、個人や会社で締結している契約は引き継げないことになっている。
運営者が変わると契約も結びなおさなければならなくなるため、契約内容が今までより不利な条件になることも考えられる。

アフィリエイトサイトでも、前運営者がもらえていた特別単価をもらえなくなったりするリスクもある。
しっかりとASP会社と確認をしよう。

③引き継ぎの期間、企業と関わるという面倒な作業が発生する

自由なアフィリエイターにとって企業と関わらなければいけないというの面倒だ。
しかもうまく引き継ぎができなかったら、変なトラブルを舞い込んでしまう可能性もある。

そうならないようにするためには、きっちりと契約書などで細かく引き継ぎの方法などを設定することだ。

④競業禁止義務において少なからず制限がかかる

バイアウトした後、すぐに全く同じサイトを作られたら企業側もたまったものではない。そうならないため、契約書に競業禁止義務を設定し、同じサイトをつくることを禁止される可能性がある。

しかし、これは売却先の会社によっても設定が様々なものだ。ある会社は同じ市場では絶対ダメ!という会社もあれば、同じ市場は大丈夫でも同じ商品はダメなど許容範囲がバラバラだ。
これは会社を選べばある程度解決できる問題でもある。

その6.アフィリエイトサイトを買いたい人(サイト買収会社)はなぜ買いたいのか?

アフィリエイトサイトはオウンドメディアになる!

①アフィリエイトサイトは買うと節税になる。

「利益が出すぎてしまった!」「このままでは多額の税金を払わなければいけない。」とは嬉しい悲鳴だが、
日本は法人実効税率35.64%なので、1億円の利益が出たら3,564万円の税金を支払う義務が出てくる。
その義務を少しでも抑える、税金を他の事業投資に使うための施策が節税だ。

ここで、節税だけではなく投資の効果も期待できるウェブサイトの買収という節税手段が出てくるのだ。
一口にウェブサイトの買収と言っても、ウェブサイトの種類はいくつかある。
その中でもアフィリエイトサイトは、ログイン機能がないため、全額その期に広告費に計上することができるのだ。

他のウェブサービスやECサイトだと、税法上ソフトウェアと振り分けられ、減価償却費として5年計上になる。つまりアフィリエイトサイトの方が節税効果が高いサイト売買になるのだ。

アフィリエイトサイト買収についてはこちらの記事に詳しく載っているので一読してほしい。

②アフィリエイトサイトは自社のオウンドメディアになる

アフィリエイトサイトは、その性質上、企業のオウンドメディアとなりうる。
オウンドメディアとは、企業が自社で所有する集客サイトや、自社のキャンペーンなどを行うメディアのことだ。

アフィリエイトサイトは、顧客に有益な情報を発信している場合が多く、かつ顧客と初めての接点になる場合が多い。
それを自社で保有すれば、さらに多くの顧客とつながれると考えられるのだ。

その7.アフィリエイトサイト売却の契約書でチェックしておきたい項目

アフィリエイトサイト売却の契約書でチェックしておきたい項目

①譲渡対象物をしっかり明記

ドメインや広告主など、何が譲渡対象となるかを明記しよう
アフィリエイトサイトの場合、ASPに聞くと良い。そのサイトに関わる広告実績だけを違うアカウント名義に変更することも可能だ。

②引継期間と方法の明記

引継期間を明記しておかないと、企業の担当者から際限なく質問がくることになる。引継の方法もメールなのか、対面で実施するのか、電話会議なのかも決めておきたい。その条件によって引継に関する手間が全く変わってくるからだ。

③競合禁止義務について

競合禁止とは、簡単にいえば「同じようなサイトを作らないでください。」という買収側との約束事だ。サイトを売却したすぐ後に、似たようなサイトを作ると、買収側にとって分が悪いスタートを切ることになる。
そういう諍いを防ぐため以下のような文言が契約書に入ることがあるので、注意が必要だ。

「甲は、直接または間接的に(関連会社を通じて行う場合も含む)譲渡基準日から2年間は、本件事業を営んではならない。」

これをどの程度制限するのか、どのくらいの期間設定するのかをきちんと決めておこう。
この話し合いであなたの次のサイト構想が全く変わってくるはずだ。

詳しくは、「サイト売買契約書雛形無料ダウンロード付き!弁護士とチェックすべき大事な項目!」に書いてあるので、確認してほしい。

8. アフィリエイトサイトを売却した時の税金は?

アフィリエイトサイトを売却した時の税金は?

法人の場合

売却益はそのまま利益計上され、その期の他の会社の利益とともに計上され、会社全体で利益が出ればそこから法人税を払うという流れだ。

個人の場合

個人で売却した場合は、譲渡代金に所得税がかかる。どのくらいの所得税がかかるのか気になるところだと思う。

<M&Aの税理士さんに聞いてみた!>
所得税には10種類の所得の種類があります。その一つが譲渡所得
アイフィリエイトサイト売却益はこの譲渡所得にあたります。
実はこの所得は一番難しく、税理士でも一歩間違えれば納税額を間違えてしまうものなんです。この譲渡所得には長短があり、保有してから5年超か否かで判断されます。
短いものは税率が高く、長いものは低くなる仕組みになっています。

これをサイトに当てはめると、サイト開発から完成までは保有期間には含まれるか否かは判例によるが、運営開始から5年超かどうかで所得税の中の譲渡所得において、所得の計算がなされ、その他の所得と年末に合算して所得税率を乗じて所得税の金額を算出する。

所有期間が5年超の場合は長期譲渡所得、所有期間が5年以内のものは短期譲渡所得となり、税額に大きな差が出る。

例えば、売却額1000万円、譲渡費用0円の場合で見てみよう。
この場合の保有期間はドメインを取得してからの期間だと捉えれば大丈夫だ。

◯長期譲渡所得(所有期間5年超)

課税対象額=(売却額-特別控除50万円)×50%(二分の一課税)
ということで、課税対象額は(1000万円-50万円)×50%=475万円
最終的な課税額は、国税庁タックスアンサーの所得税率より、
課税所得税額=475万円×税率20%-控除額33万円=62万円

◯短期譲渡所得(所有期間5年以内)

課税対象額=売却額-特別控除50万円
ということで、課税対象額は、1000万円-50万円=950万円
最終的な課税額は、国税庁タックスアンサーの所得税率より、
課税所得税額=950万円×税率30%-控除額123万円=162万円

このように、ドメインを取得しての所有期間が5年超か、5年以内かによってここまで大きな差が出る。
したがって、理想は5年運営した後のアフィリエイトサイトバイアウト(売却)だ。

しかし、アフィリエイトサイトを5年も持っているというのはほとんどいないだろう。
なので所得税は、短期譲渡所得の額というのを見越してバイアウト(売却)の判断をすることをおすすめする。

法人での売却と個人での売却ではどちらが節税になるか?

例えば法人で売却する場合、すべてが売却利益になると想定すると、その売却利益の法人税+その利益の中から支払われた役員報酬による所得税で、税金の支払い額は法人でサイト売却(バイアウト)した場合の方が多くなる。

しかし、その法人が売却してもなお、当期が赤字だった場合、法人税の支払いはない。その場合は管理のしやすさという面でも法人の方がオススメだろう。

どちらにせよ、税金のスペシャリストである税理士にゆっくり相談するのが一番だ。

9. ヤフオクなどでもアフィリエイトサイトが売却できるの?

ぼくはやったことはないが、ヤフオクなどでも手軽に売買できるようだ。
この場合は低額の数万円〜数十万円の低額なバイアウトが主要な取引だろう。数百万円以上の場合は必要に応じて専門家に相談するなど、後で困ったことにならないよう心がけよう。

小額な取引だと言っても、後々の言った言ってないのトラブルになることはよくあるので、事前にきっちりと契約書を交えておこう。ぼくが使っている契約書をそのまま参考にしてもいい。
とにかくトラブルが多いのがウェブサイト売買(M&A)だ。念には念を入れて、きっちりと対応しよう。

10. アフィリエイトサイト売却は今後どんどん増えていく!選択肢の一つとして持っておこう!

中村あきら「経営を自由に」

数多くの友人のアフィリエイターや、ウェブサイト買収(M&A)をやっている経営者とよく会うが
どんどんアフィリエイトサイトの売買が活発になっている。
あなたもぜひ自分のアフィリエイトサイトを売るという選択肢を持とう。

アフィリエイトはその性質上、SEO検索エンジンに集客を頼っている場合が多い。
ぼくがIT企業を経営している9年間で、検索エンジンのルールはとにかく大きく様変わりした。

そんな将来の不安を抱きながら一つのサイトに固執するよりも、キャッシュに変えて手放し、
新しいサイトを作り続ける方がよほど生産的だと今の時代感じている。

その方が安定する時代だ。

ぜひバイアウトという選択肢を持って、あなたの事業がさらに大きな事業として花開くように願っている。

11. アフィリエイトサイト売却(バイアウト)コンサルティングはこちら!

「アフィリエイトサイトをどこに売れば高く買ってもらえる?」「どういう体制を整えれば売却(バイアウト)しやすくなるの?」など、あなたが築き上げたアフィリエイトサイトをいい条件で売却(バイアウト)するために質問は尽きないと思う。

【中村あきらコンサルティング】バイアウト(事業売却)を目的に事業を構築!

ぼくの今までの経験と人脈から、あなたのサイトの査定、売却するためのアドバイスもすることが可能だ。

売却するまでいかずとも、第三者の目から見てもっと伸ばせる見込みがある場合もあるし、売却した方がいいという場合もある。また、新しいキャリアや人脈を築くための良い提案もできると思う。

アフィリエイトサイトの運用に悩む前に、まずは気軽に相談してほしい。


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中村 あきら

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