【書評】アダルトサイトのビジネスモデルとは?『アダルトサイトの経済学』沢田高士著

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結局のところビジネスとは人の本能に訴えかけられるかどうかだ。

 

『アダルトサイトの経済学』沢田 高士著(幻冬舎)を読んだ。

今までアダルトサイトはどんなビジネスモデルなのかと興味があった。
この本はその疑問に答えてくれる。

ネットビジネスをやっていて感じることだが、結局売れる商品やサービスというのは人間の本能に刺激を与えたものだっていうことだ。

男性だったら、ハゲ・デブ・モテる・健康などのカテゴリーが一番売れる。
女性だったら、きれい・美容・ダイエット・結婚などのカテゴリーだ。

アダルトサイトとはその最たるものだ。
だからこそ、そのビジネスモデルには、どんなビジネスにも応用できるエッセンスが詰まってる。

ではいってみよう。

アダルトサイトのビジネスモデル

まずアダルトサイトには、有料アダルトサイトと無料アダルトサイトがある。

有料なのは、「カリビアンコム」や「DMM」などの月額金を払うモデルが主流だ。
無料なのは、個人の無料ブログだったりアダルト検索サイトがある。

アダルトサイトのビジネスモデルは、無料ブログがアクセスを集め、無料ブログが有料サイトに紹介するという構図で成り立っている。

アダルトサイトのビジネスモデルアダルトサイトのビジネスモデルの図

有料サイトは紹介してくれた無料サイトに報酬を払うことで経済が成り立っている。
これをアダルト・アフィリエイトっていうんだ。

アダルト・アフェリエイトは他のアフィリエイトよりも儲かる!?

アダルトアフィリエイトは他のアフィリエイトよりも儲かる。

例えば
・アマゾン(Amazonアソシエイト)・・・売上の3%
・楽天(楽天アフィリエイト)・・・売上の1%
・ヤフー(Yahoo!アフィリエイト)・・・売上の1%
だ。

アフィリエイト報酬が1%だと1000円売れても10円しか入ってこない。
1万円の収入を得るためには、100万円の売上が必要なんだ。

これに比べてアダルトアフィリエイトは、

・カリビアンコム(会員制動画配信サービス)・・・月額売上の42%
・一本道(会員制動画配信サービス)・・・月額売上の34%
・パコパコママ(会員制動画配信サービス)・・・月額売上の34%
・APEX(有料ダウンロードサービス)・・・一本の売上の15%~35%
・DMM(有料ダウンロードサービス)・・・一本の売上の35%

売上の3分の1は、アフィリエイト紹介料として支払われる。
100万円売上たら42万円も入ってくる。かたや1万円、かたや42万円だ。

アフィリエイトで稼ぐためには、アフィリエイト報酬の比率というのはすごく大事だ。
著者も一般のアフィリエイトでもアダルトアフィリエイトでも10万円の売上を上げる手間はほとんど差がないと言い切っている。

さらにやばい!継続報酬の魅力

標準的なアフィリエイトは、一つの商品を紹介して買ってもらったらそれっきりだ。
しかし、アダルトアフィリエイトでは「継続報酬」というものがある。

月額サービスなので、紹介した会員が継続すればするほど毎月収入が入ってくるのだ。

以前の記事で、ビジネスモデルの安定度の話をした。
固定収入が入れば入るほど、ビジネスは安定するのだ。

これはすごく魅力的で、アフィリエイトをやった人がいたらすごくわかる特徴だ。
アフィリエイトでの継続報酬があるサービスはアフィリエイターにとっても魅力的なのだ。

アダルトサイトの今後のチャンス

世界のオンラインポルノの市場規模は約4000億円(米国調査会社「Online MBA」調べ)だそうだ。
その中でも国内アダルトサイトの市場規模は840億円だ。

国内風俗産業全体は5兆7000億円の市場なので、市場規模のネット化率は1.7%。
国内のネット化率の平均は約4%なので、今後まだ2倍以上の伸びが期待できる市場だ。

高齢化により風俗市場全体は縮小していくだろうが、草食系な若者たちはリアル店舗よりもどんどんアダルトサイトを使っていくだろう。

市場全体が伸びてるので、新しいテクノロジーやサービスができたらすごくチャンスがある市場だ。
新しいビジネスモデルを持ったスタートアップがこの業界でも生まれないかワクワクしてる。

この業界を変えたら、まさしく日本を変えたことになるね。

あなたの商品は人間の本能を刺激しているか?

結局のところビジネスとは、人間の本能を刺激できたかどうか。

あなたの商品は人間の本能を刺激しているだろうか。

ぼくの一人暮らしインテリアのZIPANGs(ジパング)では、男性向けにモテる部屋コーディネートがある。
これも人気の商品の一つだ。

家具という商品に、「モテる」要素を入れたのだ。

アダルトサイトとは言わずも、あなたの売っている商品をもっとお客さんの本能に訴えかけたら商品はもっと売れるはずだ。

あなたの業界は人間の本能を刺激しているか?

あなたの業界は人間の本能を刺激しているだろうか。

例えば、シリコンバレーではエンジニアはすごくモテる。企業にも引っ張りだこだし、シリコンバレーでエンジニアをしているってだけでモテるんだ。かたや日本ではエンジニアをしてるって言ってもモテない。
だから人数が少なくなる。

逆に日本では広告業界がモテる。だから優秀な人材が集まる。

結局のところ人はモテたいんだ。

あなたの業界イメージ、働いている人をモテるブランドに変えよう。
そしたらどんどん人材が集まって来るはずだ。

この本も面白かった!

世界経済に与える影響、そのセックス産業の驚愕の収益システム、さらにはそこで働く女性たちの収支バランスなど、世界規模で膨張し続けるセックス産業のマネーの流れと実態を、気鋭のエコノミストが分析する。

といってもただの経済分析ではない。たとえば、デリヘルの市場規模 ( 2兆4000億円 ) は島根県の経済規模に匹敵し、ファッションヘルス+イメクラの市場規模 ( 6780億円 ) は2006年度ODA関係予算に迫り、ピンサロの市場規模 ( 6457 億円 ) は2006年度地方交付金予算を上回ってしまうなど。

面白い切り口から経済を語ってくれる。

あなたの商品やサービスにも本能を刺激する要素を取り入れよう!

本能に訴えかけることができるサービスや商品を作れたら、それは必ず儲かる。

人はものを買うのは理性ではなく、感性だからだ。
商品を感性で惹かれたら、理性で買う理由を探してしまうものだ。

ぜひあなたの商品やサービスにも、本能に訴えかける要素をプラスしよう!

売上が劇的に変わるはずだ。

 


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中村 あきら

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