Acqui-hire(アクハイヤー)とは

シリコンバレー用語集

Acqui-hire(アクハイヤー)とは、企業買収により優秀なスタッフを獲得すること。
英語のacquire(買収する)とhire(雇用する)の造語である。
IT企業の多いシリコンバレーでこの言葉が使われるようになった。

Acqui-hire(アクハイヤー)の特徴

シリコンバレーでは、フェイスブックなどのようにサービス提供に成功して新規上場することを目指している企業が少なくない。
しかし、大成功するのはわずかな一握りの企業だけである。
成功しなかったからといって、その企業に所属していた個々の人間の能力が低かったというわけではない。
スタートアップの企業には、画期的なアイデアをもつCEOや優秀な技能をもつエンジニアが多数所属している場合が多い。

そのため大企業は、まだ買収価格が安いうちに、それらの企業を買収するという傾向がある。
展開していたサービスを買い取るというよりも、そのサービスを開発した人材を雇用する、という意味あいのほうが強い場合もある。
それまで行っていたサービスは、採算性がとれるものであれば、もちろん継続される。
マイクロソフトやグーグルのような大企業は、これまで数多くのスタートアップ企業を買収してきた。
だが、人材確保が目的である場合、買収された企業が行っていたサービスはバイアウト(事業売却)されたり、中止されることがある。

Acqui-hire(アクハイヤー)が起こる背景

どのような企業でも、優秀な人材というのは、喉から手がでるほど欲しいものである。
近年、スマートフォンやタブレット端末の爆発的な普及により、オンラインショッピングやオンラインゲームなどをパソコン以外で楽しむユーザーが多くなっている。
シリコンバレーのIT企業の多くは、急速に展開されるこの状況に対処できる優秀な人材を求めている。
人材をいちから育てるためには、時間と経費が必要となるし、思い通りに育ってくれない場合もある。
だが、スタートアップ企業には、最先端の技術を理解できる優秀な人材があふれている。

シリコンバレーでアクハイヤーという言葉が生まれたのも、最先端の技術を有するIT企業が数多くひしめく場所ならではのこと、だったのだろう。


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