祝3周年 会社が3周年を迎えました

本日2月2日をもちまして、
ぼくが経営している株式会社は4年目を迎えることができました。
独立してからだと6年です。

100人起業したら、3年で60人、5年で80人がつぶれるという中、
無事会社設立3年、独立6年続いたということはすごく嬉しい。

特に去年は、倒産の危機や組織の解体などあって
世間で言う会社を3年続くことがいかに難しいかというニュアンスを
肌で感じることができました。

まさに去年のこの時期、
色んな人に多大に迷惑をかけてる時期で
2周年おめでとうって言えるような状態でもなかった。

そういうこともあって、
今この瞬間に「3周年おめでとう」といえるのは
とてもありがたいことだなと思うわけです。

これからの会社はどういう風になっていくか
ぼくにも分かりません。

でも楽しいことを選択していく会社であり続けたいなと思います。
そのためにはぼくが楽しいことを選択し続けていかなければなりません。

1年前の失敗の最大の原因は、ぼくが楽しいと思うことを
選択できなかったからだと思っています。

それはみんなの期待に応えたかったのと、
途中でやめることによる巻き込んだ人たちへの申し訳なさが
ぼくは心の声を無視することになってしまったと、今は思います。

その結果、内側で満たされない欲求を
外側の現実や無理な変化で埋めようとしてしまい、
崩壊を招いてしまった。

もちろん何が起こっているかまったく気づかなったというわけではありませんでした。
ただ、だれもが抱く感情にからめとられていたと思います。
良い経営者でありたかった。
社員みんなの人生に責任をもちたかった。
自分よりも周りを優先してしまった。
皮肉にもそれが、心の崩壊になり、組織の崩壊につながってしまった。
ぼくのいたらなさで30名の社員とその家族の進路まで変えてしまったことに
自責の念を感じた。
それが取り返しのつかないことではないと願いたいが、
おそらく誰もが予測もしてなかったことではあったと思う。
いや、予測もしてなかったわけではないかもしれない。
崩壊する前にはもう、ぼくは疲れ果て、笑顔を見せることはほとんどなかったから。

 

4年目を迎えて伝えたいことがあるとしたら、
自分自身の人生に責任を持てるのは、自分だけだということ。
もしこれを見ている人で社員や部下や
世話している仲間がいる人がいるかもしれない。
彼らの希望や夢は、自分の人生に影響を与えたり重なったりするかもしれない。
彼らの夢や成長のために自分ががんばってはいけない理由はない。
でも、自分に起こっているものは自分だけのものだ。
それを何よりも大切にしてほしい。

もし、ぼくみたいに事態が本当に悪くなってしまったら、
それは、逃げないこと、隠れないこと。
がまんして、自分が恐れているあらゆる面にきちんと立ち向かうこと。
そしてじっとしているように努めること。
何をしても悪くなる一方だと思うけど、
それは同時に、あとはよくなるしかないということ。
破壊の後は、創造が待っているのだということ。

時間はかかるかもしれない、
でももっとも深刻な問題にも終わりはあるし、
自分がとる選択は無限だということがきっとわかるはず。

全ては起こるべくして起こるのだと、
ぼくにも分かりかけてきた。

 

ここまで来るまでに、色々な人に助けてもらいました。

夢見がちで、空想に浸るとすぐフワフワ思考が飛んで行ってしまうぼくを
ちゃんと地に足をつけてくれ、ぼくと世界をつなぎとめてくれる人たち。
すぐ自分の世界に入ってしまい、他人とのコミュニケーションが稚拙なぼくを
ちゃんと通訳してくれ、まわりの人々とぼくをつなぎとめてくれる人たち。

これまでも、そしていまも、
ぼくの人生に最も大きな影響を与えてくれたのはそんな人たちだ、
と思うわけです。

そんな人たちに感謝しています。
これからもうちの会社をどうぞよろしくお願いします。



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